テラーノベル
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がちゃ 、
扉を 開 けた 途端 、
一気に 風が 入って きた 、
此処 に 来た から とて 何も 解 決は し ない 、
でも 今は 心を 落ち 着かせ たい のだ 、
柵 に 肘を 付 いて 、 下を 見 る 。
今は放課後だから残っている生徒達は少ないが 、
各 教室 から微 かに 喋り 声 が 聞こ える 。
僕は 夕 日 に 照ら され ながら
静 かに 何 かを 待つ 。
残り 時間 が 少 ない のに
こ んな 時 間を 過 ごす のは 、
勿体 ない 、 そ んな事は 分 かって いる 。
やり 残 した 事 だって まだ まだ 、
ばん っ !
後ろ から 突然 そ んな 音が 聞こ える 。
『 蒼井 、 』
走って きた のだ ろう か 、
肩を 微 かに 上げ下げ して呼 吸 を して いる 。
また 何かを 言う 前に 時を 止 めて 逃げ よう かな 、
僕は 、 時 計に 手 を 伸 ばす 。
ジャラっ
時 計を 取 ろう と する 手に 数珠が 巻き 付 け られる 。
「 … 何 です か 、 」
僕が 無理 矢理に でも 時計を 取 ろう と力を 入 れても
数珠が 更に 力強く 僕の 手を 引っ 張る 。
『 また時 でも 止 められ たら 面倒 だ から さ ? 』
そう言って 手に 巻き 付 けら れた 数珠が 強く 引っ 張 られ 、
体が 引っ張ら れる 。
「 ちょ っ” ! 」
僕は 勿 論 抵抗 したが 、 その 抵抗も 虚 しく
僕は 会長の 腕に 抱か れた 、
『 ねぇ 、何で 僕に 秘密 に して るの ? 』
「 さっき も 言い ました よね 、 」
「 会長に 言った 所で 何も 変 わら ない ん です よ 」
僕がそう 言う と 会長の 抱き し める力 が 強く なる 。
『 ううん 、 何 とか する から 、 お願 い 言 って 。 ? 』
もう流石にしつこい 、
「 …っ 、 じゃあ 分 かり ま した よ 、 」
僕は 少し 考 えて 教 える 事を 了 承 した 、
僕がそう言うと会長の顔が明るくなり 、
抱きしめる力が緩くなる 。
『 本当に っ!? 』
「 …まァただ し 、 」
僕は 会長の 腕を 退け 、
離 れる 。
「 卒業の日 に 此処で 教 えて あげ ます 。 」
続 ♡800
マジ で 完結近 いよ〜 !
コメント
3件
もう超えてるよーハート
なんか、無理矢理完結させようとしてる感出てるよね、sorry。