ツッキー)身体暖まりましたか?
ツッキーにずーっと抱き締められ体を暖められていた
香澄)も、もう平気だから…
ツッキー)本当ですか?
香澄)だ、大丈夫…だよ?
ツッキー)ムリしたら怒りますからね
香澄)ひゃ、ひゃい…(すごい怒ってりゅ…)
ツッキーが私を下ろし試合に向かった
香澄)あにゅぅ…
ツッキーに怒られ少ししょぼんとしているとサムが隣に座って来て少しぽかんとしているとサムの膝に座らされた
香澄)つ、捕まった…
ツム)ラッキー♪
香澄)すがしゃんぅ…って、いない…コートに居るのか…
ツムの手をペチペチと叩いて「はーなーせー!」と騒ぐとツムは北に回収された
香澄)ε-( `꒳´ * )
ツッキー)香澄さんって…ほんとかわいいですよね
スガさん)天使だよなぁ
ツッキー)ですね…おっと!
香澄)…ほかのこと考えてる暇があるなら試合に集中しなよ……
試合後
香澄)お疲れ様〜
試合が終わったみんなに飲み物とタオルを渡すと汗を拭き水筒の中身を飲み始めた
香澄)そういえば…そろそろ受験の時期かぁ……
私も暖かい飲み物を飲みながらふと呟くと北が「あ〜…そう言えばそうやな」と返事を返して来た
香澄)大学に行こうかなぁ…あ〜でも好きなのないし…
「どうしようかな〜」と呟きながらボールを触っているとスガさんが凄い真面目な顔で「俺らに養われるから別に大学とか行かなくても良くない?」とすごい真剣な顔で言ってきた
香澄)うーん…確かにそうかもしれないけど…養われっぱなしって嫌だからさ
スマホを取り出しいい大学がないかと探していると北にスマホを取り上げられた
香澄)んぁ!かーえーせー!
北)ええやろ〜?どこの大学行くんや?ていうか行くんか?
香澄)わかんないから今から調べようと思っ…
全員)??
香澄)いや、今思いついた
北)え?何をや
香澄)自分のお店を持つ…とか?笑
少し苦笑いをするとツッキーが「どんなお店ですか?」と凄い真剣な顔で聞いてきた
香澄)え?えーっと…決めてないけど…誰でも入れそうなお店…とか?笑それか…まぁ、例えばだけどあんたらが店員の店…とか?
目をそらすとサムがキラキラとした目で「ええやん!」とすごい興味がありそうな声で放った
香澄)まぁでも…さすがに無理強いはするつもりは無いし…初めは自分のお店を建てたら…まぁ、人を雇って…そこであんたらを雇うかはわかんないけど…あんたらの都合とかあるし
全員)(あ、何だこの子ちゃんと考える子だ…)←考えずに人の指示に従う人としか認知してなかったこの場の全員
香澄)ケーキ屋とかでもいいし…カフェとかでもいいし…普通の料理屋とかでもいいし…流石に旅館とか料亭とかは無理だけど…まぁ、出来たらなぁとは思うけど
体を縮め込み少しいつもとは違う笑みを浮かべるときよちゃんが「いいと思うよ?」と言いながら隣に座って来た
きよちゃん)香澄ちゃんの料理は何でも美味しいしアレンジとか上手だしカップケーキとか初めてなのにあの美味しさは凄いと思うよ?
香澄)そうかなぁ…やれば誰だって出来ると思うけど…
きよ)香澄ちゃん、できない私が言うんだよ
香澄)…(確かにきよちゃんの料理はおにぎり以外酷かった気がする…)確かに見た目は悪いけど味は凄い美味しいじゃん
きよ)その見た目だよ、私は見た目が全く綺麗じゃないのに香澄ちゃんは見た目も味も完璧でしょ?
香澄)…じゃあ!きよちゃんは料理!ンヘッ
きよちゃん)香澄ちゃんにお願いされたら何でもやるよ←お姉さん気質発動中
香澄)だったらそういう系の大学に行こっかな〜♪
全員)(やだ何この子すっごいノリノリなんだけど…)
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