テラーノベル
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最終話でございます。脅威の5000文字です長いよ
御本人様に関係ない
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈nk視点
kn「……じゃあ、帰る?」
きんときが、声を出す。
「…帰るかぁ」
kr「……あのさ、1個、言わないといけないことがあって…」
br「…?なに?」
kr「俺、まだやることあるんだ。…魔物が今暴れているのは、魔王様が居なくなったから。だから……説得して、落ち着かせないと。」
sm「え?まじ?」
shk「うわ、何年かかるんだ〜?」
kn「これは各々で行った方が楽?あ、でもさすがにニコイチか、」
kr「…え、待って、もしかして一緒に行く気?」
「そりゃそうでしょ?」
kr「いや、危ないかもだよ?!戦いなるかもだしっ、」
kn「関係ないよ。仲間一人置いて帰れるわけないし」
きんときがそう言うと、きりやんは唖然とする。
kr「…ありがと、」
きりやんは、泣きそうなのを隠すように下を向く。
今の泣き虫はきりやんのようだ。
kr「…じゃあ、みんなこの紙持って。これを見せれば大体はいける……で、怒るヤツもたまにいる。そしたら戦って。んで、この紙については魔法で破けないし、傍を離れないようにしてる。」
kn「おけ!チームどうする?」
「…ジャンケン?」
shk「…Broooockとスマイルは一緒じゃないの?ずっと一緒だし…連携すごそう」
br「お、よくわかってんじゃぁん〜」
sm「…そう?」
br「え?」
kn「じゃあそこは二人で一緒か。」
kr「俺シャークんと組みたい。強いし。」
shk「おっけー」
kn「…じゃあ、俺ら?」
「きんときと俺か」
チーム分けは、すぐに終わった。
みんな、なんとなーくこのチームになるだろうなって思ってたんだと思う。
次の日からは、各々での活動だった。
「…この紙見せるってさ……理性ない相手にどうすりゃいいんだろうね」
kn「なんか声が出てるらしいよ。俺らには聞こえないらしいけど」
「え、そんなこと言ってた?」
kn「言ってたよw」
「…ねてたかも」
kn「またですか」
2人でそんな雑談をして、魔物の方に向かう。
俺らの担当は南東。地味に魔物は多い。
でも、この紙を持って歩くだけで、魔物達は魔王城へと向かっていく。
戦意喪失したのだと思う。
敵意は感じない。
「…!きんとき!」
パキパキッ!
急いで後ろに氷の壁を作る。
魔物が襲ってきた。
kn「ありがとっ!……きりやんの言ってたのはこれね〜?」
「…援護は任せろ!」
戦闘開始!
kn「…よっ、と!」
パキッ!
「こっちだよーっ!だ!」
きんときに氷の足場で上に行かせる。
そして俺は魔物をその真上まで誘き寄せる。
kn「…っし!」
ドンッ!
そしてきんときが殴り込む。
そうすれば魔物は倒れ込み、俺らの勝利。
「ナイスー!」
kn「氷強ぇ〜!」
俺らは、戦いをしながらまた前に進んでいく。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈shk視点
「…なんで俺選んだ?」
2人で歩きながら、質問をしてみる。
kr「え〜?強いから。」
彼は襲いかかってきた魔物をぶん殴ってそう言う。
いや、お前のその強さなら俺要らないだろ。
その言葉を飲み込んで、俺も反対側から来たやつを殴る。
「…絶対nakamuときんとき一緒にしたかっただけだろ」
kr「あ、バレた?」
「そりゃあ。nakamuもきんときと組みたそうにしてたし。」
kr「あれ見たらこうなっちゃうよね〜」
俺らの担当は北。魔物が多いらしいからきりやんがいるけど…
この量とは、
まぁ街に来るやつらと同じぐらいの強さだからいいか、
kr「…てか、シャークんほんとに人間?普通歩いて雑談しながら殴って1発KOさせるやつ居ないでしょ」
「いやきりやんもだろ。俺は腕の力最大限にあげてるだけだし…」
kr「…さすがにパーティー最強すぎるな、俺も魔法で力強くしてんのもあんのよ」
「…もしかして俺ら人間離れしてんの?」
kr「…まぁ、だろうね、」
「…まじか」
俺らの会話はどこか淡々としてた。
……多分、最後の戦いの時に1番やりあったからだろうな……
俺もスマイル守るために頑張ってたし……きりやんは倒そうと頑張ってたし……
kr「…シャークん、今までのより強いやつ来るわこれ。…簡単な作戦言っていい?」
「え〜強いのぉ?しょうがないな、」
kr「…きた、」
そいつは、今までのヤツよりデカかった。
いや、デカー、
強そうだって、
kr「…どう?そのちっこい脳みそは成長した?」
きりやんは、その魔物に話しかける。
kr「俺らは負けたよ。いい加減魔王城に戻ってきな。みんなも戻ってる。お前も昔みたいにあそこで遊べばいいよ」
その言葉を理解したのか、魔物は怒る。
そのまま、きりやんに殴り掛かる
……が、その拳は止まる。
kr「…はぁ〜、学びなよ。俺より弱いって。……んで、もう一人いるってのも」
「…っ、おらぁっ!」
バコーンっ!
