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#6 きゅーぴっとさん
side knt
昨日ひばが僕の家に来た。
もう朝。寝れなかったんだけど!?
『寂しかったから明日は来い、ね〜、 』
『行きたくね〜、』
なんて思いつつ僕は学校に行く準備をした。
がらがら〜、
『おはようございますーっ、』
【お、奏斗きた、おはよ】
[奏斗おはようございます!]
『おはよ2人とも』
挨拶を返してくれる友達がいるっていいね〜、
「…!!奏斗〜!おはよ〜!!」
『ん、ひばおはよ』
『昨日はありがとね』
「全然!今日は来る気になったんだ?」
『圧かけられたら行くしかないじゃん?』
「かけた覚えないんやけど!?」
【多分今日いつもよりうるさい日】
[多分じゃなくて絶対、ね。]
意外と気まづさは感じずに生活できた。
side hbr
[タライー、今日少し残れますか?]
「行けるよ〜どしたー?」
[話したいな〜と思いまして]
「おっけー!」
アキラにしては珍しい。
「奏斗ー、今日先帰っていーよ!」
「ちょっと用事できた!」
『ん、了解、また明日ね』
「また明日!」
昨日よりは目見れた!俺えらすぎ〜!
みんなが帰って、教室が静かになるとアキラが口を開いた
[昨日変なことしませんでした!?]
「なんで第一声目がそれなん!?」
「してないし!!」
どんだけ俺やばいやつなん!?
[私勉強してて気づくのが7時頃になってしまったのですが、昨日奏斗から100件ほどメールや電話が来ていまして、]
「あら〜、大変」
[セラ夫からも昨日の話聞いていて、]
[1日経ってどうです?]
[まぁ、気持ちも整理できてきたのでは?]
「昨日よりはまだごちゃごちゃしてはないかな」
と言っても分からないことの方が多いんだけどね、
[奏斗に言われた好きについては?]
「やっと意味わかったかな〜くらい」
[うわ遅、やっとかよ]
「そんな言う!?」
[ただ女子が男子に、男子が女子に抱く恋愛感情が同性になってしまったってだけですけど]
「それはそう」
「不思議と気持ち悪いなとかは思わなかったよ」
「全然嬉しいな〜って」
[ふーん、?笑]
「なにその反応!笑」
[タライ、もしかして奏斗のこと好きなのでは〜?笑 ]
アキラにやにやしすぎでしょ、
昨日の夜、俺は風呂に入りながらゆっくり考えた。
俺は奏斗のことが好きなんだと思う。
友達、相棒とかじゃない。多分恋。
「俺ね昨日ちょっと考えたんよ」
「奏斗のこと好きだわ」
[そーなんですか、って、えええ”“”“っ!?!?]
[初カノは女がいいとか言ってたらしいのに!?]
「女がいいよ。でもね好きになっちゃったんだからしゃーないよね」
正直、好きに性別要らんと思う。
[抵抗とか本当にないんですか?]
「奏斗だったらいいかなって」
[私感動(?)]
「おぉ、?」
[もう告れよ!いけ!]
「俺告ったことないんよね」
[思ってること言えばいいんです!]
「緊張すんじゃん?」
[しない人いないですよ!]
「たしかに。」
[うん。]
「空気読んで時が来たら行くわ。」
[結果は目に見えてたとして、時を間違えそうですね貴方。 ]
「ひどくね!?笑」
アキラが話まとめてくれたりしたから結構まとまりはした!
頭良いってすごい!(?)
多分俺1人で考えてたら一生まとまってなかったんだろうなー。
と思いながら学校を出た。
無理やりすぎるこの小説。
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