コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
第三話。第一話から読んで、ご参照ください。
相棒組メインの話でございます。
軍パロでknさんが病み気味です。
地雷な方はここからお引き取り頂きたい。
ご本人様には関係ありません。腐じゃないです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ut視点
会議の間、シッマの様子が可笑しかったためずっと見ていたが会議中ずっと上の空のようだった。ボーッとしすぎのせいで、トン氏に注意されていた。
ちなみに、会議の内容はグルちゃんがa国の宣戦布告を受け、急遽明々後日から戦争を始めるらしい。
会議が終わり皆、一旦部屋に戻ろうと会議室を出ようとする。
シッマは何処かフラフラとしていた。心配で、それに何かあったんじゃ無いか。そう思い、シッマと少し話そうと思う。
ut「あー、シッマ。ちょっとええか?」
そう声を掛けると、ゆっくりと振り返った。
kn「?な、なんや?大先生」
ut「ちょっと話そうや。僕の部屋で」
kn「いいけど、?」
少し不思議そうな顔をしたシッマの背中を押しながら、僕らは会議室を出た。
*****
僕の部屋へ着き、シッマを椅子に座るように促し、僕は自身のベッドに座る。
kn「……で、なんや?大先生。話って」
ut「う〜ん、話したいことあんのはシッマ、お前ちゃうか?」
kn「ッ!?」
シッマは、言葉を発しずに目を見開いた。
ut「ずっと浮かない顔で、最近やつれたみたいな顔よくしとったし。なんか有ったんか?別に話したくないんやったらええけど…でもそんなんお前らしく無いで?」
kn「ッ!」
そう言うと、シッマは凄く辛く、苦しそうな顔をした。
少し俯いたと思うと、何かを小声で呟いた。
kn「……ッらしく無いってなんやねんッ……」
ut「え?」
kn「らしくないってなんやねん!!!!」
急に大声を出すもんだから、驚いて声が出なかった。
kn「俺らしく無いって何?俺らしいってそもそも何?俺ってなんなん!?俺にはわからへん……わからへんのや……ッ」
そう言い、頭を抱えた。
ut「だ、大丈夫かお前、?可笑しいで?やっぱりなんか有ったんとちゃうか?」
流石にシッマの様子がますます可笑しくなってきたため、冷や汗を流しながらシッマに言った。
kn「な、なぁ大先生、?お前にはわかるん?俺らしいって。俺ってなんなん?教えてくれやッ」
暫く俯いていたと思ったら、今まで一度も見た事の無い光の無いグルグルとした狂ったような目を僕に向け、問いかけた。
ut「お前らしいか、お前らしいってシッマのことやろ?声がデカくて、戦争の時とか凄い強くて心強くて、元気でいっつも笑顔……」
そう言うと、シッマは「そうか……」と言った。
kn「やっぱ、所詮みんな同じなんや。人の表面しか見てくれないんやッ!!中身なんて見てくれへんのやなw」
シッマは悲しそうにそう言うと、バッと立ち上がりバタバタと、僕の部屋から出て行ってしまった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
えー、はい!今回はどうだったでしょうか?この後どうなるのでしょう。
それでは、また次回会いましょう!