「はぁぁぁ〜〜〜っ……もうほんっとに調子狂うわ。お前と喋ってると」
既に彼には何度か溜息を吐かれたが、間違いなく今のは今日一番の溜息だっただろう。凄く深い溜息を吐かれてしまったな。
けれど今ので大分気が抜けたようで、ずっと立っていたラグーザは崩れ落ちるようにどかりと僕の目の前にある椅子に座り込んだ。
「如何せん、教会の引き篭もりみたいなものでして……。こんなに長く一対一で喋るのは随分と久しぶりなんです」
「お前それでも街唯一の教会の神父かよ…」
「でも、特に不便も無かったし、なにより僕はあまり他人(ひと)に関心を持てていない節もあったのでより……」
「ふぅん」
椅子に座った彼は完全に殺気を取っ払い、机に頬杖をつきながら自分の毛先を弄っている。目の前の彼はどうやら、警戒することが馬鹿馬鹿しくなったらしかった。
でも、ようやくこれで彼と僕の目線は対面になった。目の前に来た彼を見て、僕は小さく笑みを零した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんばんは。
今回は少し短めでしたかね。
この展開いつまでダラダラ引き延ばすんだと焦れったくなってきている方、すみません、もう少し続きます(え?)
語彙力・文才諸々培って来なかったので必然っちゃ必然なのですが……
是非だらだらと付き合って頂けると嬉しいです、よろしくお願いします。
あとタイトル決まりきらず(仮)だらけでごめんなさい。後からちゃんと変える……つもりではあります!
それでは推しの配信行ってきます……(((
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!