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rdside: rd 「」 pn『』
（ ぺいんとくん 、 あの …
『あ？ なに』
（ ｯｯ 数学 … の 、 ワーク ある ？
（ 今日が提出日で … 、
『あるわけねぇだろ』
『つーか話しかけんな』
（ ｯｯ ごめんなさい 、
『ｯチ』
ｶﾞﾗｶﾞﾗ ヾ
（ あ〜〜もうこわいよ〜〜〜〜 !!
（ なんであんなガラ悪いんやろなぁ 、
（ 親がヤンキーって噂もあるぜ
（ 実際どうなんだろうな … 、
「 … 」
（ あｯ 生徒会長 〜〜〜 !!
「ん？ どうしたの？」
（ 今の見ただろ ?! あれやばくないか?!
「まぁたしかに… 良くないよね、」
（ 何か言ってやってくれよ〜〜 !!
「そうだね、俺から言っとくよ」
（ さすが会長 !! ありがとう !!
「うん !! いつでも頼ってね 笑ヾ」
（ らっだぁくんかっこいい 〜〜〜〜 !!
（ あれは男の俺でも惚れるわ … 、
（ モテる要素しか詰まってないもんな 、
（ 彼女とかいるのかな … 、
俺のクラスには一際目立つ生徒がいる。
それも悪い意味で。
彼の名前はぺいんと。毎日遅刻は当たり前で早退することも珍しくなかった。
先程のような横暴な性格の彼は周りにクラスに馴染めず孤立していくばかりだった。
…
ｶﾞﾁｬ ヾ
「ぺいんとくん」
『あ゛？』
「ちょっと話があるんだけど」
「お前と話すことなんてねぇよ」
これ一応初めての会話なんだけどなぁ…、
初っ端から随分嫌われちゃってるようだね。
「クラスの子達にもうちょっと優しく接してもらえないかな？」
『…は？』
「みんな悪気があって話しかけてるわけじゃないんだ。だから___ 」
『だからなんだよ』
『俺は話すことねぇって言ってんのに話しかけてくるアイツらが悪いだろ。』
「そう思うかもしれないけどね…、」
『そもそもお前もお前だわ。 』
『生徒会長だからっていい気になって俺に説教してくんじゃねぇよ !!』
「うーん… そんなつもりなかった…」
「ごめんね」
『分かったらとっとと去りやがれ』
「うん、邪魔してごめんね」
ｶﾞﾁｬ ヾ
話に聞く耳を持ってくれない。
あんな幼い見た目して中身凶暴なんだもんな…、悪い意味でギャップだわ。
でも俺も生徒会長だから放ってはおけないんだ。
この日から俺は彼に話しかけるようになった。
…
「ぺいんとくん」
「ブレザーはちゃんと前閉めてね」
『だから俺に話しかけんなって言ってんだろ』
「ぺいんとくん」
「今日掃除あるよね？サボらないでしっかり__ 」
『うっせんだよ』
何度話かけても会話は続かないし目も合わせてくれない。
ここまで来るともう可愛く見えてきた。
威嚇してる猫みたい。
pnside
（ 最近先生方から苦情が来ます。
（ 授業もまともに受けれないの？
『 … 』
（ そんなんじゃ将来 ___
『はいはい』
（ あのねぇ、私はあなたのためを思って _
『先行が俺の将来に口出さないでもらえますか』
『俺そんな暇じゃないんで』
『ｯてことで』
ｶﾞﾗｶﾞﾗ ヾ
どいつもこいつもうぜぇな。
あの生徒会長さんとやらも最近絡んでくるしよぉ … 、
放っとけっつーの。
こんな暗くなるまで長々と説教してきやがってよ…。
「あ、 ぺいんとくん」
今度は生徒会長かよ。だる。
「ぺいんとくんも今帰るの？」
『 … 』
「ねぇ。聞こえてるよね？」
『うるせぇ』
「ぺいんとくん」
『うぜぇんだよ !!』
「 … 」
『どいつもこいつも !!』
『俺に構うんじゃねぇ !!』
「ごめんけどそれはできない。」
『あ？』
「俺生徒会長なの。」
「君が更生するまでずっと絡むから。」
んだよコイツ !! ほんとにだるいやつだな !!
最近になって生徒会長だから生徒会長だからってうるせぇんだよくそ。
大っ嫌いな奴に絡まれる俺の気持ちにもなってみろよ。
rdside : 1ヶ月後
「あれ、ない…」
俺がいつも離さず持っているメモ帳を無くしてしまった。
どこかに落としてしまったのだろうか。
『よ、よぉ…生徒会長サン…、』
「え ぺいんとくんじゃん」
「どうしたの？」
1ヶ月しつこく絡み続けてきたけど話しかけられるのはこれが初めてだ。
なんだかぎこちないし…どうしたんだろ…
『これ…落としモン』
『お前のだろこれ』
彼が差し出してきたのは俺が今まさに探していたメモ帳だった。
俺がいつも彼の前で出して色々メモしていたのを見ていたのだろうか。
「今探してたところなんだ、」
「ありがとう 笑ヾ」
『…!!』
『…ン 、』
分かりやすく照れ隠しをしていて普段褒められていないせいか褒められ慣れていないのだろうという印象だった。
「こんな時間まで何してるの？」
『あぁ、いや…別に 、』
「ん？」
『… いたら悪いかよ』
「いや全然 !! 単純に気になっちゃって」
『 … 』
（ あ !! ぺいんとくんここにいた !!
「？」
（ メモ帳見つけたんだ !! 良かったね !!
『なｯ… ?!』
（ あんな一生懸命探すんだからよっぽど大切なんでしょ ?!
『…. ｯｯ //』
（ … ？ 僕もう帰るね !! またね !!
ｶﾞﾗｶﾞﾗ ヾ
え？は？どういうこと？？？
俺がメモ帳無くして探してるの知ってたの？
わざわざ探してくれてたんだ…
かわいいとこあんじゃん 笑ヾ
「..え〜〜？」
『今のは違ｯ 嘘だ嘘 !! //』
「顔真っ赤だけど？ 笑ヾ」
『赤くねぇ !! //』
「ぺいんとくん」
『…んだよ //』
「メモ帳探してくれてありがとう 笑ヾ」
『ｯｯ〜〜?! //』
episode4は生徒会長×ヤンキーを題材に小説を書いていこうと思います !!
毎度毎度コメント欄は1つ1つ読ませていただいています。いつもありがとうございます
短文でも長文でもしっかり読んでいるので気軽にコメントしてください
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡ 1000 💬 1
コメント
1件
めっちゃいいぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！！😭😭😭最高です！！！ありがとうございます！！！！💖💖💖マジツンツンなpnが可愛すぎます(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)rdの更生し続けるといってももはやファン(読者？)絡みたら執着そのものですね…😇😇😇続き楽しみにしてます！！！
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