紫 「 … 彼女 いる ? お前 … 」
赤 「 ぇ … ? 彼女 どころか 女友達も いねぇぞ ? 」
紫 「 いや … 最近 帰る方向 変わったじゃん 、 」
あ ー 、 なるほどな 。
らん の 家に 泊まり始めて 1週間 。
俺は 彼女の 家に 通い詰めているとか 思われていた らしい 。
絶対 違うのにな 。
赤 「 いや 、 ちげぇよ ? 知り合いん家 行ってるだけ な 、 笑 」
紫 「 へ ー … 、 」
全く 関係ないが 自転車を 押しながら アホ毛 揺らしてる いるま
すっげぇ かわいいな … なんて 思いながら
らん の 家に 向かう 。
ちなみに 、 今までは 曲がり角まで しか
一緒に 帰れなかったが 、 らんの 家 までは
いるま の 家 に 行くのと 同じ 角で 曲がるから 、
少し 一緒に いれる 時間が 伸びた 。
桃 「 … ぁれ 、 なっちゃん ? 」
赤 「 ら 、 ん … 、 !? 」
紫 「 え … 、 ? 」
桃 「 … なるほど 、 じゃあ 先帰るね ! 」
赤 「 お 、 おう … 、 」
紫 「 え 、 何だったん 、、? 」
赤 「 あいつ が 俺が今 家に 泊まってる 知り合い 、 」
紫 「 へ ー 、 バカ イケメン 、 」
まあ ホスト だし 、 なんて言葉 を ぐっと 飲み込む 。
俺が 夜の街に 言っていることなんて 周りには 言えない から 。
紫 「 … じゃ 、 まt 」
ガタガタガタッ ゛
また明日 、 と 手を振り合おう と した時 、
玄関の扉であろう 両開きの ドアの 片方が 思いっきり 揺れた 。
紫 「 ッ゛⁉︎ またかよ … ッ 、 」
赤 「 大丈夫 なん 、 これ … 」
紫 「 … 帰りたくねぇ な 、 笑 」
苦しそうな 笑顔で 胸が引き裂けそうに なった 。
きゅっと 無理に あげた口角 を 撫でて
ゆっくり 抱き寄せてあげたら 驚いたように 目を 開く君が 愛しい 。
俺は 一言 、 LINE を 送り
いるま の 手を 握り締め 、 らん の 家に 足を急いだ 。
コメント
4件
ぁ、今回も神ですね✨️ 🍍くん、抱き寄せてあげるとか紳士すぎて好きです()
はーんもう大好きすぎる🥹💍えぐちい程好みなんすけど!!続きめちゃ楽しみです!!