前回の続き~______________
🌶 side「 」
🥂✨side『』
※ごめんなさい超短いです
12話公開から1年以上経ってしまって本当に申し訳ないです🙏🏻
お休みしていた期間界隈にあまり関わる事が無かったため口調などが多少違う所があるかもしれませんすみません💦
有難いことに12話のいいね数が700を超えていて凄くびっくりしました…
不定期ですが再開していけたらなと思っておりますのでこれからもよろしくお願い致します🙌🏻
コメントもモチベーションに繋がるので良ければ🙌🏻
地雷さんはあっちの方までダッシュ!!
行ってらっしゃい👋🏻
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🌶side
ふわっちの記憶障害の告白を受けてから数週間が経った。その告白を受けた時より物忘れが非常に酷くなっている。
そんな中でも俺はふわっちの為に全力でサポートする。
ふわっちからは心配で目が離せない為、一緒に寝るようにしている。
今日もいつも通り同じ部屋で寝る。
「ふわっち~、そろそろ寝よっか。」
『うん。いつも面倒見てくれてありがと~ね。』
「俺はふわっちの力になれるなら何だってするからね。」
『んは、明那はどんだけ優しいんやろな?笑 』
俺とふわっちは会話を交わしながらそれぞれベッドに入る。
「 おやすみ~ 」
『 おやすみ~。 』
そう言った後、少し時間が経ち俺は寝かけていた。
その時ふわっちが口を開いた。
『あれ…俺、今までどーやって寝てたっけ…?』
「 んぇ、? なんて ? 」
寝ぼけた俺は少し混乱した。
『 おれ、寝方忘れたかも、、 』
「 え…? 」
え?寝方を忘れた…?それって大丈夫なやつ…?な訳ないよな?
さらに俺は混乱した。今までのふわっちが忘れてしまったことは特に生活に支障は無かった。
だが今回、それとは別だ。
今ふわっちは “眠り方” を忘れてしまった。
あぁ、またふわっちが1つ大事な事を忘れてしまった……
ふわっちが1つ忘れる度にこのまま俺との関係も、俺との思い出も、俺の事も全て忘れてしまうと考えると本当に胸が苦しくなる。この事はふわっちには内緒。
「じゃあ、俺の隣で寝てみる?」
『うん…ほんまごめんな。ありがとう。』
「全然、俺はふわっちが俺のそばに居てくれるだけでいいからさ、笑」
俺は隣にきたふわっちをそっと俺の腕で包む。
ふわっちはそれを返すかのように俺の体はふわっちの腕で包まれた。
『明那のおかげで寝れそうかも、ありがとう。』
「いえいえ、俺の出来ることなんてこんなもんよ」
ふわっちの腕で俺が包まれると、少し気持ちが楽になる気がした。
よかった_。
ちゃんと俺の事好きで居てくれてるぽいな__。
そのままふわっちは寝る事ができた。俺はふわっちの美しい寝顔を見て独りつぶやく。
「 きっと、ふわっちは俺の事も忘れてしまうんだろうな。」
俺は静かに涙を流す。
「君が俺を忘れたって俺は君を忘れないから。」
🥂✨️side
そのまま朝がやってきた。
横には明那の寝顔がある。
明那の顔を見て昨日のことを思い出す
どうやら俺は “眠り方” を忘れてしまったみたい。
俺が眠り方を忘れた時の明那の顔はどこか悲しそうだった。その顔を思い出す程俺が情けなく思えてくる。
なんか俺…明那に迷惑かけてばっかりやなぁ…
今日は何を忘れてしまうんやろ……
よくよく考えたら、昨日みたいに眠り方だけじゃなくて話し方まで忘れてしまったら明那と話す事さえできひんくなるんか………??そうやったら今のうちに話せること話しといた方がええよな…??
考えれば考えるほど今しか出来ない事が出てくる。
『 何したらいいかわからんくなってきた… 』
『 あーーもう!! 』
俺の目からは無意識に涙が流れていた。
その時、明那が目を覚ます。
『 あ、おはよ~…』
「 ふわっちおはよー 」
「え、?ふわっち泣いてる…?」
『あ、いや、あくびしただけやで、笑』
「ふわっち。本当の事言って欲しいな?」
明那の目は真剣だった。
『いやっ、あの、、えっと……うん…。』
「じゃあ初めに、なんで泣いてたか聞いてもいい?」
『なんか…おれ、、色んな事忘れて明那にばっか迷惑かけて……ほんまに俺情けないなと思って……、、』
少し荒い呼吸で涙を流しながら言う。
『…あと、まだいっぱい明那に伝えたい事とかあるのにっ、、話し方とか、忘れたらっ…、あかんから、とか、いっぱい、思ってッ、何したらいいか、分からんくなっちゃった…。』
過呼吸になりながら話す俺の話を明那は俺の背中をさすりながら聞いてくれた。
「そっかそっか…、俺の事思って泣いてくれてたんだね、」
「何回も言うけど、俺はふわっちがそばに居てくれるだけで幸せ。だから、ふわっちが泣く必要なんてないんだよ。」
そう優しく俺に言ってくれた。
『……っごめん、つい感情的になりすぎたかも…ありがとう。』
「いえいえ___。」
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続き300♡⤴︎︎︎で書こうかと
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