※暴力表現、流血表現有
※自決表現有
地雷の方はブラウザバックを推奨します。
______________________________________________
〜 ut Side 〜
ドガドガッ
ザシュ、ザクザクッ
ポタポタ……ドガッ
「 い”ッ…… 」
「 や、やめ((( 」
『 うるせぇんだよ!!!サンドバッグは黙っとけ!! 』
ドガドガッザシュッ
グサッ
「 かはッ…(吐血 」
『 うわッ?!こいつ血吐きやがった!!! 』
『 うわぁ〜きったなw 』
「 ゴホゴホッ…ふ、ぅ…… 」
何故こんなことになっているのか、
吃驚したよね。
こんなことになった経緯は数時間前に至る―――
______________________________________________
この日、僕は書類を片付けようと仕事に取り組んでいた
なるべく、みんなに迷惑をかけないよう、
僕が此処に居続けるために。
ある程度終わったときに、扉を叩く音が聞こえた。
「 ぁ、はーい 」
このときに、気付いたら良かった。
幹部じゃないって、気づけば良かった。
声をかけた途端、ドアが壊されたような音がした
その時、咄嗟に後ろを向いたが、遅かった。
ドガッ
「 い”たッ?!…は、はぁ、? 」
後ろを向こうとした途端、急に殴られた。
最初は理解が出来なかった。
何故、今” 訓練中である筈の兵士 ”が此処に居るのか、
その兵士は見覚えがあった。
だって、悪口を言っとった兵士だったから。
その後は現在に至る。
______________________________________________
ドガドガッザシュッ
グサッ ポタポタ…
痛い、そんな感覚が徐々にだが分かんなくなってきている
……まってこれまじめにやばいかもしれん。
瞼が重い、異様に寒い
さっきからなんか、刺されたところが熱い
視界の端には真っ赤な、あの、あれが見える。
なんだっけ、あれ
なんだろ、思考がとまってる感覚がする
うごけない
しょるいしなきゃあかんのに
ひとの声がきこえずらくなってる
あいつらは去ったとおもう
でも、なんか意識がもうろうとしてる
あれ、わか……な、、
さいごにきこえたのは
『 さっさとタヒねよ無能が 』
僕を批判する一般兵士の愚痴だった。