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「ねぇ……」
振り向くとそこには思わぬ光景が……
「???!!」
そのまさかだ。 私がデビュー当初の日の朝、スマホの新聞記事で見た彼が……ここに。
確か……K POPで[black]のグループに 所属していると聞いた気もするけど、 そこまで知って実際に気づかなかった私が、 ほんとバカみたいだ。
「はい……なんでしょう…?」 すると彼はじっと私を見て
「ちょっと困っていて、 聞きたいことがあるんだけど……」
うん……? え…? 頭が追いつかない……
てゆうか、困って聞きたい事って…… 私より周りのスタッフさんに 聞いた方が分かるのではないだろうか……?
「あの…すみません……。お困りごとでしたら スタッフさんに聞いていただいた方が………」すると彼は、私が話している途中に 「君に聞きたいことがある」と言ったのだ。私に聞きたいこと……? (迷惑なことしちゃったかな……?!)
「ちょっとこっちで話してもらえますか…?」ここで話すのには人が多すぎるから 少し、 静かなところを選んで 話しをすることに。
話って何だろう……?
「俺が話したいことは、君がライブ中、 俺と目が合ってから倒れたのを見て俺…… 変な事、しちゃったのかなって 思ってさ、 聞きに来たんだ」
うん……??
なんか誤解になってるんだけど……
「いえ、そんな…… 何も悪いことしてないじゃないですか!! しかも、嫌な事なんて私、 一回もあなたに, されたことありませんよ 大丈夫です。」
すると彼は驚いた顔をした。すると彼は
「……でした……。」と、
何か、つぶやいた。
ビビビビ ……カチッ…
はぁ……
私がなぜこんなにも疲れているのかと言うと昨日、彼と私が話している時に ちょうど、 スタッフさんに二人で会を 抜け出している ことがバレて 熱愛報道になってしまうほどであったからだ
「どうすればいいのぉ!!」デビューして 結構、経ったけど……こんなのアイドル失格 なんじゃないかな…?
この後もバラエティ番組に出る予定だから、また彼にもう一度会う ことになってしまう。 どんな顔して行けばいいんだろう……?
「準備はいいですか〜」(スタッフ)
スタッフの掛け声から バラエティ番組が始まった。
今のところ彼とは目が合っていない。 この前の熱愛事件で 迷惑に思われてしまったのだろう。
すると突然、インタビュアーの人に 質問をされた。
その内容は答えにくい内容だった。
〘今のところ異性のK POPアイドルで 気になっている人はいますか?〙
このような質問だった。
「い……ません…。」私はそう答えたが 本当はいる。でもそのことを話してしまうと熱愛事件がまた起きて 炎上してしまうかもしれないから……言えない
そしてインタビュアーの人は色々と話題を 持ち出し、インタビューをしては,みんなを笑わせた。
このような楽しい時間は、つかのま。 あっというまに終わってしまった。
「お疲れ様〜」挨拶を交わして 今日の一日も早く終わろうとしていた。
するとそこにはある自体が
スタッフさんが、「車に全員乗り切れないから、2名だけ歩いて帰ってもらう」 ということになったのだ。
もう一台バスを用意すればいい話なのに、 なんで歩かなきゃいけないのか、 不思議になった。けどそこはともかくバスではなく夜道を歩くと、どんな感じなんだろうという好奇心を持つ自分に私は負けて 「私バスじゃなくて歩きます!」と、つい 言ってしまった。
そしてなんとか立候補できたが、2名だと言うことなので、あともう一人は私が一番、 気になっている彼になった。
どうしよう?! 心臓が壊れる…… 本当にこの気持ちって何だろう?
私は彼を気になっている人として 見てるはずだよね。ほんとよくわからないな
好きってなんだろう。この気持ちは……