その恋に約束を

ワンク

irxsのnmnm作品

赤桃要素含まれます

とある方のパロを借りました🙌🏻

君シュガ赤    ×    ビタスイ桃

ご本人様とは一切関係ありません

地雷さんは右回れ

赤sdei

俺の名前は大神りうら！賽目学校に通う高校1年生

最近は新しい環境で一から始めるので不安だったけど、クラスのみんなと仲良くなって親友も出来た。

変態気質？のやつもいるが⋯そんなのお構いなく、とても楽しい学校生活を送っている。

のだが⋯⋯そんな俺には恋をしている人がいる

それも年上の人である、

その人の仕事は夜の営業⋯？みたいなのしてるらしく、すこーし評判が偏ってるらしい

まあ、そんなのりうらは気にしてなく、俺はその人に今日もアタックしようと思いま〜す！

「お、おにーさん！俺と付き合ってください！」

『⋯⋯ハア？また君？ちょっと、店まで来られるの困るんだけど⋯』

「いいじゃないですか！俺はこんなにも好きなのに⋯⋯」

『いやいや俺は好きじゃないから⋯⋯ 』

「ぅぅう⋯⋯」

この人は俺の運命の人の内藤ないこさん

ピンク色でサラサラと綺麗にケアをされている髪は、左耳の方で三つ編みをしていてピンで止めている

俺が最初出会った時は普通にセットしてただけだけど、俺がセットしてあげた時に気に入ったのか最近ではずっとこれだ

おにーさんに尋ねてみたけど『髪が邪魔なだけだから』って⋯⋯ツンデレみたいな？そういう所も大好きなんだけどね〜

⋯⋯そんなおにーさんだけど、最近俺に対する表情が変わってきてると思うんだよね

頭を撫でてくるとか、頬を撫でるとか

俺の事、ちょっとは意識してくれてたりするのかな！？なんて⋯期待しちゃったりしてるよ、

そんな事ないって分かってるけど、りうらは絶対諦めないし。おにーさんに「Yes」って貰うまで、永遠に居続けますよ。

『⋯⋯何こっち見てんの』

「えｯ゛⋯⋯！いや、なんにも⋯ 」

「おにーさん今日も美しいなって⋯⋯」

『⋯⋯なんそれ、おもろw』

「⋯⋯！」

おにーさんと少しづつ絡むのにつれ、ないこさんの仕草や行動がわかりだした

おにーさんは本当に照れてる時はクシャッという少し子供っぽく、大人らしく口元を隠して照れる。

笑う時は大きく八重歯を見せて楽しそうに腹を抱えてる

感謝しすぎ？いや、別に普通じゃない？

りうらは好きな人の為ならなんだって出来るし、一日中お世話できるよ。みんなもそうじゃないの？

⋯ま、みんなの普通と俺の普通は違うって言うのは分かってるよ。

周りの大人もよく俺にこう囁く

「貴方の愛情表現は可笑しい」

「好きな人って同性⋯？えぇ、気持ち悪⋯」

って、これまで沢山の大人に言われてきたよ

けどね、俺は気にしてない。好きな人にアタックしない人生は損してるって、友達に言われたから

真っ直ぐ前に進んでる、アタックしてる！

そんな友達も、今では親友になって「りうちゃん、りうちゃん♡」って⋯⋯ちょっと気持ち悪いけどいい奴だよ。

あ、話逸らしすぎたか戻ろう。

『[珈琲飲んでる]』

「[見詰めてる]」

『⋯⋯何、また見てくんじゃん。君、』

「えへへ⋯おにーさんの顔好きですから」

『⋯⋯あっそ』

こうやって、おにーさんは少し照れた顔をする。この表情も、またもや俺のコレクションとして追加されてる。

おにーさんは俺に嫌な顔を見せてくるけど、決して入店を拒まない『また来たんだ⋯』という呆れ顔をするけど、

俺が来た時は紅茶を出してくれる、ここはカフェなのかよ⋯⋯？と思う時もあるけど、ここはホスト。

普通は未成年入店しちゃいけないけど、バレずに数ヶ月も過ごしてきてる。おにーさんは店の人に『俺の親戚』って言ってるらしい⋯（ それもどうかと ）

そんなことより、俺はおにーさんといれるだけで嬉しいけどね〜〜〜

ねえ、おにーさん

俺、おにーさん好みに、おにーさんにドストライクできる男になってみせるよ

おにーさんに好きって、愛してるって言われるくらいの存在になりたい

だから⋯⋯その許可を得たい。

「⋯⋯おにーさん、」

少し⋯いや、だいぶ緊張しちゃうけど。俺は真剣な表情で語りかけるよ、約束するよ。

『あ？何⋯⋯ 』

「俺、おにーさんに好きって言われるまで、おにーさんの傍にいれる人間になって見せますから！！」

『⋯⋯あっそ、、』

『好きにしたら？ 』

「⋯！はいっ、」

⋯⋯あっけなくおにーさん『好きにしたら？』って言う返事を貰った

それは⋯ならなくてもなってもいいって、両方の選択肢を与えて来てるね

だから俺は約束しましたよ

その約束は、必ず叶えてみせますから

「覚悟してください！！」

『⋯⋯覚悟しとくから。 』