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・キャラ崩壊あるかも

・誤字脱字あるかも

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・レイマシュ&オタマシュ



「レインってほんとマッシュくんのこと好きだよねぇ〜」


「…あ゛?」


レインの友達であるマックスがレインに笑いながら言った。


「…なぜそう思った?」


「え、だって、マッシュくんと話してる時いつもより楽しそうだから…」


マックスは当たり前のことを言うように言った。

レインは顔を顰める。


「…あれ、もしかしてちがった?」


「…言われてみれば、そうかもな。」


レインの意外な返答にマックスは驚きを隠せずあわあわする。

レイン…もしかして…

マックスはひとつの可能性を思い浮かべる。



「それはLoveの方?」



レインは持っていた紙をぐしゃっ、と潰す。

レインはゆっくりマックスの方を見て言った。


「…………なぜそう思った…」


「な、なんとなくだけど…もしかして当たってた…?」


レインはその言葉を聞いて、また紙をぐしゃっ、と潰す。

ま、まさかのそっちの好きなのーー?!

マックスはまたあわあわする。


「お、おれ、応援するよ。」


「まだ何も言っていない…」


レインは無言の圧をかける。

その時、外から聞き覚えのある声がしてきた。


「ま、まってフィンくん。まだ作りかけのシュークリームが…」


「いや今そんな時間ないよッ!寮に帰らないといけない時間!!」


外からはレインの弟、フィン・エイムズと、マッシュ・バーンデットの話し声が聞こえてきた。


「お、噂をすれば…」


マックスは窓から外にいるフィンとマッシュを眺める。

レインも、マックスの隣に来て2人を眺める。


「……」


レインはマッシュを眺めて、ぼーっ、としていた。


「…レイン?」


「…」


「レインー?おーい?」


「…」


「お゛い゛レ゛イ゛ン゛ッ!!!!!!!!!!」


「ッッッッ?!?!?!?!?!?!?!?!」


マックスの怒鳴り声にレインは驚いて、耳を押えながらゆっくりマックスの方を見る。


「……なんだ?」


「いやなんだ?じゃないよ。」


マックスはキレ気味に言う。

レインはなぜマックスがキレているのか理解出来ずに固まっている。


「あれ完全にマッシュくんのこと見てたよね…」


「…?なんのことだ。」


「さっき、俺の声が届かないくらい、マッシュくんを見てたよね…?」


「…???よく分からないが、お前の声は聞こえなかったな。」


マックスは顔に手を置き、はぁー、とため息をつく。


「もうそれ、完全に好きじゃん、マッシュくんのこと。」


「………」


レインは無言になる。

前々から思っていた。 マッシュと会う度に、心臓の鼓動が早くなる。

そして、胸がムズムズして、痒くなる。

今まで1度も感じたことの無い、この感情は、マックスが言ってた通り「Loveの方の好き」なのかもしれない。

…え、Loveの方の好き?

それって、男と女がお互いに思うもので…、 あれ、しかし俺は男のマッシュが好き…

もしやマッシュは女なのか?(?!

レインは、色々なことを考え、初めての感情に困惑する。


「ま、マッシュは女なのか…?」


「…は?何言ってるの?男に決まってるじゃん。」


「そうだよな…」


俺の初恋の相手は男なのか…

男が男を好きになるって…そんなことありえるのか…?