魔物の目の前で透明化が切れ、そのまま腕に力を最大限にして殴る。
そしたら魔物は倒れ、倒したことがわかる。
「…ふー、……俺いる?!これ!てか目の前で透明化切るなよ!」
kr「いやー、目の前で現れた方がかっこいいじゃん?」
「めっちゃ焦ったわっ、!」
そう、俺はきりやんに透明化してもらい、きりやんが相手の動きを封じた瞬間に殴る、そういう話だったのだ。
だから喋んないでバレないようにして……
「…こんなんやんなくっても勝てたでしょ、」
kr「まぁいいじゃん。絆は深まったっしょ?」
そう言って彼は拳を出してくる。
「…まぁね」
俺は彼の期待に答えるように、グータッチをした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈sm視点
br「ねぇこれ大丈夫〜?」
「…まぁ、敵意なさそうだから、」
br「僕らの連携見せる機会もないね」
「連携しなくてもBroooockが守ってくれるっしょ?」
br「…守るけどぉー!久々にやりたいなぁ〜?」
「…遊び気分?あれだるいんだけど、」
br「見たいなぁ〜!あ、それかずっとやってないから自信ない?」
「は?できるが?」
br「じゃあやってよ?」
「…しゃあねぇなぁ」
我ながら、ちょろいなとは思う。
でも、たしかに最近はアレやってなかったからやりたかったんだよな。
てかこれからやる機会ないし。
br「…ちょ、あれヤバくない?変なのいるよ?」
「……こっち来てる。やろう」
br「はーい」
ブォアッ!
俺らの周りを、炎が包む。
俺は弓矢を取り出し、狙いを定める。
……デカいから、狙いやすい。
ヒュンッ
矢を放てば、それは炎を通り、火矢になる。
ドスッ
「…刺さった。」
br「お!さっすがー!」
Broooockは手をかざす。
br「இ」
呪文を唱えれば、火矢が酷く燃え、魔物は火だるまになる。
br「…大丈夫?死んでないよね?」
「…殺したら駄目だよ?」
火を止めたあと、生きてるか確認する。
「…இ……おっけ。死んでない。いいな?」
br「うん生きてる!よし!このやり方はダメっぽいね!」
「次からはもっと優しくしよう。」
br「だね」
そうだ。あの時みたいに殺したらダメなんだ。
俺たちは反省をして次に活かすことにした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈nk視点
「ただいまぁ〜!」
kr「おかえり〜」
kn「あれ、早い」
kr「シャークんがバテた」
shk「こいつ必要以上に俺の事使うんだよ……」
kr「だって俺だけだと疲れるもーん」
「仲良いね〜」
br「たっだいまぁー!」
sm「ただいま、」
kn「あ、おかえり〜……疲れてるな、」
sm「…意外と攻撃してくるヤツ多くて、」
br「身体鈍ってるんじゃないの〜?」
sm「それはー、まぁ、」
「認めるなよ」
俺たちは毎回夜になると仮拠点に戻ってきた。
そして、たまにチームを変えたりして、毎日これをやってた。
……それでどれぐらいかかったのだろう。
3、4年程だろうか。
やっと終わったのだ。
俺らはもう22歳。
19から、ずっと同じことをしていた。
俺らはもう大人になってしまった。
「…おわりかぁ、!」
kn「まさか魔物も動いてたとはねぇ、」
shk「それ出来るならもっと早くやってたのにー!」
そう、魔物達が手伝ってくれたのだ。
俺たちは街の方には行けない。
だから、魔物達が攻撃をせず、まだ敵対している魔物にそのことを伝えてくれたのだ。
なんかそれができたから、早く終われて…
br「…もう、帰るのか、」
sm「…悲しそうにすんなよ。帰れるんだから。」
kr「そうだよ。また会えるし」
br「でもさぁ〜っ、」
また、会えなくなる。
それが悲しくて、みんな終わりを素直に喜べなかった。
元々、これは魔王を倒すためではなく、みんなとまた遊ぶためみたいなものだったから。
kn「……また、会おう。絶対に」
きんときが、真ん中に拳を出す。
kr「…次は、裏切り無しで!」
それに乗っかって、きりやんも。
shk「裏切ったのお前だけね?」
そして、シャークん
sm「…いつになるか分からないけど、会おう。」
スマイルも。
br「……また、会いに行く!」
Broooockも。そして……
「…絶対に、また、こうやって一緒に!」
こつんっ!
