※今シリーズ推しカプ中心に進みます
※梅宮一×椿野佑 (初ッッッッ)
※通報しないでください
※文型変化有り
※フィクション (まぁ本家様がこれはもう公式といわんばかりに描いてくださってたので間違いは無いようなものですが(にいさとる先生は本当に神様ですよね))本家様にこのような展開はございません。
※解釈違い・誤字・キャラ崩壊・口調迷子等があった場合はご教授お願いします
※桃瀬さんが、梅宮さんと水木くんと柊さんを呼ぶ時は分かる…椿野さんは、分かりませんでした
※““まだ””付き合ってない
学園のチャイムが昼の時刻を知らせ、午前の活動は終了
これは3年2組、持国衆のクラスでの出来事である____
椿野「んーーっ…はぁ、疲れたぁ…っ」
クラスに響いた声の主は、ここ持国衆筆頭・四天王の1人である椿野佑だった
今日は珍しく酷く疲れているらしくで、次席2人はそんな椿野が少し気になっていた
いつもは明るく元気な椿野が、こんなにも落ち込んだ様子で
何かあったのかと心配になる…
ので、2人は思い切って本人に訪ねてみることにした
榊晴竜「椿、大丈夫?椿がそんなに疲れてるの珍しいね、何かあった?」
榊雨竜「…」
2人が顔を覗き込むと、椿野は疲れきった表情で2人を見上げた
2人を見るや否や、何かを察したのか心配させまいと精一杯の笑顔を見せる椿野
椿野「実は昨日遅くまで新しく披露するダンスの練習してて、結構遅くまでやっちゃったから、寝不足なの…」
「それで朝から疲れが取れなくて…何とか午前は頑張れたんだけど、もう限界っ…」
そしてまた机上に組んだ腕にすっぽりと顔を埋める
あぁ、疲れの原因はこれかと2人は納得した
午後は分担での街の見回りがあることを思い出し、2人は親切で椿野にこういった
榊晴竜「そんなに疲れたなら、午後はゆっくりしたらいいよ」
榊雨竜「…」
榊晴竜「ほらっ、雨竜もいってるしさ!椿は寝てて大丈夫だから」
そしてポンっと椿野の頭に手をおく
撫でられて少し恥ずかしくなったのか、椿野はもごもごと腕に口元を隠したまま
「ありがと…」とだけ返した
それに少しほっこりした晴竜と雨竜であった
そして見回りに行く前に晴竜が他の四天王にこのことを報告
気にかけてあげてくださいとだけいい、2人は街へと向かったのである
〜持国衆のクラスにて〜
榊兄弟に伝えられ、クラスに集まった他四天王柊、水木、桃瀬の3人
椿野が寝ていると聞いて、てっきり保健室かどこかだと考えていたのだが、その予想は外れ
そのまま机に伏したまま眠っていた
柊「寝てるとは聞いてたが、まさかそのままとか思わねえだろ…」
桃瀬「相当疲れてたんですね、」
水木「それはそうとして、これは流石に椿野氏も無防備が過ぎるのだよ…」
四天王それぞれ呆れと心配を口々に呟いているとき
くしゅんっと、椿野がくしゃみをした
それを見た柊がため息をつきながら、自身の着ていた制服をかけてやった
柊「ったく、どっかのアホ(梅宮)といい世話が焼ける…」
やれやれといいながら適当な椅子に腰掛ける柊
桃瀬「柊君は優しいですね、お母さんみたいで」
柊「桃瀬、そこはせめて“お父さん”にしてくれ…てか、俺は親じゃねえし、」
そう話す2人の雰囲気がふんわりと和んだように思っていると
今度は水木が制服を脱ぎ、きっちりとたたみ
椿野の方へと近づく
水木「その体制だと首を痛めてしまう、あまりおすすめはしないのだが…」
そういい、少し頭を持ち上げると
その下に、先程たたんだ制服を枕のようにして敷いてあげた
