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こんにちは!
夜桜兎こと、ぬっしー☆です!
今回は、桃白です!
ドロドロ注意かもです!
グロいです。少し。
プロフィールから!
let’s go!
〈プロフィール〉
🐇
名前 有栖 初兎
年齢 高一
身長 155
性格 優しい、可愛い、おっとり
他に 乾ないこと付き合っている、彼女
🍣
名前 乾 ないこ
年齢 高一
身長 172
性格 真面目、賢い、やれと言われたら断れないタイプ
他に 有栖初兎と付き合ってる、彼氏
※二人は幼馴染です
let’s go!take2
僕は昔から、ないちゃんと付き合ってた。大好きだった。
二人とも愛し合ってて、喧嘩も一切なかったし、ずっと一緒だった。
これからも、一生一緒と約束して生きてきた。
でも、”一生”なんて言葉は、この世に存在しない。
いつかは壊れる。または、壊される。
例外なんてない。全員、絶対壊される。
壊れた事がないんだったら、壊れた事なくて幸せなんだったら……
僕がその幸せを壊す。幸せだなんて、許さない。
🍣「初兎ちゃん!」
🐇「ん?何?」
いつも通り、元気に名前を呼ばれる。元気すぎて、僕とないちゃんに視線が集中しすぎちゃう時はあるけど(笑)でもそれが、ないちゃんだな、変わってないな、と思える。
🍣「んふふ♪ぎゅー!ギュウッ」
🐇「うあ////ないちゃん!//」
🍣「ん〜?」
🍣「お呼びですか?俺の兎さん?」
🐇「やめて!///離して!///やぁ!」
恥ずかしくて、つい嫌がってしまう。そんな僕をないちゃんは可愛がってくれる。
🍣「うぇぇ…?いいじゃん!家では喜んでくれr」
🐇「あぁぁぁ!!なんも聞こえなーい!」
🍣「えぇ…なんでよぉ🥺」
🐇「お外だからだよ!(耳元)」
🍣「あぁ〜なるほどね!照れてるんだ〜」
🐇「ちがう!」
いっぱい揶揄われて。でも嫌じゃ無かった。
幸せだった。愛で溢れていた。この時までは。
幸せだったよ。ほんとに。愛するって、こんなに美しいことなんだって思ったよ。
でも、あんなに大好きだったないちゃんが、、裏切るなんてね………(笑)
🍣「猫宮いふさん。僕と、付き合ってください。」
忘れ物を取りに、放課後教室に行ったら、たまたま聞こえてしまった、ないちゃんの声。
おかしい。なんで?有り得ない。裏切った?なんで…なんで…なんで!
そんな言葉がぐるぐると頭の中で回転する。
信じたく無かった。嫌だった。
あの、愛し合って幸せな日々はなんだったの?
僕、騙されてたの?
裏では笑ってた?
幻?嘘?騙し?虐め?嫌がらせ?嫌われてた?道具だった?どうでもいい?