6人でのグータッチ。
また、これをやる日まで、待ち続けるのだ。
「…もう、俺らだけだね。」
kn「…そうだね、」
みんなでの帰り道、1人ずつみんな居なくなっていった。
きりやんは、シャークんと一緒にカラッチに行った。
シャークんは犯罪を犯したのにも関わらずみんなに歓迎されてて……嬉しそうだった。みんなに、久々に会えたから。
Broooockは帰りたくなさそうだったな。「怒られそう」って。だから一緒に行ってあげた。でも、なんともなかった。
なんと、3年間で色々変わったらしい。21歳以上から街を出ていいって法律が変わったらしい。だから、Broooockも安心してまた戻って行った。
スマイルはこっそり町に戻ろうとしてた。
バレたら面倒いんだって。でも、門番が居るからすぐバレたけど…色々噂になってたらしい。「一人で門番やってた強いやつがいた」って。それで喜ばれてた。…心做しか、嬉しそうだった。
…そして、とうとう俺の町、コウジォに着いた。
大丈夫かな。
母さん、怒ってるかな。
kn「…ほら、行きな?」
「…うん、」
1歩ずつ、町に歩む。
町の方から、人影が見えた。
『…nakamu、?』
「…母さんっ!」
自然と、足が早くなった。
嬉しかった。
「…っ、ただいまぁっ!」
勢いで抱きついた。
もう、大人になるってのに。
『…っ、遅かったじゃないっ!母さん心配したんだから、』
「ごめんっ、ごめんね、」
久々の親子の再開。
泣かないわけなかった。
「…!きんとき!」
きんときが、もう離れていくのが見えた。
俺はそれを追いかけた
kn「…nakamu?!なんで、」
「これっ、!……剣、返すときにこれも置いといてよ?みんなのやつ、取っといてたんだ。」
kn「……みんなの…」
「俺らの功績!ほら、持て!」
kn「や、nakamuこれ、大切じゃっ、」
「いーの!」
kn「あぁちょっと、」
「ほら!行け!俺の気が変わらないうちに!」
kn「…wしょうがないなぁ!」
「…きんとき!またな!」
kn「……またね!」
歩くきんときを見送る。
『…それで?大切な夢は楽しかったの?』
「…うん。さいっこうに楽しかった話、聞かせてあげる。」
俺らの旅は、完全に終止符を打たれた。
〜1年後〜
「…うわ〜!懐かしい!あのころのチィネロそのままじゃん!」
『ちょっと〜?荷物ちゃんと運びなさーい?』
「すぐやる!」
チィネロ、俺たちの故郷は、案外早く修復された。
元々俺らの旅の間に修復が始まっていたらしい。
そして、勇者の剣が返され……そこには、メモと6つの小物が置いてあったらしい。
“もう魔王はいません。”そう書かれたメモによって、王が安心したらしい。そして修復に本腰が入ったとか。
あと、その小物で誰が勇者一行だったのかを研究してるとか。
氷があるから氷属性がいる〜とか、ポーションがある〜とか、短刀とか……あ、炎が小さく燃えてたから炎属性もいるんじゃないかとか言われて氷いるんだからんなわけないだろ!的なのもあったな。
まぁ居たんですけど。
「…よし!母さんちょっと出かけてくる!」
『ちょっと!荷物片付けないとでしょ?!』
「すぐ戻るから!」
俺は、走ってあの場所へ向かった。
俺たちが、毎日遊んでたあの場所。
大人になったって、忘れやしない。
「…っ、はぁっ、はぁ、……おまたせっ!」
kn「遅かったなぁ〜?」
shk「今回俺らも早かったのに」
br「そうだよぉー?」
sm「Broooockは俺が連れてきたじゃん」
kr「まだやってんのそれw」
「主人公は遅れてくるから……」
また、会えた。
kn「…久しぶり」
きんときが、拳を前に出す
そしたらみんなを、拳を出す。
こつんっ
1年ぶりのグータッチ。
それは、またあの時と違かった。
“久しぶり”
その言葉が、俺らにとってどんなに喜ばしいことなのだろう。
俺たちは、再会を果たせた。
その間柄には、勇者も仲間も、裏切りも、なにも関係なかった。
かつての子供の頃のように、また、戻るのだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
完結ー!!
初めて連載でハッピーエンドです!!
皆様今までありがとうございました!
最初の方のペアでの戦闘、ここのペアでの戦闘見たいよ!があれば短編集の方で出せますのでぜひお伝えください!
今回は設定をすごい頑張ってたので、文量多かったですね。よく読んでくれました。設定でよく分からないとこあれば答えられますよ!
今まで投稿頻度が急に下がったりしたのにも関わらず、夏からずっと見てくれてる方、最近見始めた方に感謝です。
では!
御愛読、ありがとうございました!
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