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桜「おい!お前真剣にしてねーだろ」
十亀「えぇー?そんなこと桜「避けれる蹴りも避けやしない、殴りだって適当だ、お前はどうしたいんだ」…。」
十亀side
どうしたいかって……
そりゃ勿論獅子頭連としてやらなきゃいけない、でも俺はこのままで良んだろうか…。
折角皐月や桜が話してくれたのに…俺は何も成長出来てない…。
ずっとちょーじが俺をチームに入れてくれたあの優しさと暖かさで心いっぱいだったのに…いつからだろう、ちょーじが変わってしまったのは…。
あぁ、そうだ。今日みたいな大雨か降ってきた頃だ……。
ねぇ、皐月ならどうする?桜ならどうする?
俺には分からないよ……。
皐月『……なぁ、亀、今何考えてる?』
十亀「…え?」
梅宮「皐月?」
皐月『お前はどうしたい、この先何がしたい、お前には考える時間も、やりたいこともあるはずだ、モノクロの言葉も刺さった筈だ、それなのに獅子頭連の言葉にお前は縛られるつもりか?変えれるはずだ、変えなきゃいけない、弱いものは要らないなんてない。弱いものが入れば強い奴らが守らないといけない。獅子は守るものだろう?崖から落としてはい出ろなんて昔の考えだ、今はどうすれば守れるか、だ。強さより周りを見ろ、弱者が居れば守るのが当たり前だよ…おい、兎』
兎耳山「ん?なぁに?タイマン止めといて指図しないでよ」
皐月『そりゃすまんな、ただお前にも言ったんだよ、弱いものは要らないなんてない、仲間ならちゃんとお互い尊重し合って成長していくものだ、ならお前らには何が残ってるんだ?』
兎「うるさいなぁ、部外者だしどうせ俺が勝つからさっちゃん黙っててよ」
皐月『(こりゃ手遅れだな、後は頼むぞ梅)』
ちらっと梅を見るとバッチコイと言わんばかりのアホみたいな顔してたわ……、確かに強いけど…。
アイツらとは違うから……。
皐月『物心分かんねーガキとはもう喋らんさ、好きなようにしろよ。ただ、後悔しても遅いぞ…。』
柊「久々に皐月怒ってるな」
梅宮「そうだなぁ、懐かしいな」