テラーノベル
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※実際の団体、個人とは無関係です。****※成人向け表現があります。ご注意ください。
※その他、捏造した設定が多く含まれます。
※※※ 閲覧には十分注意してください。
予定が詰め込まれた日々を終え、明日はやっと休日。何の予定もない。
二人は疲労も手伝ってベッドの上に並んで寝ていた。
恋人と名前がついてから日は浅いが、気が向いたときには同じ部屋で過ごすこともある。そして今日もそんな日だった。
「……。」
奏斗はただ寝ようとしていたはずなのに、セラフはいつの間にか上半身の衣類を脱ぎ去り、潤滑剤や避妊具を目の前に用意していた。
寝る前のお喋りに興じていたはずが、ベッドヘッドに潤滑剤と避妊具を置いた瞬間から口を無くしたかのように静かになってしまった。
「急に黙るじゃん。どうしたの?」
茶化すように奏斗へ声をかけて、顔を覗き込んでみるセラフ。
奏斗は少し後ろへ体を引き、セラフから距離を取る。その顔は耳も首も赤くなって、今にも泣いてしまいそうなぐらいだった。
「………今日は寝ようって言ったじゃん。疲れたし、また今度でよくね?って話したでしょ、任務中に!」
ぷいっとセラフから目を逸らし、視界に入れたくないとでも言うようにそっぽを向いた。そんな奏斗を気にするでもなくセラフは未開封の潤滑剤の封を切る。
「したけど……。でも奏斗が服の中に手入れてきたから、そうなのかなって」
淡々と答えながらセラフが奏斗の膝の前に手をついて、奏斗の服の裾に手を滑り込ませてみる。
「バッッカ、お前!手ぇ入れてくんな!!」
「先にやってきたの奏斗でしょ」
「僕は、ただ…くっついていたくて……そういう意味じゃ……ッ、」
怒り、というよりただ戸惑っている様子で自身の服の裾をぎゅっと握りしめる奏斗。
「……わかった。」
一つ、ため息をついてセラフは奏斗の服の中から手を退けた。
そして正面から奏斗を抱きしめて、そのままベッドへと倒れ込む。なす術なく抱かれたままの奏斗から「うわあ!」と情けない声があがるが構うことはない。
「何すんだよ!」
「ん?一緒に寝るだけだよ。」
布団を奏斗の肩までかけてやり、ベッドの上で二人は対面するように寝そべる。
不服そうにする奏斗をあえて見ないようにセラフは彼を抱き枕にして目を閉じる。
落ち着かない様子でセラフの腕の中で奏斗はモゾモゾと動いていたが落ち着くところを見つけたのか、数分後には健やかな寝息が聞こえてきた。
相当疲れていたらしい。が、セラフもそれは同じだ。故に行為に及びたい。
心のなかで謝りながら寝ている奏斗の服へ手をかけた。
身体が揺さぶられているような、強い力で下から突き上げられているような感覚がして奏斗は目を開けた。
「…ぅあ…、っはぁ…ッはぁ…」
セラフが自身に覆いかぶさって、なにやら頬を赤く染めて息まで荒くしている。
ここまで彼が疲労を露わにするなんて珍しい、などと寝ぼけて霞がかかった頭で考えていたが、ハッとする。
今、奏斗が感じている感覚と目の前のセラフの状況で全てが合致した。
そういえば股がぬるぬるしてる気がする。
「セラフ、なにしてんの?!!」
「あー…起きた?おはよ、っつってもまだ夜だけど」
セラフは汗ばんだ額から前髪を避けて耳にかける。その仕草はとても官能的だ。
状況も忘れて見惚れてしまっていると下からズンッと重い衝撃がきた。
「うわっ…!?」
「びっくりした?ごめんね」
どの口が謝罪しているんだとセラフを睨みつけた奏斗。
だが、初めて味わう感覚に自然と奏斗の視線は自身の下半身へ向けられた。
膝を折り曲げた状態、筋トレで言うとダブルニーチェストのような体勢にさせられて、足の隙間にセラフのそれが挟まっている。ついでに自分のと擦れている。
「あともう少しだけ、体、貸して」
「や、ちょ、ちょっとまって…!」
手を伸ばしてセラフを制止しようと試みるが、どう頑張っても手が届くような体勢ではない。
また下から突き上げられるような衝撃がくる、今度は何回も繰り返して突き上げられている。
「はぁ……はぁ、っ…ごめん、奏斗…ッ」
いつもの調子だったら謝るぐらいならこんな事をするなと言いたいところだが、必死に腰を振っているセラフが奏斗には妙に可愛く思えしまう。
そして、目が覚めたことによって奏斗自身も下半身の刺激から目を逸らせなくなってきていた。
「痛く、ない…?」
遠慮がちに聞いてくるセラフだが、腰の動きが弱まることはない。むしろさっきより力任せになっている気がする。
でも、奏斗にとってはもどかしく感じる。擦れるだけでは物足りないのだ。
「そ、れは…だい、じょうぶ……ねぇ、セラ……っ」
「なぁに… ?」
名前を呼べば動きを止めて、不安げに奏斗を見上げるセラフ。 彼はもう限界が近いだろうか、先ほどよりも息があがって苦しそうだった。
