テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
シャオ🦎🔰@がんばり中
🍆激愛され(総受け)
メンバーが🍆を激かまちょしてる。
リスナーもそれを楽しみに配信見てる感あり。
お付き合いしてるのも公開してる世界。
メンバー未婚設定。
⚠続き物ですが、単品としても読める?かもです。
⚠他実況者が出ます
⚠モブが出ます
⚠乙女な🍆です
⚠流血あり
⚠獣人の発情期あり
ご本人様達とは無関係です。
全てフィクション。
トップの注意詳細は必ず読んでください。
それでは、 ゆっくりお楽しみください。
「俺も仲間に入れます?」
駆け出しの新人YouTuberは、知り合いの知り合いのまた知り合い…みたいな遠い関係で、ぼんじゅうるにとっては顔も知らなければ名前も聞いた事もないチャラチャラとした見た目の子だった。
大きな会社の名前を背負っている身な為、優しく微笑み「お疲れ様?どなた?」とソフトドリンクを口へ運ぶ。
男は無作法にも何も言わずに空いている隣の席へ腰をドカリと落として顔を近づけてきた。
この後、何を言われるかは何となくわかっていた。
「ぼんさん…俺、男もイケますよ?」
「………」
ほらね、と呆れたようにため息を付いてクスリと笑う。その呼び名を許した訳でもなく、なんの自己紹介も無く馴れ馴れしく肩を引き寄せてくる男。あろう事か、ちゅっと気持ちが悪い唇が香りを楽しむように髪の毛へと寄せられ、ゾワッと鳥肌が立った。
頭を殴る様なキツイ香水、と動く度音を立てるアクセサリー類……目の前のフォークを振りかざし怒鳴り散らしたい気持ちを押さえ込み、男の身体をグッと押し返した。
まだ飲み物が半分程入ったグラスをゆっくりテーブルへ置くと、辺りを見渡す。
大きなイベントが終わったドズル社やその他のグループは各々楽しんでいて、この若くてチャラついた子が座っている席にさっきまで腰掛けていたドズルはまだ戻る気配は無い。
(ドズさん戻ってきたら…おおごとに、なりそうだな)
と自分の隣を常にキープして座る恋人で相棒を思い出す。
チラリと視線を男へ戻すとニタニタと笑いぼんじゅうるを見つめていた。
(気持ち悪い…)
ダメなんだ…1度でも自分をそういった色のある目で見てきた、恋人以外の人間に、体を触られるのも見られるのも
とぼんじゅうるは未だに置かれた肩の手を、汚い物でも触るように指先でつまみ上げ捨てる。
男はいててッと言いながらもニヤニヤと頬を吊り上げている。
(気持ち悪いッ)
「…名前は?」
「え?」
「君の名前だよ…あと、どこのグループ?」
頬杖を着いたまま、薄く開けた瞳で微笑みかけると先程までニヤついていた男はグッと喉を鳴らし顔を強ばらせる。その瞳がギラりと性欲に駆られていて、ぼんじゅうるは吐きそうになった。
(気持ち悪いッ!)
ぼんじゅうるとメンバーの仲はリスナーも知っていて、もちろん業界でも有名だ。だから、この関係を知っている者はその恐ろしさも知っていて深くは踏み込まない。
だが、たまに、何を勘違いしたのか、自分もぼんじゅうると1夜を過ごせるのではないかと口説く馬鹿もいて……それを知ったメンバーからどんな仕打ちがあったのか、数日後には業界から名前も姿も消えているなんて事はよくある。
いつだったか、ヒカックが「ドズル社を支えてるのは…ドズルさんに見えて、実はぼんさんだろ」と呟いていた事があり、あの時のヒカックは真剣な顔で「ぼんさん…よくあの人達抑え込めてるよね」と疑問に持たれ、尚且つ「本当に長生きして下さいよ」と強く言われた。
そんな事を思い出していた時、頬に汗ばんで気持ちが悪い質感の手が添えられ、あろう事かモニモニと撫でられた。
ヒッと声が出そうになり何とか呑み込めた。が、抵抗しないことを良いことに、頬に添えた手がゆっくりと男へと引き寄せていく。
「俺の名前?気になるの?もしかして今晩OKだったり?」
「………若くて、元気があるのはいい事だけど、おじさん相手に何言ってるの?」
(気持ち悪いッ!!!)