………(笑)
なんか、全部どーでもいいや。
でも、しっかり学んだよ。ないちゃん。
この世に”愛”と”幸せ”と”真実”は存在しない。
どーせ全部嘘。この世は嘘でできていて、嘘で世界は成り立ってる。
それから…
ちゃんと仕返しもしないとね。後悔させてやるよ。クズが。
それから、ずっと頑張っていた。どうやったら後悔するか。どうやったらこの苦しみを、まとめてないちゃんにも味合わせる事ができるか。
それで、やっといい考えが浮かんだ。
今、地獄の奥底に引き摺り込んでやる。まっててね?ないちゃん……♡
〈数週間後・初兎の家〉
🍣「うわぁぁ!♡初兎ちゃんの家久しぶり!なんかいいね!初兎ちゃ」
🐇「ないちゃん」
なんだよ。楽しそうな顔しやがって。ふざけんじゃねぇぞ。クズ。
ま、そうやって笑ってられるのも今のうちか(笑)
🍣「?どうしたの?そんな怖い顔して。」
🐇「知らないとは言わせないぞ?」
🍣「へッッ?」
アホみたいな声。
さ、ショータイムだ。『初兎タイム』か
サーーーーーーーーーーーーーーーーッ
この前録音した音声が流れる。
ないちゃんが猫宮いふとやらに告白した時の録音。
🍣「猫宮いふさん。僕と、付き合ってください」
🤪「………は?何言っとるん?」
🍣「お願い…」
🤪「ちょっと待って?お前、彼女おるやろ?」
🍣「いるよ…!いるけど…俺はいふが好きなの…」
🍣「別れておくから……いっぱいいふのこと愛すから。だからッだからッ…」
🍣「お願いします…ポロ」
〈ないこ視点〉
🐇「ねぇ。これ聞いてどう思った?幸せな瞬間だったなって。嬉しかったなって。思う?」
🍣「ぁ…あぁ…」
なんで…それを………
🐇「なんとか言ったらどうだよ…!クズ野郎がよ!!!!!!」
🍣「ビクッ ストン(圧で尻餅つく)」
🐇「ふざけんじゃねぇぞクズが!!なんでッ…なんで俺がこんな思いしなきゃなんねぇんだよ!!!あぁ!?答えろよ!!尻餅ついてんじゃねぇよ!!」
🍣「俺ッ…俺ッ……」
🐇「結局何も答えられねぇじゃねぇか‼︎‼︎相手の気持ちも考えずによ!!脳みそスッカスカのまま告ったんだろ!?それで今更怯えてんじゃねぇぞ!」
🍣「あぁぁ……ガクッ(頭を垂れる)」
🐇「ガシッ(髪の毛掴む)頭を垂れてる場合じゃねぇぞ?今更おせぇんだから」
こんなッ…こんな初兎がキレるなんて…
🍣「違うッッ…違うの初兎ッッ…ポロポロ聞いてッ?」
🐇「……何?」
🍣「あれッッ…罰ゲームだッたの…プルプル皆んながッ告れってッ……言うから…」
🐇「……………」
🐇「知ったこっちゃねぇよ。それで許されると思ったわけ?」
🍣「へッッ?」
だめなの…?本気じゃ無かったんだよ?ずっと一途だったのに……なんで?
🐇「やっぱクズじゃん。そんなんで許すわけねぇだろ。」
🐇「スッ(顔近づける)ねぇ?今どんな気持ち?後悔?恐怖?憎しみ?ねぇ、どう思ってる?」
🍣「ッッ……」
🐇「あ、まだ何も思えないか。また言うんでしょ?『罰ゲームだから』って」
🍣「……ごめんッッ…」
🐇「あ”?何言ってんの?もう一回言ってみろよ」
🍣「ごめんッ…なさい……」
🐇「………」
謝ることしかできない。でも俺は初兎を愛してるよ?愛してる…
🐇「へぇ…ほんとに反省してるんだね…?」
🍣「してるッッ…てか、、、まだ俺は初兎が好き…」
🐇「ッッ…!」
驚いた顔をする初兎。少しは分かってくれるだろうか?
🐇「そっか…」
🍣「うんッニコッ」
🐇「でも、ごめん。」
🐇「俺はお前を許さない(低音)」
ッッッ⁉︎
🍣「ッッ⁉︎なんでッ?俺、まだ初兎が好きだよッッ?今も昔もずっと初兎一筋だよッ?」
🐇「だから…なに?」
だから………?
🍣「俺は…俺は初兎と一緒にいたいッッ…ポロポロ(泣きながら初兎の足元に座る)」
🐇「へぇ…でもさ、俺はもうお前と一緒にいたくない。」
🍣「でもッ…」
🐇「顔も見たく声も聞きたくない。俺の人生を台無しにしたやつなんか好きでいられるわけないでしょ?」
🍣「初兎ッ…」
🐇「名前も呼ばないで。気持ち悪い。」
🍣「ッッ…」
🐇「あ〜。その顔ほんとムカつく。こっちは被害者なわけ。なのにお前が…被害者ずらしてんじゃねぇよ‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」
🍣「ビクッッッ!?」
初兎は本気だ。多分、俺はもう嫌われただろう。
人生を…壊したから。
🐇「はぁ、もういいよ。全部。許してあげる。そうして欲しいんでしょ?」
🍣「うんッッ!」
本当なのかな…!
