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『クラスの陰キャ男子は”元”不良でした。』

Episode.14


ぷちぷち→👀

ぽん太→🐤

いむ→🐾

ひなこ→🎀


のあ→🍪


-作者より-

前回が重すぎて今回浅いかもです。

予定より早めに邂逅してしまった…


✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼


side:百石乃愛 -momoishi noa


──じゃぱぱさんが亡くなってから、3年の月日が経った。


もう周りはそれを乗り越えていて、 私だけ置いてけぼりのように思えてしまった。



(忘れられないんですよ、っ…)



今でも、彼のことを思うと泣きそうになってくる。

だから、彼からの手紙遺書を読んでいる今だけは、彼女に会いたくなかった。



🎀「やっほ、先輩。」


──────────────


‥もう、今しか無い。



🍪『…ひなこさん。』


『私のこと、嫌いですか?(にこっ』


✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼


side:祭雛子 -matsuri hinako


“嫌い”。

正直に言うが、私だってよく分かっていない。



🎀『………』



先輩は頭が良いから、私が回答に時間をかけることなんて分かってるんだろう。



‥だから、なるべく短時間で答えを出さなければいけない。



🎀(………あれって、?)



先輩に向き直ったとき、彼女の立つ場所のすぐ側に置かれた紙に気が付いた。



…ようやく気付いたよ。



🎀『…分かんないや。(にこっ』



たぶん、この答えが”最適”だ。


──────────────


🍪「…………えッ、?」



呆気に取られたように、此方を向かれる。



🎀『”あたし”ね、今までは先輩のこと嫌いだったよ。』



この人になら、打ち明けられる。

そう気付いた。



🎀『でもさ、今「嫌いじゃない」って分かったんだ。』


🍪「なんで、ですか‥?」


🎀『正直最初は嫉妬してたし、羨ましかったよ? ……… 先輩、あたしが持ってない物何でも持ってるんだもん。』



彼女の地雷を適度に踏みつつ、なるべく穏やかに。

自分の”本音”も混ぜて話す。



🎀『だけど‥ 先輩だって、私みたいに弱いとこいっぱいあるんだよね?』


✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼


side:百石乃愛 -momoishi noa


見られてた?

私が、じゃぱぱさんからの手紙を読んでたところ…



🍪『…見てたんですか?』


🎀「ん~、盗み見したつもりじゃないんだけど… ごめんね、見えちゃった。」


🍪『………そう、ですか‥』


🎀「弱いところがない人間なんて、いるワケないもんね。(にこっ」


🍪『‥ひなこさんにも、弱いところあるんですか…? 』



そう返すと、彼女は少し間を空けてから、悲しそうな顔で答えた。



🎀「うん。不本意だけど……まぁ、ね。(にこっ」



この人は、どうしてこんなに悲しそうな顔をするのだろう。



(私のせい、なのでしょうか‥?)


🎀「あんまり先輩を傷付けたくないけど… あたし、先輩のこと好きになれないや。」


🍪『………』



ずっと前から、叶わない想いだって分かってた。



🍪『ごめんなさい、やっぱり同性なんて嫌でしたよね。(にこっ』



どうして、こんなにもこの人は優しいのかな。


私を傷付けたくない?



(私は、貴女を何回も傷付けてきたのに。)


🍪『…どうして、そんなに優しいんですか、ッ?』


🎀「………だって、」



“忘れられない”って、どうしようもないじゃん?


──────────────


🍪『──っ、ぁ‥』


🎀「彩風君…だよね? 中学のとき同じクラスだったんだ。 ……私は彼と話したことないけどさ、

“先輩が彩風君のこと好きだった”のは、最初から気付いてたよ。(にこっ」


🍪『え”ッッ、?!』


🎀「だって先輩、彩風君の話するときだけめっちゃ生き生きしてんだもん、笑」



気付かれてたんだ…


いや、待てよ‥それって、



🍪『私、結局彼に想い伝えてないんですよ?!なのにどうしてそんな…』



私は、結局のところ浮気してたんだ。

彼が死んでも、ホントに好きならそのまま想い続けるのに……



🎀「あたしだって、好きだった人その人に似てる人を好きになると思うけどなー。」


🍪『…っ、!』



そうだ、私がひなこさんを好きだったのは…



(ひなこさんに、じゃぱぱさんを重ねてたんだ…)


🎀「あたしは、誰かを好きになるとか良く分かんないけどさ。”仲間”には寄り添いたいじゃん?」


🍪『‥仲間、?』


🎀「あれ、嫌だった?

あたしは”のあちゃん”のこと、信頼してるんだけどな………」



“仲間”。

“友達”でもない、”恋人”でもない…そんな中途半端な立ち位置だけど、

何だか嬉しくなってしまった。



🍪『……嬉しいです、!

これから”も”よろしくお願いしますね、”お嬢”!』


🎀「ちょ、何そのあだ名~!w」



結局、ひなこさんに想いは伝えたし、叶わなかった。


それなのに…



(どうして前よりも、楽しいのかな。)



“拝啓、じゃぱぱさん。

私は今、とっても幸せです。”



ーキーン,コーン,カーン,コーン…


🎀「やばっ、チャイム鳴っちゃった!」



“世界一大好きな『仲間』が、「私」を…「百石 乃愛」を、見てくれるから!”


✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼


side:────


『…良かったね、のあさん。』



もう俺が居なくても、大丈夫みたい。



“俺が生まれ変わったら、結婚してくれますか?”



──少女の涙で染みたその文字の側には、白いツツジと、新しく書かれたばかりの文字が添えられていた。



“喜んで!”


✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼


Episode.14

『初恋』 終了


Episode.15・・・12/21公開


次回もお楽しみに。


-作者より-

(小ネタの話なので読まなくてOKです。)


どうもシャマスです!

今回なんかめちゃくちゃ明るいな…まぁポジティブが一番ですよね!明暗の差で燃え尽きそうだけど!!



ちなみに、最後に出した「白いツツジ」の花言葉は、「初恋」です。


じゃぱぱさんの想い(Episode.13参照)とも取れるし、のあさんの初恋って意味とも取れますよね~。


私が使った意味は、「じゃぱぱさんの想いに対する答え」なんですけど…

色々な方向から予想出来た方が良いかなって思ったので、こんな風に使ってみました!



あと小ネタなんですけど…のあさんに話してるときのひなこさんは、いつもの「私」って一人称じゃなくて、「あたし」って使ってるんです。


これにはちょっとした意味?があって…ひなこさんの隠れ一人称が最初に出たのはEpisode.5のナンパ追い払いシーンなんですけど、これはぽんちゃん事件への怒りで本性がひょこっと出てきてるのを表してるんです。


なので、ここでは本心で話してる、っていうことを意味してます!


いやー、最初はのあさんとひなこさんは仲良しにしようと思ってたので……まぁ途中曲がりましたけどこれはこれで良かったかなと思いますw



それではまた次回お会いしましょう!


てんきゅーふぉありーでぃんぐ!

(Thank you for reading!)

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