レインはまた困惑し、顔に皺を寄せる。

その時、伝言うさぎからジジイの声がした。

どうやら魔法局に来て欲しいのだと。


「いってらっしゃい。」


「…あぁ。」


レインはこの好きとやらの感情の問題を一旦無視して、魔法局に行くことにした。



「オーターさん。餌やりと水やり終わりました。」


「…あぁ。助かった。」


ついさっきマッシュは執務室に来た。

マッシュは金魚の餌と書かれた袋を閉じ、オーターの向かい側のソファに座った。


「…いつも、思っていたが、なぜ私の向かい側に座る?」


「え。横に座ったら迷惑かなって…」


「迷惑とは思わないが?」


オーターの意外な言葉にマッシュは目を丸くする。


「そ、そうですか…」


恥ずかしそうに、マッシュはオーターの隣に座った。

お互いの肩がくっつくかくっつかないかの距離。

沈黙が続く。

しかし、先に喋りだしたのはオーターだった。


「で、相談はしないのか。」


「相談…」


マッシュは考える素振りを見せ、オーターをじっ、と見た。


「レインくんって、彼女さんいますか?」


「…いないと思うが。」


その言葉を聞いてマッシュは、ホッ、と安心する。

その様子を見たオーターは、イラッ、とする。


「あと…レインくんに会う度に心臓の音がうるさくなって、胸が痒くなります…」


「………それは恋だな。」


「こ、こい?」


マッシュは頭の上にはてなが浮かぶ。


「こいって、あの男女同士でするやつ…」


「今はそんなこと関係ない世の中だからな。」


オーターはまたイラッとする。

本当は、このイライラした感情が何なのかを知っていた。


私は、嫉妬しているんだ。


そして、私もこいつと会う度に胸が痒くなる。

私も恋をしているんだ。

他に好きな人がいる奴に恋をした。

今、自覚したらダメなのに…


「…?オーターさん…?」


マッシュは心配そうにオーターを見る。

そんな些細な行動さえ、愛おしく感じる。

オーターは、すっ、とマッシュの耳をスリッ、と触る。


「あふっ、」


その途端、マッシュは全身の力が抜け、崩れ落ちる。

その様子を見たオーターは驚きと同時に、 優越感に浸る。


「お前…耳が弱いのか…?」


「そ、そそそそそそそそんなことは…」


また、スリッ、とマッシュの耳に触れると、マッシュは、あふんっ、と言いながら崩れ落ちる。

オーターは自然と口角が上がる。


「やっぱり耳が弱いじゃないか。」


「だ、だだだだって、オーターさんの触り方…スケベな触り方だもん…」


マッシュは耳を赤くして言った。

こいつ…誘ってんのか…?

オーターはマッシュの上に乗り、両手を押さえつける。


「あばばばばば。ちょ、オーターさん。 」


マッシュは耳を赤くしたまま、オーターを見る。

オーターは目の前に獲物がいるような目をしている。

マッシュはそれを見て、恐怖が込上がる。


「お、オーターさん、どうしたんですか。」


マッシュは不安そうに言う。

オーターは歯止めが聞かず、マッシュの顔に近づく。

そのまま、耳元でボソッ、と呟いた。












「このままお前を手に入れたい…」














「ヒャウッ、」


マッシュは抵抗ができないまま顔を赤くして情けない声を出した。

それに恥ずかしさを覚えて、マッシュは涙が出てくる。


「うぅっ、…」


「…すまない。少し意地悪しただけだ。気にするな。」


オーターはマッシュから離れ、そのまま部屋を出ていった。

マッシュは急な展開に頭が追いつかず、混乱していた。


「オーターさんなんて言ってたんだろう…」


動揺しすぎて、オーターが言っていた言葉が入ってこなかったマッシュだった。



「はぁぁあ…なんで私はあんな事を…」


執務室の前で、ドアに寄りかかってため息をつく。

オーターは、マッシュにした事をひどく後悔した。

あんなことをしたら、いつも通り接せれない。

すると、ドアの向こう側からマッシュの声がしてきた。


「オーターさんなんて言ってたんだろう…」


その言葉を聞いて、ホッ、とした。

よかった。忘れてくれてる。

しかし、それと同時に悲しみが込上がる。


自分の思いは、絶対に隠さないといけない。

マッシュの恋を応援するためには、こんな邪魔な感情を隠し通さないと。









「……苦しいな…」









主)わー、みんなー、聞いてー?

推しからリクエストもらっちった☆

「オーターさんがマッシュに耳元で囁いたり意地悪なことをしたりしてほしい」ってさ。

発想がもう天才…☆

リクエストありがとうございます!

期待に応えられるほどの文書けたか分からないけど、喜んでもらえるとベリーハッピー☆

さよなら〜

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