テラーノベル
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全員の審査が終わって結果発表当日になった。
この教室にはクラリネットパートが集められている。
👧「じゃあ、部長、発表お願い。」
👩「うん」
👩「それでは、ソロオーディションの結果を発表したいと思います。」
🐤「ッ…」
🐤(緊張してきたッ…吐きそう…)
🤪(大神、めっちゃ緊張してんな…)
🤪(まぁ、頑張ってたもんな。)
🤪(俺なんかあいつのことばっかで練習に身が入ってなかった。)
🤪(頑張れ、大神…、)
👩「今年のソリストは…」
👩「大神りうらさんに決まりました!」
🐤「……ッ!ポロッ」
🐤「やったッ…ポロッポロッ」
🤪「おめでとう♪ナデナデ」
🐤「うん…ありがとッ…ポロッ」
↑さらっと頭を撫でている人と気づかない人
👩「大神ちゃんは頑張ってね♪」
🐤「はい…!先輩方の思いまで背負って頑張ります!!」
👧「頼もしいねぇ…♪」
「ポロッ…」
🐤「へッ…?」
👧「あッ、ごめんねッ…ポロッ」
👧「こんなつもりじゃッ、なかったのにッ…ポロッ」
🐤「ぁッ…」
🐤(りうらがソロを奪ったからッ…先輩を悲しませたッ…?)
🐤(りうらが先輩をここまで追い詰めたッ…?)
.🐤(りうらがソロをやらなければ、みんな幸せッ…?)
🐤「…ソロ、辞退します…。」
🤪「……はッ?!」
👩「え?!ちょっと、大神さん?!」
🐤「先輩ッ…ごめんなさいッ…ポロッ」
👧「えッ…?」
🤪「おいッ!待て、大神ッ!」
👧「私、そんなつもりじゃッ…!ポロッ」
👩「落ち着いてッ…?」
🤪「俺、探してきますッ…!」
👩「お願い…。」
🐤「りうら、最低だなッ…」
🐤「先輩が最後の大会ぐらいは…って考えてることぐらい、分かるでしょッ…ポロッ」
🐤「もう、顔合わせられないやッ…ポロッ」
タタタタ…
🐤「…?」
🤪「はぁッ、はぁッ…」
🤪「ここにいたかッ…!」
🐤「な、んで…」
🤪「なんでって、こっちが聞きたいわ!」
🤪「急に逃げ出して、何があったん?」
🐤「だってッ…りうらがソロに選ばれたから先輩を傷つけちゃってッ…ポロッ」
🐤「そう思ったら、もう先輩に顔合わせられなくてッ…」
🤪「なんでや…」
🤪「大神が選ばれた理由はクラが上手かったから。ただそれだけやん…!」
🐤「確かにそうだけどッ…」
🐤「先輩はオーディションにするって言ってたけど…、」
🐤「本当は自分もソロやりたかったんじゃないかなって…」
🐤「そう考え出したら止まらなくてッ…ポロッ」
🤪「お前はなんも悪くないんよ…?」
🤪「そんな気に病まんで前向きにならん?」
🤪「先輩の分までって意気込んでたやん!」
🐤「…ッ!」
🐤「ソロに選ばれなかった、あんたには分からないでしょッ…!」
🐤「私が背負ってるこの気持ちをッ!!」
🤪「…ッ…」
🐤「…!ご、ごめッ…ん…ポロッ」
ダッッ
🤪「ちょ、大神ッ!」
パシッ
🐤「離して…りうらは先輩が、みんなが喜んでたらいいの…」
🤪「お前がソロをやらないことでみんなが悲しむ。」
🤪「こう言ったら?」
🐤「…それは…」
🤪「みんなはこう思ってる。絶対に。」
🤪「先輩だってそう思ってるはずや。」
🐤「りうらはッ…」
🐤「やりたいッ…ソロ、やりたいよッ!!」
🤪「それがお前の本音だな♪」
🐤「えっ…?」
🤪「よし、音楽室行くで。」
ガシッ
🐤「えっ?!ちょ、ちょっと…」
🐤「行きずらいんだけど…」
🤪「大丈夫やって、みんな優しいんやから。」
🐤「でもッ…」
🤪「……もうこうするしかねぇか…//」
🤪「よいしょっと…」
ヒョイ
🐤「は、はぁ?!///」
🤪「お前が動かねぇからこうするしかねぇだろッ!//」
🐤「だからってお姫様抱っこは違うでしょッ!//」
🤪「このまま行くぞッ!//」
🐤「えぇ?!//」
👧「私のせいでッ…りうらちゃんがッ…」
👩「大丈夫、誰のせいでもないから…」
タタタタ…
🤪「戻りましたッ!」
👩「ぁ…!」
🐤「ッ…」
👩「大神さんッ!大丈夫?」
🐤「えッ…大丈夫、です…」
👩「良かっt」
👧「りうらちゃんッ…!!」
バッッ
🐤「ぅおッ…!」
👧「私のせいでッ…辛い思いさせてッ…」
👧「ごめんねッ…ポロッ」
🐤「そんなッ…りうらがソロに選ばれたからッ…」
👩「大神さんはソロ、やる気ある?」
🐤「…私はやりません。辞退します。」
🤪「おや?それがお前の本音か?♪」
🐤「そ、そうです…。」
🤪「じゃあ、この発言は?♪」
ピッ(スマホの録音
🐤『やりたいッ…ソロやりたいよッ!!』
🐤「あッ…!」
👩「これが大神さんの本音?」
🐤「ッ…はい、そうです…。」
👩「なんでそんなに申し訳なさそうなの?」
🐤「だって…1年生ごときがやりたいなんて、おこがましいですよッ…」
👩「みんな、なんで大神さんを選んだか、分かる?」
🐤「えッ…と…」
👩「みんなの信頼を得たから、だよ♪ 」
🐤「えッ…?」
👩「大神さんはこの数ヶ月でその実力と信頼を認められて、ソロに選ばれた。」
👩「その事実の他ないよね?♪」
👧「うん、私もりうらちゃんだからソロを任せたんだよ♪」
🐤「先輩ッ…ポロッ」
🐤「私、やりますッ…皆さんの信頼を裏切らないためにも…!」
👧「ありがとう…♪」
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