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りゅず
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#ご本人関係なし
海殊
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”2025.7.31 7:44”
「ッ、あ”ッ」
息が出来ない。
頭が働かない。
目の焦点が合わない。
朝起きると、そんな感覚に襲われた。
何故息が吸えないのか、何故俺は死にそうになっているのか。…何も考えられない
「ッ、は」
吐息がきこえた
回らない頭でできるだけ沢山のことを考える。
突然喉がぎゅっ、と締まった。
その時気づいた。俺は首を絞められているということに。
「っ、だ れ…ッ?」
「ッぇ…ぁ、ぁッ…俺は、俺は何して……」
俺の首を絞めていた人は正気では無かったのか、俺が声をかけると気づいて締める手を緩めた。
…目の前にいる人の手が震えている。
息が整って来た頃、さっきまで俺の上に跨っていた男にどこか見覚えがあり、うっすらとしか見えていない目をよく凝らして見る。
その人…いや、ソイツは俺の首を締めたことを後悔しているように見えた。
「ッ ゲホッゲホッ ヒュッ ゲホッ」
「ら、らっだぁ…ごめ、俺…」
俺の名前を呼びながらも謝る彼の声は今にも泣き出してしまいそうなぐらい震えていた。
その他にも過度なストレスを抱えていそうな様子が伺える。…気のせいかもしれないけれど
そんな彼の頭を優しく、子供をあやすように撫でてやる。そうすると小刻みに震えていた体が少しずつ収まってきた。
「ばど…ッ?あんま溜め込み過ぎないでよ…?」
「ッ…別にそんな溜め込んでないし安心して 笑 ……なんて言っても信じれやんよな、俺だって無意識の内にお前の首絞めるぐらい参ってるらしいし…」
やっぱり何かを抱えていた様だった。
きょーさんは弱みを見せない主義者で、1人になった時にようやく思っていることを言うような人だ。そんな奴が思考より身体が先に出てしまうほどに参っていた。
…昨日まではそんな素振りなかったのに。
「、良かったら聞かせてくんない?何をそんなにばどを苦しめてるのか」
「…お前が……、いや、やめとくわ」
「なんで、!?今言う流れだったくない!?」
「そんな流れなんて無いわ笑」
「…てかお前よく寝てる自分の首締めとった奴と話せるな、」
…確かに。周りの人から見たら今俺がきょーさんと喋って、しかも心配しているのは結構”異常”だ。
普通は自分の寝込みを襲った人とこんな悠長に話せない。
でも何故俺は今、彼と話しているのだろう。友達だから?信じてるから?…いや、そんな生温いもんじゃない
「だって、きょーさん辛そうじゃん。」
「…は、?」
「いやぁ〜、おれ人が辛そうだったらほっとけない症候群だからさっ!」
「……ほんま馬鹿やなぁ、お前は 笑」
「そーゆう所があるからもっと辛なんねん…」
終始困惑していたきょーさんは、小さめの声でそう言うと、どこからか包丁を出し、抱きしめるようにして俺の腹を刺す。
「ぇ…ッ?」
「…」
抱きしめられているからか、どんどん包丁が腹に深く刺さっていく。
「ばど…ッ、?なん…で…」
呼びかけても何も返事は返ってこない。聞こえてくるのはきょーさんの呼吸の音だけ。
(あーあ…まだみんなと遊んでいたかったなぁ……)
”2025.7.31 8:26”