飲みの席、楽しい食事会、ここで変に目立つのも悪い、とぼんじゅうるは背中にゾワゾワと走る悪寒を何とか無視して男をジロッと睨みつけた。
が、それがいけなかった。
目線が合った男は、身を乗り出し、ぷちゅり、とぼんじゅうるの頬へ唇を寄せたのだ。
「っ!!」
瞬間、引き寄せるように頬に添えられた手を掴み、少し乱暴に払い除けたが、その手はすぐに頬へと戻って来た。
酔っているのだろう、自分の良いようにぼんじゅうるの言葉を解釈したニヤニヤと笑う男。
ゴシゴシと服の袖で擦り、いかにも興味ありません嫌いですと態度で表した、が、男は止まらない。
反対の手がぼんじゅうるの太ももを何度も撫でてきて、ゆっくりとその間に触れてくる。太ももを触ってたら偶然触れちゃいました感を出しながら指先でツンツンと突いてきて気持ち悪くて仕方ない。腰を捻り下半身を逸らすと次は腰から尻肉へと降りて、恋人達から堪らないと褒められたソコを布の上からグッと掴まれた。
やめろ!と身を捩ると、空いた隙間から更に奥へと入り込んできて……布越しに、蕾をグニッと撫でられてしまった。
恋人達から愛されて強く掴まれ腰を打ち付けられたあの幸せな空間が目の前の気持ちが悪い男に汚され、掻き消されて行く様に思えてビクリと体が震え、涙が出そうになった。もう、周りの事は気にせず殴ってでも止めなければと涙で潤む瞳で、男を再度睨みつけた。
「…手、離しな」
「うるうるして…照れてるの?身体ビクつかせて感じてるくせに」
「礼儀もなってないし、失礼すぎるよ君!」
「嫌よ嫌よも好きのうちってやつ?ははっ、可愛いとこあるんですね」
ダメだ、何を言っても宇宙人とでも話している気分になる。通じない。とぼんじゅうるは焦り出す。
そろそろ本気で離れてもらって、てか、そこの席空けないと、下手したら殺人事件になる。と頬を撫でる手を払い除けようと拳に力をいれた…が、既に男の運命は決まってしまっていた。
手洗いから戻ってきたドズルが、入口からこちらを見てビシッと固まった後「はぁ?」と唸り、額に青筋を浮かび上がらせ、鬼の形相で歩いてくる。それにいち早く気付いた、きおきおが「ドズルさん!だめだめ!」と声を上げて、近付いてくる大柄の恋人を落ち着かせているが、引き摺るようにズンズンと歩みを止めない。その声に反応して、普段怒らない男がこんなになっていると言う事は!と、ぼんじゅうるの席へと注目が一気に集まる。そして絡まれていると知るやいなやサァーっと場が静まり返った。
遠くの席でワイワイ飲んでいた顔馴染み達が一斉に立ち上がりぼんじゅうるの近くへ走ってくると、大分汚い言葉で隣の男を引き剥がしてくれた。
「バカかお前!!死にてぇーのかよ!」
「お前みてぇーな奴が触れて良い人じゃねーぞ!!」
男の頭をスパンッと叩きバカ!と叫ぶたいたいと、メッスが馬鹿でかい声で叫び、男の身体を後ろから羽交い締めにしてズルズルと離す。
「これに他の奴も加わっちまったら…俺達止めれねぇーぞ!!」
と、この場に居ないメンバーの事を言っているのだろう。かなり焦っている。
「え?は?な、なんですか?」
引き剥がされた男は離れてしまった手で尚もぼんじゅうるに触れようとワキワキと動かしたり伸ばして縋り付こうとする
「たいたい…メッスさん、ごめんね?」
「いいッスいいッス…それよか、きおきおさんとこ行ってやって下さい」
「それがいい!早くあの恐ろしい社長さん止めてきてくれ!」
フシューと口から怒りの煙を吐き出しそうな程、真っ赤に顔を染めて周りの制止を振り解こうと静かに暴れるドズルを、ぼんじゅうるはチラリと見て「そうしてくる」と席を立った。
目線が絡みこちらに来るぼんじゅうるに、暴れていた身体を落ち着かせ待つ事にしたドズル。を隣でゼーハー息を上げたきおきおが「ぼんさん、本当に、勘弁してぇ」と泣きべそをかいた。ぼんじゅうるは「ごめんごめん」とヘラりと笑い、隣で泣きそうな顔をして何かを堪える恋人の手を握り締めた。
