__ utSide __
「 …ぁ、? 」
目を覚ますとベッドの上、
現在の時刻は深夜2時
………え???2時????
え、嘘、ちょ……え???まじかよ、え、嘘
寝すぎたんやけど?!?!?!
いや、シッマとかだったら普通なんか、これ(そうだよ)
「 と、とりあえず書類しな…… 」
そう独り言を呟くながら自身の机の上を見るが、
其処には先ほどまであった書類の山が無くなっていた
「 ぇッ、、? 」
吃驚したが、多分誰かが持っていったのだろうと考えた。
が、それと同時に自分の記憶がないとこで勝手に燃やしたりしてしまったのか、ということも考えてしまった。
勿論前者だと考えるが、最悪の場合と考えると震えが止まらない。
足が動かない、手も先程から小刻みに震える。
だから、引き出しに隠してあるカッターに手を差し伸べた。
其処からは、すごい、楽しかった。
ザクザクと、自分で言うのもあれだが……青がかったような白い肌を傷つけていく。
真っ赤に流れるモノがきれいに見える自分は愚かなのだろうか。
もう、すでに可笑しくなってしまったのか、
何もわからない。
ただただ、痛みすら失くなってしまった身体に次々と
切り傷を増やしていく。
そんな僕はまるで操り人形のような、マリオネットのような
そんな感じだったのだろう。
「 〜〜………〜、!! 」
誰かの声が聞こえる。
だけど何も気にせず切りつけていく
この快感が、自分にとっての現実逃避行なのだ。
止めたりしないでおくれよ、
「 〜………せ、、ぃ!!!〜〜〜……り…、、!! 」
誰?聞いたことある。
確か、落ち着くような、みんなの目として戦場に立ったりする……あれ?
「 だ……せんせ、、!!!………〜めろ!!! 」
呼んで……る、?だれ?
「 大先生、!!! 」
「 ぇあ……? 」
「 ろ、ぼろ……? 」
気がつくと目の前には桃色の、天の声と呼ばれる彼____ロボロが居た
彼の腕は僕の肩辺りを掴んでおり、必死に呼びかけていたことが分かる。
「 ど、どしたん、??笑 」
必死にニコリと、笑顔を作る。
「 ッ…… 」
彼の顔が歪んだ、ナニカオカシイことをしてしまったのだろうか。
「 ……取り敢えず腕貸せ、 」
「 え、ちょッ…… 」
僕の質問?に返さずに、黙って僕の腕を手当し始めた。
消毒液が染みる。いたい。
「 ぃ”ッ… 」
苦痛の声も上げてしまった。あ、ちゃんと小さくだけどね。
あのあと僕が問いかけても彼は無言で手を進め、
手当が終えたあと
「 ……もう二度とすんなよ?コネシマとか特に心配するで? 」
そう一言を残し、僕の部屋から出ていった。
「 しんぱい……、、 」
かけてたんか…、、これじゃあ相棒失格やな、笑
ロボロが部屋から去って数秒で、僕の部屋中に
嘲笑うような、僕の笑いが響き渡ったそう。
もう、疲れた。
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