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「 ねぇ、知ってる?スミレの花言葉はね 」
「 “ 小さな幸せ ” なんだって 」
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眩しい日差しが差し込んできて、目が覚める。
今日もまた一日がやってきた。
「 おはよう。朝ご飯出来てるよ 」
先に起きて朝ごはんを作っていた彼が言った。
ありがとう。私はそう言って洗面所に向かった
鏡の前に立って自分を見つめた時、ふと思う。
この幸せがいつまで続くのかな と
そんなことを考えながら私は顔を洗った。
顔を洗い終わった私は、ご飯を食べにリビングに向かった。
机にはご飯が並んでいた。
私は彼に ありがとう と言いご飯に手をつけた
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暖かい日差しが差し込んでいる日の朝。
眠そうに彼女が起きてきた。
僕はそんな彼女に「おはよう。朝ごはんできてるよ」と言った。
彼女が顔を洗いに行っている間にふと考えた
何度彼女におはようと言えるだろうか と
そんなことを考えながら机の上に作ったご飯を並べた。
彼女が ありがとう と言うので僕はそれに
うん と返してご飯に手をつけた。
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何気ない一日が幸せだった。
ただ2人で朝ご飯を食べる事が
おはようと言い合うことが
2人にとって何気ない 小さな幸せ だった。
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ご飯を食べている時彼女がこう言った。
「 ねぇ、知ってる?スミレの花言葉はね 」
「 “ 小さな幸せ ” なんだって 」
僕は微笑みながら素敵な花言葉だね。と返した
そう言っていた彼女はもう隣にいなくなってしまった。
そう彼女は余命宣告を受けていたのだ。
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今日も1日がやって来る。
隣に彼女の居ない1日が
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END.
こちらの小説が初投稿になります♪
初めてなので文書等おかしい所があったら申し訳ないです。
ぜひ暖かい目で見てください🥲