「皆、ごめん、俺達もう上がらせて、もらうね?」
後は楽しんで、とニコリと微笑み「ほら、ドズさん、帰ろ」と二人して店を後にする。背後であの男が「連絡いつでも待ってまーーす」と叫んでまた周りからバシバシと叩かれている。
名前も番号も知らないお前とどうやって連絡取るんだよ、てか知っててもしねーよと腹の中で悪態を着き無視した。
(あぁ、気持ち悪い…)
「ドズさん…ごめんね」
「…………名前教えてください」
「聞きそびれちゃった」
「庇ってたりします?」
「しないしない、本当に知らないのよ」
店を出て、手を繋いだまま人混みを歩く
隣のドズルはぼんじゅうるから視線を外さずその言葉の真意を確かめるように見つめている。
ぼんじゅうるはヤレヤレと肩を竦めて「ねぇ」と声を恋人にしか向けない質に落とす。と、ピリピリしていた雰囲気が途端に和らぎドズルは瞳をスッと細めた。
「…ぼんさん」
「今日…ドズさんの家…泊まっていい?」
俺の家だと、誰か来ちゃうかもだし…と今日はドズルさんだけの俺になるよと顔を近づけた。
「僕の事、単純だと思ってます?」
「思ってないよ」
「…本当かなぁ」
「本当だよ……ねぇ、俺の事しっかり考えてよ」
ぼんじゅうるは、人気の無い細道へドズルを引き寄せると壁に押しやりその胸に身体を擦り寄せた。
ドズルの両手で強く抱擁され、ホッと一息つくと何とか抑えたつもりでも少し震える声で、「気持ち悪かった」と呟いた。
「あんまり、騒ぎにしたくなかった…」
「はい…離れてすみませんでした…まさか、あの場で口説くバッ…奴が居るなんて…思いもしませんでした」
「ふふふ、本当にね、俺もあそこなら仕事関係の人ばっかりだし…顔馴染みも居るし大丈夫だって思ってて、油断したよ」
でも、ごめんね…触られちゃった、とぼんじゅうるは頬をドズルの胸板へスリスリと擦り寄せ上書きする様におねだりする。
「あの食事会…他の子も参加してたら…どうなってたかな」
ドズルの大きくて熱い掌が、ぼんじゅうるの冷えた頬を包み込みじんわりと熱を分け与えてくれる。
その熱に安心して、薄く開いた瞳でドズルを惚けるように見つめると「ちゅうして」と音の出ない口で呟いた。
ちゅ…ちゅ…と軽いリップ音を響かせてドズルが「居たら貴方の周りの席はあの子達で囲ってるはずなので…こんな事起きてませんでしたよ」と寂しそうに、悔しそうに眉間に皺を寄せた。
その皺を伸ばすように指先で優しくぐりぐりと解すと、再度ドズルの唇がぼんじゅうるの赤く熟した唇を覆い尽くした。
「んっ…はぁ、ん…ん」
「はぁ…ぼんさん、もっと…」
鼻から抜ける声に、お互いの気持ちが昂るのがわかる。平気そうな顔をしていたぼんじゅうるは、こう見えて初心で繊細なのだ。
相当怖かったのだろう、ぽろりと頬に涙を流して、ギュッとドズルの背中に手を回ししがみつく。
恋人から与えられる熱に張り詰めていた緊張が溶けて素直に怖かったと息継ぎの合間に囁く。
「はぁ、ドズさん、足…も、触られた…」
「っ!?はぁ!?」
「ここ…」
太ももを指さして、ね?消毒…して?と震える声で呟くと、ドズルはぼんじゅうるの手を引いて歩き出した。
「はやく、家行きましょう…」
「…うん」
「ぼんさんの家ですからね」
「え、でも、今日は」
「俺の為って言うなら、言うこと聞いてください。みんな呼びます。」
「……」
この行為は、メンバー達のみが…恋人達だけが許されたもので、だから上書きするなら皆でしなきゃ、と怒りで震える声で、ドズルは空いた片手で携帯を操作し誰かに連絡を取る。その間も足は止まることなく動きぼんじゅうるの家へと進む。
「………あー、もしもし?めん?」
