はじめに
・この作品はcishpです
・実在する方のお名前をお借りした作品になります。ご本人様とは一切関係ございません。
・腐向け作品、nmmnとなっております。こちらが苦手な方、理解のない方は閲覧をご遠慮くださいますようお願い致します。
・素人の書くものですので口調等おかしなところがあるかと思いますが、目をつぶって頂けますと幸いです。
・思いつきで書いたものなので話のまとまりがありません。暖かい目で見ていただけると嬉しいです
・あとがき有(飛ばしていただいて構いません。)
・ciがshpを襲った過去有
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「ci最近俺のこと頼りすぎちゃう?」
「はぁ?」
大晦日。
何となく1人で年を越すのは、そう互いに思ったのか気づけば2人で過ごしていた。
当たり前かのようにshpの家に居る俺と家主のshpはスマホをいじったりゲームをしたりと各々くつろいでいた。
shpが沈黙を破ったと思えばshpのことを頼りすぎだと言われた。
お互い様なんじゃないか?とあまり腑に落ちない。
「お前やって鬼んなったらすぐ俺んとこ来て助けてとか言うてくるやんか」
「そら鬼の回数多いんやから助けて欲しいやろ
お前やってこの前……」
それはshpも認めるようで、反論はしてこなかった。
その事実に少し嬉しさを覚えるが不安も抱く。
俺はshpがいなければ生きていけないのではないか、なんて馬鹿らしいことを思った。
ねぇ、君はどう思う。
「shp、俺らってなんやの」
「依存っていうかさ」
「なに、急に」
「いや、何となく思って」
「お前何キモイこと言ってんの」
細い目が少し睨んでくる。
男にこんな事言われたらそうなるであろう。
だけどなんだか間違ってるわけではなさそうな気がした。
君もそう思っているんじゃないか、なんて。
「正直あってんちゃうんかなと思って」
「お前は俺無しじゃもう生きていかれへんやろ」
「生きてけるわ」
「お前無しで20数年生きてんねんぞ」
「俺は無理やで」
「shp無しで生きるとか」
これ以上の生活なんてない
俺はそう思った。いや思ってる。
shpもそうなんじゃないかって
根拠もない自信があった
「お前はやろ」
そう期待通りの答えが来るわけなんてなかった。
だけど本当はそうなんじゃないのって、君も同じ気持ちだったらって、期待してしまって。
傷つくのは俺だというのに期待ばっかりして。
だけど、
「ほんまは気づいてんちゃう?」
「は?気づくってなにが」
俺らのこの関係に白黒つけたくて
俺と同じ気持ちだったらって期待して
「よぉ考えてみぃや」
「最近俺らずっと一緒におるやろ?」
「……確かにそうやけど」
俺らは最近1週間に2回以上のペースで会っている。
他のメンバーは1ヶ月に3回会うか会わないかの頻度だが俺達だけは高頻度で会っている。
その特別感が俺は好きでこの時間が好きで、でもなんだか純粋な関係にも思えなくて。
ああ、なんて馬鹿なことを考えているのだろう。
「依存とはちゃうくないか?」
俺も依存なんてありえないと思っている。
だけど俺らって。
「ほんまにそう思うか?」
「お互いがお互いのスペースにいることに違和感感じてへんだけやないの?」
「は?」
もうこの際だから言ってしまおう、今日で関係が壊れてもいい。
ただ今伝えなければいけない気がした。
傷ついていいとか思っていてもやはり期待してしまう。
そのほんの少しの期待に君は答えてくれるかなんて知るわけもない。
だけどここで伝えなかったら一生言えない気がするから、本音をぶつけられない気がするから。
「現に今やって俺は当たり前かのようにお前の部屋にいる。お前は記憶から消したかったやろうが俺は覚えてる。酒に酔って俺がお前を襲ったこと。本当に申し訳ないと思っとる。」
「だけどお前はそんな俺と今もなんともないように過ごしてんねん」
「……」
俺はあのことを忘れない。
全て俺が悪いのはわかっている。
だけど怒らないshpが分からなくて
「なぁ、俺勘違いしてええんか?」
もう全てを伝えてしまおう。
shpなら受け止めてくれる気がして、俺が傷つかないように流してくれそうな気がして。
