テラーノベル
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次の日の朝。
目覚まし時計が鳴り響き、タイキは重い体を捩った。上半身は裸で下着のみ纏った格好で、体はキレイになっていた。
ルイが履かせたのだろうか。昨晩の行為の後の記憶は残っていなかった。
「タイキ、おはよ」
もうすでに起きていたルイが目覚まし時計を止めてタイキの髪を撫でる。
『…おはよ、ルイ』
「寝起きもかわいいね。体大丈夫?」
ちゅっとタイキの額にキスを落とし、ルイは心配そうに顔を覗き込む。
『お、おう…』
ルイに体を支えられながらタイキは起き上がった。
「タイキん家一回寄ってから行こーぜ」
『うん』
今日は地方でライブがある為、ホテルに宿泊の予定だった。タイキの家に荷物を取りに行き、スタッフが迎えにくるバス停まで2人で行く予定だ。
準備しようと背を向けたタイキの体を、ルイは後ろから抱きしめた。
「ね、タイキー、俺たちしちゃったね?」
『ん?う、うん』
「はぁー昨日のタイキまじ可愛かったなぁ。
…また興奮してきちゃった」
『?!』
タイキの顎を持ち上げ、ルイは深くキスをする。
『んんっ!んっあ、っ』
(くるし…!)
キスしたまま、ルイの手がタイキのからだを弄る。胸の突起に触れた時、昨晩の感覚が蘇ってきた。
『…んんっ…んっ…!』
まだ余韻を残す体はすぐに反応してしまう。
唇が離れると、今度は首筋から耳にかけてキスを落としていく。
『…おいっ遅刻するぞ…っん…』
「あー離れたくないよぉ」
言いながら乳首を弄る手を止めないルイに、タイキは抗議の声をあげる。
『ルイ、無理だって』
「…わかった。いこ」
意外にあっさり手を離されて、少し寂しく思う。
まだ体に余韻を残したまま、2人は家を出た。
ライブ終了後。
メンバーはそれぞれ1人ずつホテルの部屋が用意されている。
シャワーを済ませたタイキは、部屋着に着替えてすぐさまベッドに横になった。
昨日の出来事を思い出して、また体が熱くなる。
ライブ中もルイはいつものようにスキンシップが多いし、その度に昨日のことが頭をよぎって、タイキは顔を赤らめるのだった。
『…ルイ、もう寝たかな…?』
からだの奥が疼く。朝から続く疼きはもうずっとタイキの体を熱くしていた。
(かわいいータイキ…好きだよ…っ)
ルイの切ない表情を思い出して、タイキは下半身に手を伸ばした。
『…ンンん、ふ…ん…っ』
上下に動かしてみても、何か物足りない。
後ろが疼いて、タイキはそーとそこに触れた。
『んん…はぁ…っはぁ…っ?』
指を入れてみても、昨日のような感覚が襲ってこず、タイキはもどかしさに指をさらに奥へ入れた。
(…全然気持ち良くない…ルイ…っ)
確かに体は火照っているのに、刺激が足りずに指を増やして激しく動かしてみたりした。
『んっんっんっ…』
ピンポーン
『?!?!?!』
突然のチャイムにびっくりして、タイキは指を引き抜くと、急いで部屋着を整えた。
「タイキ起きてた?」
部屋の鍵を開けるとルイが立っていた。
『ルイ!起きてたよ。ど、どうした?』
動揺したタイキはルイを部屋に入れようとはしなかった。
「?なに、入れてくんないの?」
『いや〜今日はもうちょっと寝たいなーって」
「…なんか隠してる?」
普段しないような行動をとるタイキに訝しげなルイ。
無理矢理タイキの体を抱きしめ、ふざけるように顔を近づけた。
「んー?」
『ちょ、ちょっと待って!落ち着いて!』
他の人が通るかもしれない場所でふざけるルイを、タイキは焦って部屋の中に引き入れた。
「俺ー、ずっとタイキとイチャイチャしたくてさー、早く夜になんないかなーって思ってたんだ」
タイキを抱きしめながらニコニコとルイが言う。
『へ、へぇー』
「へぇーって…タイキはそうじゃないのぉ?」
『…俺も、ルイと一緒にいたかったよ?』
「えー嬉しいなぁ」
タイキの頬をルイの大きな手が包み込み、優しくキスをした。
