この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません
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深澤side
“逃走中ごっこしよーぜ~!”佐久間のこの一言から始まったSnow Man流逃走中。スタジオ内の指定した部屋と階だけを使って普通に鬼ごっこするだけ。捕まったら牢屋(楽屋)に戻るらしい。そんで一番変なのが比率。ハンターはまさかの照オンリー。いやいや8:1って、おかしいでしょうが
『…いやでも俺もめっちゃ不利じゃね?』
照の心配してたけど俺もなんかアレじゃない?見ればわかる通り頭がでかいから隠れられねえし走れねえし。パフォーマンス中も足元おぼつかなくなるくらい重い。出来ることと言えば頭突きぐらいだけど照に頭突きして怪我させたくねえし…。つまり俺に待ってる未来は死のみってことか。うん、終わった
誰かの足音が聞こえてきたから、とりあえず身を隠そうと近くの倉庫的なとこに入る。頭外してえな…邪魔だな…ぶつぶつ呟いてたら急に扉が閉まって視界が真っ暗に。え、何?
「見つかった…」
『は、?!いやちょ、…っお
、お前が言うのかよ!!わら』
真後ろから照の声が聞こえてきて、ついでに捕まった。全然気づかなかったんだけど。後ろからついてきてたのか待ち伏せされてたのか…てか真っ暗な中球体とハンターが対1で話してるってなんだよこの状況
「ねぇふっか見えないー」
『いや知らねーよ…閉じ込めたのお前だろ、わら』
「電気つかなかったっけ」
『電気の場所知らないし』
「いやふっかの」
『あ、これ?』
顔回りのちっさい電気をつけてみたら多少…ほんとに多少顔回りだけ明るくなった。でも俺からは何も見えねえや、照どこいるんだよ。俺のほっぺら変が光ったところでなんの役にも立たねえんだわな。てか悲しいことに照って名前なのに暗闇に飲まれちゃってるって
「っふ…笑」
『え今どう見えてる?』
「口が…口だけ動いてる笑笑」
『バケモンじゃねえか!わら』
「んやでもさ、口元だけでも見えたら便利だよ」
『何が…』
不意に唇に柔いものが触れて、すぐに離れた。うわくそ、気づかなかった。目の前にいんのかよ。相変わらず何も見えないから恐る恐る手を伸ばすとなんか多分スーツみたいな感触の生地に手が触れた。そこにちょっとごつごつした手が重ねられて軽く握られた。あ、いるわ
「ふっかぁ、頭外して良い?」
『え?別にいいけどこれ一人で外すのは無理よ?』
「手伝うから」
後頭部からカチャカチャ聞こえてたかと思うと急に頭が軽くなったから、自分の頭を触るとあのでかい玉は無くなってた。どうやら手先の感覚だけで外したらしい、器用だな。うっすら四角いライトが光ってて、あーあそこにさっきまでの俺の頭があるんだなーとよくわかんない感情になった
「まさか球体抱くことになるとはなー」
『ハンターに抱かれるギラギラの球体って…』
ん?ちょっと待てよ、抱く?逃走中は?止めようとしても時既に遅し。ハンターに捕まった哀れな元球体に、もう逃げ場はなかった
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やっと目が慣れてきたとは言えど、未だにあまり周りは見えていない。微妙に見えるのは恐らく照であろう人影だけ。そしてわかっていることと言えば、数分前からネクタイで手首を縛られてそのまま犯されてることくらい
『っひ、?!急に、そんなとこ触んな、♡』
「折角開発したんだから使わなきゃでしょ」
何の遠慮もなく中を蹂躙し続けるそれから得られる快楽は莫大なもので、それを捌くのに手一杯。にもかかわらず追い討ちをかけるように胸元の突起を弄ってくるのは嫌がらせか何かなのだろうか
『ひか、る、ちょっ…と、!止まって、』
「なんで?」
『声、漏れてたらやばいじゃん、』
今更感はあるけどヤってるのバレたら普通にまずい。楽屋ならまだしも…いや、楽屋も良くないんだけどそれ以上に倉庫は良くない。既に何回か出しちゃってるし、そろそろ止まってもらわなきゃここまで積み上げてきた諸々を失っちゃいそう。それだけは避けなきゃ
『あと時間も…っ、?!ゃ、待て、照、待っ…♡ぅ、♡』
「じゃああと1回だけ」
『お前のあと1回は1回じゃねえだろ、!♡』
執拗に押し込まれる痼のせいで前からだらだらと何かが出ているのがわかる。それが先走りなのか精液なのかはわかんないけど垂れ流しにしてしまってるのが恥ずかしくて仕方がない。見えてないと言えど気付かれてるだろうし
『も、こっちは、何…っ回もイッて、んだから、』
「でも俺まだだし…」
『なら早くイけよ、!』
照の腰に足を絡めて思いっきり引き寄せて、視界が弾けるのにも構わずぎゅうっと中を締め付ける。もうこの際中に出されても良いや、とにかく誰かに見つかる前に…
「ッぅ、あ、」
『…っふは、めっちゃ出t』
【えっ、ちょ……りょーた!】
「?!やべ、」
『え、何?!』
限界まで膨張した彼の欲が俺の最奥で爆ぜた瞬間、視界が真っ白に。トんだかと思ったのも束の間、照じゃない声が聞こえてきて大焦り。ポカーンとしてたけど開けっ放された扉を見て照も大焦り。どうやら何者かの手によって、倉庫の扉が開けられてしまったらしい
【こんなとこで何してんだよ…】
「……見つかったァ…」
『今ふざけてる場合じゃねえだろ!わら』
《何翔太、ハンターいた?》
【えー…っと、あのー…笑 】
にまにま笑ってる翔太の顔は今まで見たなかで一番悪い顔をしていた。今年中は擦り続けてやろ~、みたいな。そういうタチの悪さを持った笑み。頼むから何も言わないでくれ。せめて回りの人たちになるべくわかんない感じで…
『皆まで言うなよ、』
【は、 ハンターと球体がぴーひゃらして部屋中がぱっぱぱらぱーって…w感じ、】
《…ほう、?》
【あ、見ない方が】
《…こいつもそいつもCrazy man じゃん》
しょぴまる子ちゃんとダテーランドに見つかった後、ばかでかいちょっと若返った軽部さんらしき人が掃除用具を持ってきてくれた。
[ほら掃除道具持ってきたから綺麗にするよ~…ってなんか…ハンター、笑]
『ハンター、?』
「…。」
[ハンターのハンター、まだおはようございますしてるけど笑]
めちゃくちゃ前屈みでトイレへ向かって廊下の端っこを歩いていくハンターは、あり得ないくらい情けなかった
コメント
8件
爆笑しちゃった😂😂😂😂めっちゃ好き😂

やばい!!面白かったです!🤣
