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ヤンデレ達が離してくれないんですが! __ ,
新作ぅ ((
貴方の名前は「🌸」で表してます!!
剣持「おーい」
『…ゃだ、あと5分……』
剣持「はあ……しょうがないな。」
そう言って男──剣持刀也は気持ちよさそうに眠る彼女の頭をさらりと撫で、その華奢な身体を慣れた手つきで抱き上げた。自身の腕の中で気持ちよさそうに寝ている様子に頬を緩ませる。
こんな事だろうと予め開けたままにしていた扉を通ってリビングに入った。
伏見「…んふ、またですか?相変わらずですねぇ🌸は」
『……ぅ』
台所で調理をしていた手を止め、剣持が抱えている生物を見るなり駆け寄って、伏見ガクは愛おしそうにその頭を撫でた
頭を撫でられた感触があったのかそれとも彼が纏っている美味しそうな香りがしたのか、🌸はもぞもぞと動いたのちゆっくりとその瞼を開ける
『…、…おはよう…?』
剣持「おはよう寝坊助さん」
伏見「朝ごはん出来てるっすよ〜」
剣持が落とさないように身をかがめて🌸を下ろすと、食欲のそそられる匂いがする食卓へと足を進める
その様子を見て他2人も席に座ったのだった
伏見「あ!2人は今日から新学期だよね?」
『うん、今日から2年生だよ〜』
剣持「ガッくんは、今日は?」
伏見「今日は午前だけっすね!あとは暇です」
『午前だけ?いいなぁ大学生…』
サクッと音を立てて呑気にトーストを食べる🌸。そんな様子に伏見と剣持は顔を見合わせ、くすっと笑うのであった
剣持「…あ、🌸あと1分ですよ。」
『…え”?!ちょ、なんでもっと早く…!』
剣持「あ〜あ〜ゴチャゴチャ言ってる間に1分経っちゃいました。じゃ、僕先行きますね」
『待って刀也、置いてかないで!!
ごめんガっくんごちそうさま、いってきますっ』
伏見「はいはぁい、いってらっしゃいっす〜」
バタン、と扉の開閉音がして先程まで騒がしかった部屋に静寂が訪れた。
伏見は自分の皿に残ったトーストを口に詰め込み、食器を重ねてシンクで水につけておく
伏見「んふふ、…かわいいなあ」
誰にも聞かれていないことをいい事に口元に弧を描きそう呟いた。誰かとの会話とは違う所謂独り言の有象無象。
男は自室のクローゼットから適当な服を取り出し、カバンに筆記用具とスマホの最低限の物だけ詰め込む。
玄関に手をかけ、もぬけの殻となった中に向かっていってきます、と背を向けた。
名前は後日考えます!!!
次回 _ ♡ 300 & 💬 2 ,