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ハッピーエンド

1 - 僕にとってのハッピーエンド

♥

20

2025年08月02日

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???視点

僕はずっと監禁されていた。誰かは分からない。毎日ご飯を持ってきては帰って僕を監視しに来る。周りは鉄格子で囲まれていて囚人になった気分だ。ほら、今日も来た

「ご飯持ってきたぞ食え」

「…なんで僕を閉じ込めるの?何でなの?」

いつもそう聞くけどいつもかえってくるのは

「…」

無言だけ。何でここに居るのか分からないまま僕は今日もここで過ごす。

次の日

また今日も来た。誰かわからない人の言いなりになるだけ、、、そんなの僕としてはゴメンなんだけどね。そしてあいつはまた食事を置いていった、でも、今日は違った。

「出てきて」

初めてだった、ここから出られるのは。でも、手錠はついたままらしい、ケチだなぁ。部屋から出ると随分と開けた場所に出た。そこにはなんでか知らないけど沢山の僕と似たような形をした人がいた。

「こいつらに見覚えはないか?」

驚いていたらあいつが聞いてきた

「無いよ、誰この人たち? 」

そういうと中には悲しい顔をする人、暗い顔をしている人、涙を堪えている人様々な人がいた

「…そうか、じゃあ戻ろうか」

また僕は部屋に戻された。一体何をしたかったのだろうか?分からない

またその次の日もその次の日もずっとずっと同じ事の繰り返しだった

来る日も来る日もあいつは同じことをするだけ、、でも、最近は薬を飲ませたり、注射をしたりしてくる。なぜだろうか、でも一つだけ分かることがある。薬を飲むようになって体調が悪くなっていくのだ。あいつは僕を殺そうとしているんだと思う。…殺られる前に殺らなければやらないかな


やっぱり体調は悪くなるばかり、特に頭痛が酷いなぁ。やっぱりあいつは僕を殺そうとしているんだね。…僕が何をしたと言うんだ、教えてくれないと分からないのに…

憎い、憎いなぁ…

早く死んでくれないかな

、、遂にやってきた、あいつを殺すチャンスが。あいつは呑気に僕に背中を向けている、そこに包丁がある、あいつに刺せば殺せる。思ったら行動に移すのには時間はかからなかった。気づいたら僕はあいつを

刺していた

これで、これでいい、これでいいんだ。僕は殺されないしここから出られる、そう思っていたらあいつが口に薬をいれてきた

「ちょっ、何!?」

「いいから飲み込め!!」

あまりの気迫に僕は思わず飲み込んでしまった。

「これで、やっと、もど…るは…ず…」

戻る?何が?そう思った瞬間とてつもない程の記憶が頭の中に流れ込んできた

「思い出した…」

僕は、僕は、、

千葉だ…

千葉視点

すべて、すべて思い出した。東京さんのこと関東のこと都道府県みんなのこと…そして僕が、自殺をした事…。何でどうして僕は生きているんだ、、あの時確実に僕は…。埼玉が助けてくれたんだ、何も分からなくなって絶望に浸っていた僕に希望を与えてくれた、、、。あとで、お礼言わなくちゃな。それにしても僕の事を閉じ込めたやつは誰なんだろうか、見てみるか。僕はそう思ってそいつの顔を見た瞬間とてつもないほどの後悔に襲われた。そいつの顔は、憎たらしくて仕方がなかったあいつは埼玉だった。

どうして、何でという問いが出てくるが答えてくれる人はもう居ない、1番大切で僕に希望を持たせてくれた君はもういない、だって、、

僕が殺したんだから

「うあ”ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛」

僕は泣いた、数え切れないほどの悲しみと怒りでどうにかなりそうだった。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい、、、知らなかった、分からなかった!!君だと知らなくて殺してしまった…」

ねぇ、神様こんなの酷いよ。これじゃあバッドエンドじゃん…

その時僕の目に飛び込んできたのは埼玉の血がびっしりついた包丁、、、

「そうだ、こうすればいいんだ」

まっててね埼玉。すぐに僕もそっちに行くから、そしてこれが僕にとっての

ハッピーエンドだ

そして、僕は意識を手放した

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