嘘偽りなく全て言ってしまおう。
「正直俺はshpが好きや。」
嗚呼、言ってしまった。
墓場まで持っていこうと決めていたこの思いを、諦めきれなかったこの思いを。
本人にぶつけてもshpは困ってしまうだけ。
目を見開いて固まっているshpに淡々と伝える。
「俺だけのモノにしたいって思うほどに好きや。
閉じ込めて逃げられないように、俺だけしか考えられないようにしたい、それくらい好きなんや」
「なぁshpお前が今何考えてんか俺にはわからんねん。」
「どうしてこんなやつに優しくしてくれんのかわからんねん。」
「なぁ教えてくれや」
さらにこんなこと言ってしまったらもう取り返しなんてつかない。
shpも絶対に困っている。
俺の思いは伝わっているはず。
振られたら振られたでそれまで。
それ以上なんてもう求められる立場ではなくなった。
「……バカやなぁci、」
「は……?」
予想してた返事とは大幅にかけはなれていて間抜けな声が出てしまった。
「好きやなかったら黙って襲われるわけないやろ、部屋に入れること許すわけないやろ」
「俺やってお前が俺しか見れんようになって欲しいとか気持ち悪い感情抱えてんねん」
「何が勘違い?」
「やっぱお前は鈍感野郎や。なんで気付かへんねん」
「あの日の夜俺はお前に言ったよ
好きだって、そしたらお前は苦しそうな顔するから、俺はお前に絶対に言わないって決めたんや」
「なのに勘違いとか馬鹿なこと言ってんの、お前のそういうとこが大っ嫌いで大好きや」
もう何が何だか分からなくて
shpに好きって言われたり気持ち悪い感情抱えてるとか言われて、何がどうなってるかわかんなくて。
でも俺の気持ちはきちんと返事がされていて、嬉しさと驚きが一気に来て頭の処理が追いついてない。
わかっているような分かっていないようなこの気持ちを目の前の愛しい人に問掛ける。
「なぁ……shp、」
「俺、こんな幸せでええの?」
「この俺が愛してんやからとことん幸せになれや」
shpらしい返事だなんて呑気に思ってしまう。shpと出会って何年もたったはずなのにこの気持ちは初めてのような感じがして、幸せのようなそんな感じもした。
「俺ら気付かんうちに依存してたんかなぁ」
依存なんて取り返しのつかないような関係なのかは分からないが、お互いが居なきゃ俺らはどうしようもないだろう。
これは一種の依存なのだろうか。
「お前が拘束なんてしなくても俺はお前しか見てへんわ」
「なんや可愛いこと言うやん。
ちなみに俺も不安にならなくてもshpのことしか見られへんからな」
「知ってる」
俺らの愛に名称も意味も要らない。
互いが愛し合っていればいい。
「なぁ、俺ら付き合お」
「当たり前やろ」
「明日は2人で初デートを兼ねて初日の出見に行って初詣も行こか」
「デート何回もしてるやん」
「デートって思ってくれてたん?」
「可愛ええやつやなぁ〜」
目の前のshpが可愛くて仕方くて頭を撫でてやる
「やめろや」
なんて言いながら見える肌が赤くて表情もどこか嬉しそう
本当に俺達は好き同士なんだ、なんて今まででは考えられなかった関係に嬉しくなる。
「俺らデート何回もしてるけど付き合うて初めてやろ?」
「年明け初っ端から恋人と過ごすとかええやん」
「一日中一緒におろ」
「当たり前やろ」
shpからのあまりにも可愛いお願いに耐えきれなくてshpへの気持ちが溢れてしまう。
「大好きやでshp」
「知ってる。俺もやci」
あとがき
これは去年の大晦日に出した初めてのお話の手直し版です。
あまりにも変えてしまうと話自体変わってしまうのであまり手直ししていません。
前回が今年最後と伝えていたのですが遅めのクリスマスプレゼントです🤭
良いお年をお迎えください!
六弥
コメント
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六弥さん!?えっ!?マジすか!?何度も閲覧したこの作品〜🥹ありがとうございます!私の好きぴ!年齢も性別も知らないけどまじで作品も六弥さんも愛してますほんとにありがとうございます!これからも作品楽しみにしてます、来年もよろしくお願いします〜✨️