タイキはまた自分の体が熱くなっていくのを感じた。
何度も何度も繰り返すキスに夢中になって、ルイの首に腕を回すタイキ。
さらに機嫌をよくしたルイは、クスッと笑いながら徐々にタイキの服の中に手を滑り込ませ、その体を弄った。
『ふぅ…っんん…』
「タイキ、手あげて」
言われるがままタイキは手をあげると、すぐに服を剥ぎ取られた。
ルイの唇が首筋から徐々に下に降りていく。
『…んっ…』
「チュッ…チュル…ヂュ…はぁっ…」
乳首を口に含んで舐めたり、舌で転がしたりする。タイキはぎゅっとルイの髪を掴んだ。
『んっ、ルイっ、あ、あっ、あん』
「んーなんかタイキ感度良くなってない?」
言いながら指でそこを弄ぶ。
『あ、あ、…っルイが触るから…っあぁん、んっ』
「…かわいいなぁ」
『…そこばっか、やだ…おかしくなるっ…』
指で弾いたり優しく引っ張ったりすると、タイキの体が大きくはねた。
下半身が熱を帯びて、我慢できなくなったタイキはルイの体に少しずつ下半身を擦り付ける。
「ははっ…タイキもう我慢できないの?」
『んんっルイっ…ぁ…触って…』
「おねだり上手だね」
涙目で訴えるタイキにルイはキスをすると、そのままベルトを外してズボンを下げた。
「苦しそうだね、下着も脱がすよ?」
『あ、いや…っ』
恥ずかしくて少し抵抗したが、ルイは素早く下着を下ろしてタイキの片足を持ち上げた。
『えっ?あ、あ?』
すぐに入り込んできたルイの長い指にタイキは困惑した。
『はぁんっあ、あぁ、あんっ』
先程の、自分の指とは全く異なる刺激にタイキは体を揺らす。
「?…タイキ…もしかして、1人でシてた?」
『!…そんなわけ、ない…っ』
「じゃあなんでこんなになってんの? いくら昨日の今日とはいえ… こんなすぐ入るわけない、だろっ!」
『っ?!?!』
ルイは指増やして勢いよく突き入れた。
びっくりして背中を反らせるタイキ。
ルイは何度も2本の指を抜き差し繰り返した。
『あっあっあっ!っ!やだ、気持ちっいいよぉっあぁ、あぁ』
待ちに待った刺激にタイキは自ら腰を振った。
「タイキ、エロすぎない?そんなに欲しかったの?」
『んっ!うんっ!はっ気持ち、いいっルイぃっ前も、触って…っ!』
「…かわいいけど、さっきの質問に答えたらね?」
『ぇ?何?はぁっんっあぁ、あー』
「さっきまで、俺を待たずに1人でシてたんじゃないの?」
『…っ…!あぁっん、ルイぃ』
許しを乞うように涙目で見つめるタイキ。
「タイキ、ダメ。ちゃんと言わないと」
『うぅ〜…し、しましたっ…したからぁ!』
「…ふ〜ん」
突然、ルイは 指を引き抜いてしまった。
『え?嘘っ?なんでぇ』
喪失感にタイキはルイの体にぎゅーっとしがみつく。
ルイはタイキをベッドに押し倒した。
「タイキ、今度からしたくなったら俺を呼ばないとダメだよ?」
『え?なんで?』
「…ダメだから。タイキのことは、俺だけが気持ち良くさせないとダメなの」
『で、でも…おまえに会えない日は、どうすんだよ…』
「うーん、我慢、かな?」
『…そう…』
(まぁ、自分じゃ気持ち良くできなかったし…)
タイキがボーっと考えていると、ルイは顔を覗き込んでタイキの体を揺さぶった。
「おーい、わかったか?タイキ?」
『わ、わかったって』
タイキの返事に満足そうに微笑んだルイは、軽くチュッチュっと唇や頬にキスをした。
「じゃあ、今日の分は今からお仕置きね?」
『は?』
お仕置きと聞いて、タイキは昨夜縛られ、目隠しされたままローターを入れられた事を思いだした。
『い、嫌だ。…あれ、もうイヤ…』
「大丈夫。昨日とは違うお仕置きだから」
コメント
1件
**はる。だわ。** 第6話、読んだわ…! 朝のベッドシーンからもうドキドキが止まらなかった。ルイの独占欲と甘やかしのバランスが絶妙で、タイキの「自分じゃ気持ち良くできなかった」って悟る感じがまた良いよね。自分でシてたのバレてお仕置きされる流れ、続きが気になる…!
𖤐·̩͙
7,813
Konatsu
7,645