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みこまめ
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【らん視点】
次の日。
俺たちは昨日と同じように、昼休みに集まっていた。
昨日、学校に残って作戦会議をした。
でも――
らん「昨日は結局、何も決まらなかったね」
こさめ「うん……」
なつ「どうやって告白させるか、難しいな」
いるま「二人とも好きなのに、なんであんなに進まねぇんだよ」
俺たちは、教室の少し離れたところにいる二人を見る。
すちとみことは、いつも通り話している。
みこと「すっちー、今日のお昼おいしそう」
すち「うん。すちの好きなやつ」
みこと「じゃあ、俺にも一口ちょうだい」
すち「いいよ」
みことが嬉しそうに笑う。
らん「……」
こさめ「……」
なつ「……」
いるま「……」
四人で顔を見合わせる。
らん「……距離近くない?」
こさめ「近いねぇ」
なつ「前より近くなってねぇか?」
いるま「気のせいじゃねぇだろ」
でも、俺たちはまだ気づいていなかった。
二人がもう付き合っていることに。
放課後。
俺たちは、二人が一緒に帰るのを見送る。
らん「今日こそ、何か進展させよう」
こさめ「うん!」
なつ「どうする?」
いるま「まずは二人きりに――」
そのとき。
らん「……あれ?」
二人が、こっちに向かって歩いてくる。
みこと「じゃあ、また明日ね」
すち「うん」
みことがすちに手を振る。
すちも小さく手を振り返す。
らん「……」
こさめ「……」
なつ「……」
いるま「……」
らん「……なんか、昨日までと違わない?」
こさめ「こさもそう思う」
なつ「なんか自然すぎる」
いるま「まあ、いいだろ」
俺たちは首を傾げながらも、そのまま帰った。
その夜。
すちとみことは、メッセージをしていた。
みこと『すっちー、今度の休み暇?』
すち『……うん。たぶん』
みこと『じゃあさ』
少し間が空く。
みこと『二人で遊びに行かない?』
俺は画面を見つめる。
(デート……?)
そう思った瞬間、顔が熱くなる。
すち『……行きたい』
みこと『ほんと?』
すち『うん』
みこと『やった!』
すち『どこ行く?』
みこと『まだ決めてない』
すち『じゃあ、一緒に決めよう』
みこと『うん!』
しばらく二人で話す。
そして――
みこと『じゃあ、今度の休み、二人で遊ぼうね』
すち『……うん。楽しみ』
スマホを閉じる。
胸が少しだけうるさい。
でも、今までとは違う。
(……恋人なんだ)
そう思うと、なんだか嬉しかった。
その頃――
らん「明日こそ、二人を進展させるぞ!」
こさめ「おー!」
なつ「頑張るか」
いるま「……もう勝手にしろ」
四人はまだ知らない。
二人がもう――
恋人になっていることを。
コメント
1件
「おお、二人ともちゃんと恋人っぽくなってる〜!😭💕」 すっちーとみことのやり取り、自然で距離感が変わってるの伝わってきて、すごくほっこりした…。 特に「恋人なんだ」ってすちが自覚したとこ、心臓きゅってなったよ。 でも、らんたちはまだ知らないんだね…あの「距離近くない??」のズレ感がなんか可愛いし、この先気づくのか楽しみ。碧さんの空気感、めっちゃ好きです🌙