いつロシアから解放されるのか。
それだけがウクライナの願いであった。
ロシアとウクライナは仲が悪かった。
その事は、ベラルーシやガザフスタン、その他兄妹達、
欧州、アジア達など、幅広く知られていた。
それが戦争の原因であったとも言える。
国際会議でも、2人の犬猿の仲は変わらない。
相手の意見には猛反対して、如何にも、仲が悪いアピールを
無意識にしているようなものだ。
「〜〜がいいと思う。 これだったら、金銭的にも、
国民達にも、他国にも迷惑がかからないと思う。」
「そうだな、その計画は俺もいいと思うぞ。確かに、
〜〜〜〜も状況的にもいいし、他国にも迷惑がかからないな、」
こう、ウクライナが意見をして、他国の賛成があっても、
「いいや、コイツの計画、ダメだろ。
てか、〜〜〜〜って〜〜〜〜〜的にも厳しいし、無理なんじゃないか?
あー、気ィ悪。こんな簡単なことにも気がつけない奴と
兄妹なんて無理、無理w。」
どんなに、賛成があっても、尚
嘲笑って反対する。
どんなに言っても自分にだけ猛反対してくるロシアが、
ウクライナは心底毛嫌っていた。
そう言うといつもブーイングが飛んでくる。
こう、
「おい、それは言い過ぎたろお前。
いくらクソコミーでもそん何言わないぜ?
あー、気ィ悪ゥ、こんな奴と会議してるなんて、
俺がダメダメになっちゃうじゃんw?」
「おい美国、引っ叩くあるよ」
「……ッ」
「てかッ…大丈夫かッ!?ウクライナ、!
あんなAssholeほっといてさ、」
「、…大丈夫よ、」
「ほら見ろよ!コイツほんっとに弱いし、俺の言葉”だけ”で
こうなっちまうんだぜ?弱々しくて見てらんねーw
お前падший полицейскийの助け借りないと
俺に対抗できないワケ!?Это некрасиво…w」
そんなこんなで両方とも相手を心底嫌っているというわけだ。
こんな風に、煽られてウクライナが、怒らないはずもない。
しかし、ウクライナには勝ち目がない。
なぜなら、ロシアは超がつく大国。
そんな国に勝てるはずもない。
そんな事は目に見えてわかっていた。
でも、ウクライナにも出来ること
ソビエト時代にロシアから、酷い扱いを受けていたのも 、
自分のことを罵倒していたのも、含めて、ロシアが大嫌いだった。
相手も自分のことが嫌いだった。
それでも、
それでも、変わらないことはあった。
それは、自分の兄であること。
どんなに嫌いでも、どんなにケンカを繰り返しても、
自分の兄、ロシアであることは変わらない。
それがウクライナにとって、自分から喧嘩を巻き付ける事が出来ない理由でもあった。
最初は、
何故こんな奴と兄妹に
と、お互い思っていた。
それでも、どんな理由があっても自分の兄妹であることは変わりない。
だから、だから、お互い、妙な関係に陥ったのだ。
「…はぁ、…」
“今日も”ロシアと言い合ったことを、思い出してため息を着く。
今日は満点の星空に明るく光る月が顔を出している。
ウクライナはあまりの、輝きに顔を顰める。
でも、
そんな輝きを見てこう思う。
って、
どんなに、相手がキライでも相手は自分の
“今日も”ウクライナは、レンギョウとアルストロメリアの花を抱いて、
月のような明るい未来を待ち望んでいる
来て欲しいような、来て欲しくないような……――
そんな未来を待って、目を瞑った。
はーい!お疲れ様です!!
初めてこんな真面目にお話描きましたー!
あ、あと誤字あったらすみませんね……
翻訳を使ったので間違えているかもです!
花言葉はご自分でお調べください!(*^^*)!
では!
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