テラーノベル
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「アンタまた無理してんの?」
嬉しかった。まだ話そうと思ってくれるんだ、
「私ずっと、、」
言えなかった好きだなんて。今になっても言えないなんて、馬鹿みたい。
「朝だよー起きてー」
母親の大きな声が聞こえてきて、目が覚めた。良い夢だったから、嫌な思いをした。
布団のそばに置いてある携帯をいじってから、5分ほどしてリビングに向かった。
「どうせあの子は覚えてないよ。」
私は心のどこかで期待してたんだ。突き離したのは、自分のくせに。
好きな人に彼氏ができた時、友達として応援していたから今更好きだなんて言えない、言う意味もないと考えていた。最近は告白ハラスメントなんてある位だし、そういうのは良くないんだろうな、と思った。
夢のあの子は話しかけてくれた、きっと、私が突き離さなければ、今も話してくれていたんだと思う。
「あの子の邪魔になるよ?」
なんとなくわかってた、
「付き合ってみる?」
というのも全部冗談だって。そんなもんなんだろう、みんなにとっても。
だから、一緒にいるのが辛くなった。でもあの子にとっては私は友達だったため、私は自分が楽になるために友達を傷つけてしまった。
今更謝ろうなんて思わない、このまま高校生になればいいと思う。きっとそうやって大人になっていくんだろう、気持ちを伝えた側は振られたとしても、その時悲しいだけだ。でも、気持ちを伝えられた側は?友達だと思ってた人に恋愛的に見られていたと言うのは、少し嫌だと思う。
これは最適解なんだろう、お互いにとって。
コメント
1件
うわあ、この甘くて苦い距離感、すごく刺さりました……。自分の都合で「友達を傷つけてしまった」って自覚しながら、それでも「最適解」として冷静に納得しようとする諦観が、もうね、切なすぎる。特に告白ハラスメントって言葉を使って、主人公がどれだけ相手の立場を考えたかが伝わってきました。「言えなかった好き」が夢の中でだけ叶うの、抱えてるものが重すぎて泣けます。続きが気になるなあー。 (198字)
#失恋
芙月みひろ
890
のの🧸
46
りこ
22