伴ってなのか、奏斗の心拍数も上昇してきている。ドキドキと早くなっていく心臓を無視して、奏斗は言葉を繋げた。
「……ッ、もっと、…もっと、奥きて…」
目を見開いて驚いた顔をしたまま、セラフの時間が止まる。
何分間、2人が動けずにいたのか分からない。セラフが奏斗の足から手を離すと 股を開かせるように間に座り直した。
「……無理してないよね?」
興奮が冷めたようには見えないが、神妙な顔つきでセラフは奏斗の下腿部分を撫でさする。
性感帯ではないが、おそらく労りを示すためにやっているのだろうと察する。
そのおかげか、奏斗の心臓も少し落ち着きを取り戻した。
「大丈夫だってば…。てか、寝てる僕に!セラが!こんなことしたからなんですけど!?」
セラフへ確認させるためにぬるついた太ももに指を這わせると、思った通りの感触がした。
悩ましげな奏斗の様子にセラフは顔をしかめる。確かに事の発端はどう考えても自分だが、ここまで煽られるのは予想していなかった。
「わかった、でも痛かったら言ってね。……い、いれるよ…。」
観念しました、とわざと顔に出し、奏斗のせいにしようとするセラフ。
じっとりと奏斗から睨まれたが、軽く無視をして、自身の先端と閉じられた秘部を合わせる。
それから前のめりに上半身を倒しながら奏斗に全体重をかけていく。
ずぶずぶと飲み込まれ、全て持っていかれそうになる感覚に耐えながらなんとか収める。
「入っ、た…!はぁ……動いても平気?」
セラフは抱き込むようにしていた奏斗の顔を覗き込むと赤くなった頬を両手で隠してしまっていた。
指の隙間からほんの少し覗けた目は硬く閉じられて、表情は強張っている。それでも動いてもいいよ、とセラフの言葉に頷いてくれる奏斗。
きっと痛いのだろう、今日はあまり時間をかけて解す事が出来なかったから。
そう自己解決してセラフは奏斗の体を正面からしっかりと抱きしめる。
「ちょっとだけ……このままでもいい?」
「ぅ、ごかない、の…?」
「うん。もう少し、このまま。」
セラフは触れ合えなかった時間を埋めるように、奏斗の体をさらにきつく抱く。
動かずにしていると奏斗の呼吸に合わせて、中が収縮したりうねったりしているのがいやでも自身を伝ってセラフには分かってしまう。
事前に十分な刺激を自身へ与えてしまったのもあり、今まさに達してしまいそうだ。
「奏斗ぉ…俺、もうダメかも……。そろそろ動くよ」
自身の快楽で 一方的に始めたとはいえ、奏斗にも気持ちよくなってもらいたい気持ちもあったセラフは奏斗へそう聞きながら腰をゆっくり引く。
「ぅ、ぅう…ッ、あ゙、ぁ…っ、あ、は、…」
セラフが動いたことに驚いたのかはたまた別の何かからか、奏斗から聞いたことも無い嬌声がした。
それと同時くらいに中がきゅ〜っと甘く収縮していく。
本人もそれに戸惑っているらしく涙も鼻水も気にせず、必死に首を横に振っている。
「ははっ、奏斗、締めすぎ…ッ」
全部を持っていかれそうになるくらいの収縮にセラフも顔をしかめて、襲い来た快楽に耐えた。
それから今度は逆にゆっくり腰を押し進めると、セラフへしがみつくようにしていた奏斗の腕に力が入る。
耳元から聞こえる吐息はいつもの何倍も切羽詰まるものだった。
「あ、なん…でっ、…ぁ…あ、ぼく、も、いいッ、ぃ、…ぅ゙う……〜〜〜ッッ」
奏斗の体が一気に強張り、足を小さく折りたたんで、腰が引けていく。
絶頂へ向かう時によく見る奏斗の癖だ。喉からきゅぅうっと絞り出されたような声、というか音も 漏れ出てい る。
「ごめ、ん…っ!ごめん、ごぇ゙……ッな、さ…っぁ゙、あ…ッ…」
「ん〜……なんでぇ?奏斗、悪い事してないでしょ?」
そして、これも奏斗の癖。何故かセラフよりも先に達する時に謝るのだ。
本人も無意識だろうが、謝られるとこちらが悪い事をしていると思ってしまう。
セラフは、ふーっと溜め息をついてから奏斗の太腿を手で掴むと先程よりも深く前へ体重をかけた。
かなり奥まで入っていく。一番奥まで入っただろうか、行き止まりのような感触がセラフ自身を伝ってきた。
「けっこう奥まで入っちゃったねぇ」
「はっ、…っ、あ……?ぇ、セラ、…?」
口をぱくぱくと動かして必死に息を吸おうとする奏斗。
これまでの行為でここまで深く挿れたことはないから、眠そうだった青い目が零れそうなほど見開かれた。
「俺もイくから、まだ眠らないでね。」
前髪を梳きながら撫でて、セラフは奏斗の頭を自分の肩口に抱き寄せる。
短かった奏斗の呼吸がセラフに合わせたかのように落ち着いてくると、遅れて何度も返事を返す。
「……っ、うん、ぅんッ…!」
ぎゅうっとセラフを抱き返して、奏斗は眠気よりも強く襲い来る快楽に耐える準備をした。
カンパリソーダ
20,024
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