🐇「ただ、おれはもう、お前の顔一生見ないね!ニコッ」
🍣「え?」
🐇「スッ」
🍣「はッッ?」
初兎のポケットから出てきたのは、小さなカッターナイフだった。
🐇「んふふ…♡じゃーね。ないちゃん♡カチカチカチ」
カッターの刃を出しながら目元に近づけながら、笑う。
見当がついてしまった。今から何をやるのか
🍣「初兎!!やめ」
🐇「グサッ」
🐇「ぅッ」
🍣「初兎ッッ!」
思いっきり片目にカッターを刺す。少し痛そうに顔を歪ませたけどすぐに平気な顔をする。
🐇「スッ(カッターを抜く)」
🐇「ね、どう?どう思う?浮気したのも許してもらえたし、僕が居なくても、付き合ってる人いるもんね。もうないちゃんには関係ないこと。僕が一生目が見えなくても。大量出血で死んでも。…正直めんどくさいと思ってたんでしょ?関係ないんだから。自分のせいじゃないって思ってるもんね。うん。その通りだよ。勝手に頼んだやつが悪いよね。なのに何でキレられなきゃなの?ってね。だから、もう関わらないよ。でもやっぱり僕はないちゃんを許せない。だから目を見えないようにする。一石二鳥だ死ね。あ、死ねじゃないね。一石二鳥だしね。」
少し怒りがこもったように。だけどほわほわと、そして淡々と話す。どう言う気持ちなのだろうか。顔は笑っているけれど、目は笑ってない。心はこもってそうだけど、よくよく聞いたら空っぽ。血を流しているけれど口角は上がっている。
🐇「寂しかったよッ…ポロポロ」
🍣「ッッ⁉︎初兎…」
🐇「僕は愛してたよ?心の底から。でもッ…ないちゃんは愛してくれなかったね。ポロポロねぇ…どこが駄目だった…?どこから駄目になっちゃったのッ…?」
🍣「初兎はッ…ポロポロダメじゃなかったよ…俺はッ…ポロポロ愛してたよ…」
🐇「ッッ…ニコッ」
🐇**「ばいばいッ…ニコッ」**
🍣「初兎…?ポロポロ」
🐇「グサッ!」
🍣「初兎‼︎」
ピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポーピーポー
遠くでサイレンの音がする。警察かな?救急車かな?
ごめんね、初兎。浮気したのも。目が見えなくなったのも。
目が見えないせいで今事故に遭ったのも。
ごめんね。ごめんね…
🍣「………初兎…?」
🐇「………」
🍣「ごめんね…スリッ(初兎の頬を撫でる)」
死んだ。初兎が…死んだ。
初兎はッ…初兎がッ…何で死ななきゃいけなかったのッ?
悪いことッしてないじゃん…初兎は…
俺に怒鳴った時だって…暴言は言われなかったよ?
初兎が言ったことで…初兎には傷つけられなかったよッ…?
俺のせいじゃんッ…?何で初兎が死ななきゃいけなかったのッ?
初兎が俺に怒鳴ってから2年。目が見えないまま、一人で頑張った初兎は、ある日突然交通事故で死んだ。
葬式に親は来なかった。いや、来ないんじゃない。来れない。もう、初兎の親はこの世にいなかった。
愛してた。ずっと。初めて会った、5歳の時からずっと。
愛してたよ?でも、伝わらなかったみたい。俺が、悪かった。
せめて、今からでも初兎と同じ道を歩みたい。だから…
そう思い俺は人気がない、暗くて細い道へ移動した。
もちろん、カッターナイフを持って。
その数分後、この道は赤く染まり、人がたくさん来ていた。
はい!どうでしょうか!
意味不ですね…
4000字以上!久しぶりでした!
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