そして何事もなかったように先程の位置に戻る
柊「お前も“お母さん”みたいなところあるんだな、水木」
水木「っ…それは揶揄っているかね、柊氏」
小恥ずかしそうに頬を染めながら、小刻みに震える手で眼鏡を掛け直す水木
それを見て、自分も何かできないかと桃瀬が周りを見回す
そして何を考えたのか、桃瀬が椿野の側へ寄り
子供を寝かしつける様に、背中をポンポンとさすりだした
桃瀬「僕にはこれしか思いつきませんでしたが、椿君がいい夢を見れるようにしばらくこうしようと思いますね」
何とも、周りに花が飛んでいるように感じることをする桃瀬に
その場の雰囲気がまた一段と和やかになった
と、そうしていると
クラスの扉が勢い良く開いた
柊「(い、嫌な予感しかしねえ…っ)」
3人が振り向くと、そこには上機嫌の梅宮が立っていた
だが梅宮は他の3人を見るや否や、きょとんと首を傾げた
そしていつも通りの純粋100%の満面の笑みを見せる
梅宮「あれ?皆来てたのかー!いやー、てっきり俺だけだと思ってたんだけどなっ!はは」
やれやれ~といいながら教室のドアを閉める梅宮
柊が苛立って貧乏ゆすりをしているのにも気づいてない
梅宮「椿、寝てるんだって?榊達がいってたんだが、」
柊「声でけえよッ、起こしたらどうすんだッッ」
我慢が切れたのか、高らかに喋る梅宮をしぼるような声で注意をする柊
梅宮「あー悪いっ、てか柊なんかお母さんみたいなこというな?」
柊「お前もそれいうか、せめて“お父さん”にしろッ、勝手に性別変えんな」
という風に、いつも通りの会話が始まり
これは長くなるなと感じる桃瀬と水木だった
それから少し雰囲気落ち着いた頃、梅宮が椿野の真横にしゃがみ込んでこういった
梅宮「椿、まだ起きないのか?流石にちょっと寂しいな…」
ぷくーっと子供みたいにほっぺを膨らます梅宮
その後ろで柊が胃薬を飲んでいた
桃瀬と水木はそれをみてやれやれという感じだ
梅宮は暇なのか、寝ている椿野の頬を指で突っつき始めた
梅宮「おっ!、ぷにぷにだっ」
ふにっふにっという音がしそうなほど柔らか頬をしていて
思わず触り出したてが止まらなくなる梅宮
梅宮「(寝顔もいいけど、そろそろ椿の笑顔が恋しいなぁ)」
なんて考えながら唇付近を触っていると
「ん…」と声を出しながら椿野が状態をおこし背伸びをした
それ見ろ、いわんこっちゃないという言葉が聞こえてきそうな表情で、ペシッと自身の額を軽く叩く柊と
それを見て起きちゃいましたねーと微笑む桃瀬と直立不動の水木
椿野「あれ…アタシ、いつの間に寝てたの……?」
そういいながは椿野は目を擦り髪を手櫛で直す
そんな椿野の真横から笑顔の梅宮がジッ…っと見つめる
それに気付いた瞬間、椿野の頬が一気に真っ赤になり
椿野「えっあ、な、なな何でっ梅がッッ⁈//え、てかみんなも??!///」
という言葉と共にその場から飛び上がるように窓辺までさがっていった
この説明は長くなると柊がまたため息をつく
そして椿野の反応を見れて、どこか満足気な梅宮であった
果たしてそれは本当に満足というだけかは本人にしか分からない
2人は相変わらず、やれやれという感じだった
〜END〜
深夜投稿と大雑把ななってしまい申し訳ありません
コメント
2件
(* • ω • )b
もう最高!!✨ 主さんの作品やっぱり神ってる✨ 私まだWINDBREAKER忙しくてなかなか見れてないけど今日絶対見る! おすすめの何話とかってありますか?(急すぎてすみません💦迷惑でしたら全然大丈夫です)