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フォロー失礼します
投稿ありがとうございます!
自室で本に夢中になっていたEddは
ふと時計に視線を向けた
深夜12時をまわっていた。
Edd (また,やっちゃったな)
最近寝不足気味だったので
今日こそ早めに寝ようと思っていたが…
続きが気になり最終章手前まで読んでしまっていた。
スタンドを消そうと紐に手を伸ばした時、
隣の部屋から物音が聞こえてきた。
Edd (……もしかして……!)
Eddは部屋を飛び出し隣の部屋へ向かった。
ダメ元でドアノブを捻るとガチャッと音がして
ドアが開いた。
真っ暗な部屋に足を踏み入れると
部屋の奥にあるベッドの下に何やら
黒い大きな塊が転がっているのが何となく見えた。
Eddはそれを見つけると
慌ててスタンドの灯りを点けた。
Edd 「Tord!しっかりして!何があったn…」
そう言いかけた時,
Tordの周りに瓶が大量に転がっているの気付いた。
Tord 「……っ……Eddっ……」
Tordは苦しい中、精一杯声を出したが
弱々しく掠れていた。
涙で滲んだEddの顔は僅かに怒りを纏っていた。
Edd 「……Tord,何でこうなるまで言わなかったの…」
普段とはまるで違う静かな低いEddの声に
Tordは言葉を詰まらせた。
Tord 「……っ,ご,ごめっなさっ……」
Edd 「僕,言ったはずだよ…血が無くなって
発作が出そうになったら言ってねって…」
そう言うと右手でTordの顎を摘まみ上げ,
親指で唇をそっとなぞった。
Edd 「Tord…これは君の為で僕の為にやる事だから
拒まないでね…」
Tord (……Edd……まさかっ!)
悟った時にはもう遅かった。
Eddは親指をTordの口に捻じ込むと
牙にグッと突き刺した。
鉄と塩っぱい味が口いっぱいに広がった。
唾液を吐き出そうとしてもEddに阻止されてしまい
血を含んだ唾液が口に溜まるばかりだ。
Edd 「Tord…拒まないでって言ったでしょ。
飲み込んで…」
Tord 「…っひゃら…Edd……ゆうしっ…」
Edd 「許して欲しいなら,僕の血ちゃんと飲み込んで…
君が苦しむのは見たくないからね」
Tordはゆっくりと溜まっていた唾液を飲み込んだ。
ゴクッと喉がなった瞬間,Tordの中のブレーキが壊れ
Eddを押し倒し本人の承諾関係なく首筋に牙を立てた。
EddはTordの後頭部に手を回し甘い鳴き声を漏らした。
Edd 「……いい子,だね……Tordっ
……はぁ,もっと飲んで…♡」
Tord 「ぢゅっじゅるっ……ちゅっ♡
Edd……っごめっ,ごめっなさっ……」
Edd 「そう思ってるなら…今度はっ…
ちゃんと言って…ね?」