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ふと周りを見渡す。
ハロウィンや、少し早いけれどクリスマス。黄色や橙色、赤色に街が染まっているのを見て、
(ああ、もうそんな時期なんだな)
と自覚する。
少しの緊張で、はぁっと口から漏れるため息は、まだ白くは無いけれど、きっと、早くに冬がやってくる。今月のスピードを考えてみれば、1年が終わるのだなんてあっという間。 今年は色々な事に挑戦したなぁ。なんてもう反省をしてしまう。
「青ちゃぁぁぁぁんっ!!?」
そんな事を考えていれば、緊張の原因が帰ってきた。手には何か袋を持っている。黄色くて、ハムスターの描いてある。
きっとそれは_
そう嫉妬をしてしまう。1年が過ぎるのはあっという間なのに、自分の誕生日が来たり、楽しみな日が来るのは遅く感じる。 もう1つなにか持っているので、なにかと聞いてみれば、
「あ!これ?これはね〜、黄ちゃんの誕プレなんだけど、ついでに青ちゃんの好きそーなものも買ってきた!!」
なんて可愛らしいドヤ顔で言うもんだから、つい赤くなってしまう。
「!にへへっ、嬉しいでしょ?」
その事に気がついたのか、君がそういう。
ああ、今日も、明日もその先ずっと、君の笑顔が好きだ。
(可笑しいな、もうとっくに夏は過ぎたのに、顔が暑いや。 笑)