テラーノベル
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渡辺が宮舘の家にご飯を食べにきた。何故か宮舘はご機嫌である。鼻歌交じりで調理している。渡辺はどうでも良かったが、聞いてみた。
渡辺ーダテ、ご機嫌だな。
宮舘ーだって、渡辺さん、あなたのせいですよ。
渡辺ーはぁ?
宮舘ー江戸川会、あっ、2回目ね。
渡辺ーそれが?
宮舘ーお店に入った翔太が俺のために、暖簾を持ち上げて当たらないようにしてくれたじゃないですか!
渡辺ーはぁ〜誰にでもするわ。
宮舘ーえっ、俺だからじゃない?
渡辺ーない。
宮舘ー何度もリピして、観たのに俺だからじゃない?
渡辺ーない。
宮舘ーががが〜ん。
渡辺ーあれくらい、誰にでもするわ。
宮舘ー全く当たらないようにですよ?
渡辺ーだからぁ、するってば。
宮舘ーはぁぁぁ〜。
渡辺ー鬱陶しい!
宮舘ー嬉しかったのに!
渡辺ー知らんわ!ご飯は?
宮舘ー作る気力がなくなりました。
渡辺ーはぁ?
宮舘ー嘘でも俺のためって言ってほしかった。
渡辺ー何で嘘言わなきゃならん?
宮舘ー愛ですよ愛!
渡辺ーはぁぁぁ〜疲れた。帰る。
宮舘ー待ちなさい。ご飯を食べてからにして?
渡辺ー出来てるの?
宮舘ーはい!
渡辺ーさっさと出して?
宮舘ー何それ?ありがたみがない。
渡辺ー出来てるんだろ?
宮舘ーだからぁ、ありがとうは?
渡辺ー食べてやるのに、何で?
宮舘ーくぅ〜。
渡辺ー早く出して、帰るぞ。
宮舘ー分かりました!
口で勝とうと思うな。渡辺の方が上をいく。
宮舘はガッカリしながら、それでも渡辺のために、ご飯を準備する。
期待のこもった目で渡辺を見る。
渡辺ー帰るからな。
宮舘ー何で!
渡辺ー明日、朝早いし。
宮舘ーちょっとくらい…その…。
渡辺ーお前、しつこいからやだ。
宮舘ー愛するあまり…。
渡辺ーいらんわ。こっちの負担考えたことあるか?
宮舘ーお預けですか?
渡辺ー当たり前だ。
宮舘ーはぁ…。
渡辺はそう言って帰っていく。が、家ではなく、目黒の家だ。ちょっと相談がある。
目黒ーいらっしゃい。
渡辺ーごめんな。
目黒ー俺じゃ、役に立たないと思うけど。
渡辺ーえっと、突然じゃないんだ。
目黒ーいつから?
渡辺ー江戸川会やっただろ、あの辺り。
目黒ー結構前だけど?
渡辺ーん、しみじみ、幼馴染みだなぁと思っちゃった。
目黒ーで、だんだん、出来ないと?
渡辺ーなんか、幼馴染みでいいじゃんって思って。
目黒ーダテさん泣くよ?
渡辺ー恋人として見れなくなったって言えないし。
目黒ーまだ、そこまで思ってないでしょ?
渡辺ー微妙、ちょっと恋人が勝ってるくらい。
目黒ー今から、幼馴染みに戻れるの?
渡辺ー俺は戻れるけど、ダテは無理だと思う。
目黒ー翔太くん、ホントに戻れる?
渡辺ーん、ダテにそういう気にならないんだ。
目黒ーダテさんに言うの?
渡辺ーそれが問題なんだけど。
目黒ーん〜。
渡辺ー今日も、期待のこもった目で見るし、ダテは優しくて、俺に逆らわないし。
いくら話しても、結論は出ない。目黒の家のソファで丸くなる。
いつの間にか眠ってしまった。
目黒はどうしようか迷ったが、渡辺が言えないなら、代わりに言ってやってもいい。宮舘に電話する。
目黒ーダテさん?
宮舘ー目黒?
目黒ー翔太くんがちょっと悩んでる。
宮舘ーどんなこと?
目黒ーダテさんを恋人として見れなくなった、幼馴染みにしか思えないって。
宮舘ー翔太はそんなこと言わない!
目黒ー江戸川会で幼馴染みだなぁとつくづく思っちゃったらしいです。
宮舘ー江戸川会?
目黒ーだから、そういう気にならないって。
宮舘ー今、そこにいるの?
目黒ー寝ちゃってます。
宮舘ー翔太はどうしたいって?
