朝がくる。
ぼくは目が覚める。
いつも通り目覚まし時計を黙らせて、ともだちふたりにあいさつをする。
ひとりはサボテンのともだち。
あいさつしても返してくれない。
まあ、めんどくさくないから、それでいいけど。
もうひとりはレオ、
レオもあいさつしても返してくれない。
チョキはいいけど、レオに無視されるのは、ちょっとかなしい。
シャワーを浴びる。
歯を磨く。
朝ごはんを食べる。 ごはんといっても、ゼリー飲料だけどね。
制服に着替えて、
チョキに「行ってきます」を言う。
勿論、レオにも、
冷蔵庫を開けて「行ってきます」を言う。
でも、レオは返してくれない。
レオが溶けないように早めに冷蔵庫にしまう。
そして今日の分のレオをカバンに入れて、
学校に行こうと寮の扉をあけた。
目の前にはばあやさんがいた。
コメント
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言葉足らずはご愛嬌です。この後凪はどうなったのか、玲王は何故喋らないのか、よかったらコメントに書いてください♪