注意!!
・二次創作です!公式に迷惑がかかる行為はお辞め下さい
・グロい
・rnちゃんが可哀想
・過呼吸
・足切断(無理やり)
・誘拐
・救いがない
大丈夫?地雷配慮してないよ??
それでもOKという方だけどうぞ
───ここ、どこ?
目が覚めて一番はじめに思ったことだった。灰色の壁、見慣れない天井、いつも寝ているのよりも少し固めのベット。立ち上がろうと思って動くと、ガシャリと音が響き渡る。手足に嵌められていた手錠が音の正体だった。
俺は、U-20と戦って⋯2週間の休暇をもらえて⋯ランニングしてた時に、無理やり攫われて⋯。
息が詰まった。早く逃げなければ。と思っているのに、固く繋がれた手錠が外れる気配は無い。
はやく、はやくと焦っている内に、自分の呼吸が浅くなっていく。困惑しているのが、目に見えて分かった。
扉が音を立てて開く。反射的にそちらに顔を向けると、見たことの無い男の人が立っていた。細身で、多分世間一般では『イケメン』の部類に入るだろう。
凛くん、とそいつは俺の名前を口にする。
「起きたんだ。待ってたよ」
「⋯⋯⋯」
返事をせずにキッと相手を睨んでも、気にする様子はなくぺらぺらとそいつは話し出した。
「俺、テレビで凛くんを見て、恋に落ちちゃったんだよね。だから、誘拐させてもらった。ごめんね」
「⋯早く、帰せよ」
「うーん⋯じゃあ、上手にオネダリ出来たらね」
そいつの言う『おねだり』が、きっと性的なことを指しているのだろうと気がついて、舌打ちを零す。
表情はいつもの無表情を保っているけれど、心の中ではものすごく焦っている。そいつが何か⋯論理感とかが欠けてる気がして、どくどくと鼓動が早くなっていく。
怖い。その感情に気がついてしまうと、体が震えた。
「怖がらないで。大丈夫、優しくしてあげるから」
サッカー部員が深夜テンションで見ていたゲイビデオ。それでは尻に男のモノを突っ込んでいて、挿れる側も挿れられる側も痛そうだな。と思っていた。
嫌だ。尻に物を突っ込まれるとか、死んでも嫌だ。
「ゼッテェ、やだ」
「⋯どうして?」
「知らねぇやつに、そんなことやられるのはゴメンだってんだよ」
どくどくと鼓動がやけに大きく聞こえる。怯えてると思わせないように、相手の目を見てそう告げると、はぁ⋯とため息の音が鼓膜に届いた。
「うーん⋯まぁ、仕方がないよね。凛くんが悪いんだもん」
男がそう言うと、斧を取り出した。どこに隠してたんだ、と思うぐらい大きくて、切れ味の良さそうな斧。
「凛くん、コレ、何に使われるか分かるよね」
そう男が言って、軽く斧を足に当てた。ひんやりとした刃の感触がする。
ぞくりと背筋が泡立った。
「ぇ、あ⋯やだ⋯やだやだやだ⋯!!何でもするから、やっぱりさっきのやるから⋯!!だから辞めろ⋯っ!」
必死に手足をバタつかせても、手錠が邪魔をして上手く動けない。冷や汗がたっぷりと出て、ベッドに染みを作る。
俺の足、サッカーするための、足が。
「凛くんが悪いんだよ」
そう言って、男が斧を振り上げた。
「にぃちゃ!やだ、兄ちゃん、たすけ⋯っ!!─────っ!?」
ブシャッと聞きたくないような音がして、今まで感じたことない痛みが足を襲う。真っ赤な鮮血が飛んできて俺の体を濡らした。
助けて、という声は言葉にならなかった。目を見開いてその痛みに耐えようと叫んで、もがいた。自分ってこんな声出せたんだな、と思うくらい悲痛な叫び声と、ガシャガシャと手錠の鳴る音が混ざりあって地獄絵図だ。
「⋯⋯ヒュッ⋯、カヒュッ⋯!⋯ッ!!」
は、は、と自分の呼吸が荒くなり、息が出来ない。苦しくて息を吸うと、余計に苦しくなって、また吸う。その繰り返し。
「過呼吸になっちゃってるの?大丈夫、ゆっくり息を吐いてごらん」
男の言うことなんか聞きたくなくて、自分で呼吸を整えようとしても、症状が悪化するだけ。
辛くて、苦しくて、痛くて、目からポロポロと涙が零れ落ちる。
ごめんなさい、兄ちゃん。俺、世界一のストライカーに、なれない。
そう思って、俺は目を閉じた。
起きたら、全部夢だったということを信じて。
コメント
21件
こっわ、、夢であってくれ…あと、凛ちゃん可愛い
これ続きないかな何か気になる
わぁ、、! rnちゃんの足が、、、 まぁ、最高だったからいっか☆((良くねぇよ rnちゃんの過呼吸最高、! モブさんは取り敢えず⚪︎そうか、!!((やめるんだ