目黒ーそれを悩んでるんです。自分は幼馴染みに戻れるけど、ダテさんは無理だと思うって。
宮舘ー今日はもう遅いから、次に会えるときに、話し合う。
目黒ー伝えときます。
目黒は自分のことじゃないのに緊張した。コーヒーを淹れていたら、渡辺が言う。
渡辺ー俺も。ダテに言ったんだな?嫌な役目させて悪かった。
目黒ー次に会ったとき話し合うって。
渡辺ーはぁぁぁ〜。
目黒ー鬱陶しいわ。
渡辺ー絶対、怒るじゃん。
目黒ー発言に気をつけなよ?言っちゃった言葉は取り消せないから。
1週間後。
収録の後、宮舘と渡辺は2人で帰って行った。宮舘の家まで、2人は無言。
宮舘ー入って。
渡辺ーん。
宮舘ーコーヒーでも飲む?
渡辺ーん。
宮舘ー聞いていい?
渡辺ー何?
宮舘ー江戸川会がきっかけ?
渡辺ーん。
宮舘ー気持ちが冷めたの?
渡辺ーちょっと違う。昔に戻った感じ。
宮舘ーで、恋人として見れなくなった?
渡辺ーん、やっぱり幼馴染みだなぁと思っちゃった。
宮舘ー俺はそれを聞いても、翔太を愛してる。
渡辺ーだから、言えなかった。
宮舘ーもう無理?
渡辺ー今はちょっと恋人として見れない。
宮舘ー翔太…。
渡辺ーダテには悪いと思ってる。だけど、恋人らしいことは出来ない。
そう言いながら、渡辺の方が辛い顔をしている。
宮舘は渡辺を抱きしめる。
宮舘ーどんな気持ち?
渡辺ー何とも。
宮舘ーもう、俺に愛はないの?
渡辺ー分からない、ただ幼馴染みのころが懐かしい。
宮舘ー翔太…。
渡辺ーごめん、こんな気持ちの俺と会わない方がいい。
宮舘ーご飯食べに来て。
渡辺ーダテ…。
宮舘ー幼馴染みでいい。また最初からやり直す。
渡辺ー…。
宮舘ー翔太に告白していい?
渡辺ー…。
宮舘ー分かってもらうまで何度でも告白する。
渡辺ー幼馴染みのままかもしれないぞ。
宮舘ー目黒に聞いた、恋人の方がちょっと上回ってるって。ただそういう気にならないって。
渡辺ー頑張ってくれ。
いつものように渡辺は食事に来る。宮舘は聞かなくても和食を出す。
美味しく食べて、話をして、帰り際に宮舘が渡辺に好きだと言う。
渡辺はん、と返事して帰る。
1カ月後。
食事して、帰ろうとしたら、宮舘が抱きしめてきた。渡辺は振り払わなかった。宮舘の腕を大事に抱きしめてポロポロ泣き出した。
宮舘ー翔太?
渡辺ー再燃したのかな…、お前の腕の中は居心地がいい。
宮舘ー翔太…。
渡辺ー分からないけど、そばにいたら楽しいだろうなと思った。
宮舘ー無理してない?
渡辺ーもうちょっと待って。
宮舘ー待ってる。ずっと待ってる。
渡辺ーその優しさが心地良いのかな…。
渡辺は目黒にやっぱり、離れられないかも。と言った。
目黒はダテさん喜ぶよと言う。
宮舘ー翔太…。
渡辺ー幼馴染み以上恋人未満から、始めてくれ。
宮舘ー美味しいって、俺の料理を食べてください。
渡辺ーん、お前のご飯好き。
宮舘ー翔太…。
渡辺ー帰るときは、抱きしめて?
宮舘ーいいの?
渡辺が帰るとき、宮舘がそっと抱きしめる。渡辺の腕が宮舘の背中に回るのはそれから、ちょっと後。
ゆっくり、時間はかかるけど、着実に前に進んでいる。
目黒ー良かったね。
渡辺ー抱き合うだけで充分なんだ。
目黒ーダテさん我慢してる?
渡辺ーいや?ガツガツしてないし、
宮舘の家。
ちょっと久しぶりに来た渡辺。宮舘が優しいから、こんなに穏やかな夜を過ごしているんだなと思う。
キスなんて、いつからしてないだろう。宮舘は何も言わない。
渡辺ー帰る。
宮舘ーあのぅ〜。
渡辺ーん?
宮舘ーキスしていい?
渡辺ー何で?
宮舘ー我慢という言葉を嫌というほど実感してました。そろそろいいかなと。
渡辺ーお前、変わってないな!
宮舘ーだめですか?
渡辺ー当たり前だ!
宮舘ーまだ恋人にはなれませんか?
渡辺ー無理だな、もうちょっと待て。
宮舘ーはぁ…。
渡辺ー少しずつ、好きになってるかも。
宮舘ー少しずつ?
渡辺ーそう。だから、待て?
宮舘ー我慢します。
渡辺ーそれがだめ、俺が自然とお前を好きになるように、お前は普通にしとけ。
渡辺が帰り、玄関口で宮舘は、叫ぶ。
宮舘ー江戸川会って嫌い!
意に反して好評である。宮舘は辛いところだ。
コメント
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ほんまにこの物語好きすぎて毎日続き出てないかなーって思ってる笑笑


幼馴染の壁は高い😅❤️頑張って👍