『お疲れ様です、アレ?今日食事会でしたよね?』
「早上がりした、めんは?収録終わった?」
『はい、30分程前になんとか…』
「他の子も?」
『………はい、終わって、今雑談してますよ?』
「今、皆とはディスコで通話してる感じ?」
『はい、そーですけど』
「なら、スピーカーにして今から”俺”が言う事、皆に聞いてもらっていい?」
余裕が無い時に出る一人称…素のドズル、が出た事で電話越しのMENはやばい事が起きたと瞬時に反応しゴソゴソとスピーカーモードに切り替えた。
『どうぞ』
「えーと、まず、皆お疲れ様、皆のおかげで休暇貰ってぼんさんと楽しくお食事会に行けた事、本当に感謝するよ………まぁ、最後は最悪だったけど」
『………』
「ぼんさんが口説かれた、しかも、知らない駆け出しの男に」
『は?』
「それだけじゃない、……はぁ、俺が居て防げなかった事にまず、本当にごめん…」
『………名前控えてます?いつもみたいに対処するんスよね?』
「触られた」
『…はぁ!?』
「消毒がいるレベルだよ、全く、名前は聞けなかったけど顔は覚えたから対処はできる。」
『……なら、俺達、ぼんさんの家…向かいますね』
「うん、お願い、ぼんさん怖くて泣いちゃったのよ…」
『それはそれは』
1番やっちゃいけない事やりましたねそいつ、と最後に残して通話が切れた。
簡潔な会話で全てを察する恋人達に、ぼんじゅうるは恐怖で泣いてしまった自分が恥ずかしくなり俯く。
「この歳で…」
「関係ないですよ、怖いものは怖いんですから、歳とか性別なんて関係ありません」
携帯をポケットに直し、ドズルはぼんじゅうるをチラリと見ると安心させるように声を優しく落として話しかけた。
「…ドズさん、今日、俺…やばいかも」
「え?」
「いつもは、あんなに触られないから…何とかなってたけど…」
「…ちょっと待ってください、まさか、他も触れたりしました!?」
ぼんじゅうるへと向き直ると両肩を掴んで俯く顔を覗き込む。
「うん」
「ッーー!!」
ぽろりと涙が、落ちて。指先で触られた箇所をゆっくり指し示して行くと。どんどんドズルの顔色が悪くなる。
「あ、いつ、やっぱりあそこで沈めておけばよかった…」
ぼんさん、本当にあの時は助けてあげられなくてごめんなさい!と強く身体を包み込むと目の前に高くそびえ立つマンションへと足早に向かった。
「っ、あ、あ」
「ぼんさん…ぼんさんっ!!」
家の玄関を開けた瞬間、ドズルから担ぎ上げられお風呂場へと連行される。荒々しく剥ぎ取られた服を乱暴に床へと投げ捨て浴室へと押し込まれると、暖かく流れるシャワーを頭上から互いに被り、唇を寄せあった。
息も絶え絶えで、もっとしてと叫びぼんじゅうるは強くドズルに抱きつく。
「ドズさ、ん、俺っ、今日、本当にやばい…心ざわざわして…涙、と、まらない…ごめんっ…」
「ッ〜〜!」
「ドズさんが、嫌だから泣いてるわけじゃないから、ね?だから、お願い…もっと、ちゅうして…」
ひくひくと肩を揺らして、嗚咽を零すぼんじゅうるにドズルはごめんなさいと何度も何度も叫び、唇を重ねた。
「そこッ…そこ、触られたッ…もっとして…」
ぼんじゅうるは担ぎ上げられた足の付け根を見て、ドズルにお願いと涙を流す。
唇を寄せて強く吸い付き赤い跡を残すと、嬉しそうにぼんじゅうるは「ありがとう」と微笑んだ。が、でもまだ足りないよと続け、もっとしてと呟く。
グワッと大きな口を開けて、ドズルはそこに喰いつくとギリギリと歯を沈める。
「っ、ん”んん”!!…ぁあ”あ”ッ」
プツリと、犬歯が肉に沈み鉄の味がする。流石にこれ以上は、と口の中の少し甘い血をゴクリと飲み込み、傷口を優しく舐めた。
「はぁ、ぁ、ドズさん、ッ」
「ぼんさん、これ以上は、ベッドで…ね?」
