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「あ、そういやー、服新しいの買うから試着して的なこと奥様言ってやしたよ」
落ち着いて、何事も無かったようにメイドが言った
『え!?あ、わかったわ』
『....じゃなくて!!
なんでタメになる訳!!』
声を荒らげてお嬢様が言うがそんな事は気にせず
こう、メイドが続ける
「だって________
そっちのが楽じゃないすか」
『そういう話じゃないわ!』
『主人には敬意をはらいなさい』
『そして、態度に表しなさい!』
確かにそうだ
メイドよりお嬢様の方が立場は上だ
敬語じゃないと、許されはしないだろう
・・・ 普通はそうだ
だが、このメイド
仕事ができる上、顔もいい
表ではきちんと敬語もできるし
どんな仕事でも嫌な顔ひとつせず、愚痴ひとつ零さない
しかも、どれを見ても職人のように完璧だ
______尊敬される、なんでも出来る凄腕メイドだ
「いやぁ、けっこう敬意はらってますよ?」
「めっちゃ尊敬してるっす」
「だから、仲良くなりたいし、
そのために普通は許されない タメ使ってんじゃないす か」
『....?』
『わたくし、タメ許してないわよ!?』
「んぇ?」
「いいじゃないすかぁ〜」
「許しましょうよ〜」
いかにも、無気力で面倒くさそうに言う
『ダメよ!主人としての自覚がないと思われるわ』
『それに...ッ!』
少し顔を歪ませたが、
すぐに戻し、こう言う
『なんにせよ!ダメなものはダメ!』
「えぇ〜」
「けちぃ」
『ケチでけっこう!』
『わたくしはなんでも完璧でいなくちゃ』
『そのために、主人の風格も持ち合わせなくちゃいけないの』
『わかってちょうだい』
「...はーい」
「んじゃ、敬語に戻しますかぁ」
『...そうしてちょうだい』
苦しそうな、でもどこか安心したような顔つきになった
「ぁ、お嬢様」
「奥様が仰っていた、
試着の件ですが、翌日のお昼すぎ辺りに自室で待っているようにとの事です」
『わかったわ』
『というか、貴方ちゃんと敬語できたのね』
「?はい」
「勿論です」
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主)何を書きたいのかマジでわかんなくなってきた
主)んじゃ、またね