流石に逆上せちゃいます、と興奮して先程からビクビクと動く自身のそこを緩く扱きながら、堪えるように歯を食いしばり話す。ぼんじゅうるは、「なら、俺の事綺麗に洗って」とさらに腰を擦り付けるようにしがみつく。
ギリっと歯を鳴らしたドズルは、ボトルから液体を数回出して、「仰せのままに…」とぼんじゅうるの身体を優しく洗い出した。
互いが絡むように泡で洗い合って、意地悪く、厭らしく、弱い場所を入念に洗う。
「あ、っ、ドズさん、きもちぃ」
「こら、ぼんさん、洗いずらいですよ、腰ひかないで」
勃ち上がったぼんじゅうるのそこに泡を擦り付け上下に擦ると、ぐちゃぐちゃと音が響く。ドズルはニヤリと笑うと、意地悪く耳元で「洗ってるだけで、感じてます?」と囁いた。
「洗って、ないでしょ、それぇ…あッ」
「ほら、ぼんさんも…俺のこと綺麗してくださいよ」
ぐちゃぐちゃ…ぐちゃぐちゃ…と徐々に早くなる音。
荒い息遣いが浴室に反響してさらに興奮する。
先に果てたのはぼんじゅうるで、それを追いかけるようにドズルのソコからも勢いよく白濁が飛び散った。
それは流れるシャワーで直ぐに見えなくなり、残ったのは荒い息と互いに絡む熱だけだった。
唇を奪い合いながら、もつれる様にベッドへ倒れ込む、ぼんじゅうるが自身の片足を担いでひくつくソコをドズルへ見せ「早く」と囁く。
腹筋に張り付くほど反り立ったドズルの陰茎が、ピクンと1、2度反応し先端からぷっくらと先走り汁を垂らした。血管の浮き出た手で掴み、知り尽くしたベット端の引出しからスキンを出し被せようとした時、それをぼんじゅうるの震える手で阻止された。
なぜ今止める、俺も限界だぞとギリギリ残っている理性を手繰り寄せ、ドズルはどうして?と一言呟く。
「お願い…ドズさん、今日は…それ嫌だッ」
「………ぼんさん、自分が今、何言ってるか…分かってます?」
それは生でして欲しいと、、中で果てて欲しいと言ってて…ドズルは興奮から鼻息を荒らげギラつく目で真っ白なシーツの波に横たわる、真っ白なぼんじゅうるを見つめた。
「ぅ…ん、分かってるよ…お願い…中に出して…」
プツリと最後の理性が切れる音がした。
スキンを箱ごと背後に投げやり、ビキビキと音を立てそうな程痛く勃ち上がったソレを掴み、ゆっくりと先端を合わせ、腰を押し込んだ。あっと声を上げたぼんじゅうるは喉仏を突き出すように顔を上げ喘ぎ、次の衝撃に備える。
「ぼんさん…かわいい」
好きですと唸りながら、ドズルは力強く腰を打ち付け肉付きの良いぼんじゅうるの尻肉を押し潰す。パンパンと止まることのない破裂音が連続して響き次第にそれは、ぱちゅぱちゅと粘着質な音へと変わる。ローションが泡立ち、ドズルの先走り汁がぼんじゅうるの肉壁に擦り込まれる。
ドズルはハァハァと息を吐きながら、気持ち良さそうに髪を乱し喘ぐ恋人を見つめた。愛しい、愛しいと射抜くように…。
そんな、可愛いく喘ぐぼんじゅうるの顔を、挟み込むように両肘を置いて、鼻先が触れるほどの距離まで近づくと、ポタッと自身の額から落ちた汗が赤く染ったぼんじゅうるの頬へと落ちた。
「ドズさ、ぁ、あ」
「ぼんさん…今日、俺、持たない…もっ、出そう…ねぇ奥…入らせて?奥で射精したい」
「うん、うん、…いいよッ…俺も、イクッ…だから、もっと…あっ」
トントンと最奥への入口をノックするとクパクパと開閉を繰り返し、ゆっくりとドズルの先端を吸い込む。そのタイミングを逃さないように、腰をさらに奥へと打ち付けると、カリ部分までぐっぽりと飲み込みドロドロで熱い肉壁が吸い付いてきた。
……名器、ぼんじゅうるのそこはあまりにも良くて長く持たない、さらに奥の結腸はとんでもなく、挿れ込んだだけで吐精してしまう程だ。
ドズルは腰を動かすことも出来ず、強く押し付けた後ピタリと動きを止めて荒く呻く。
「っああ、や、やばいっ…くっ…いく、ぼんさん…だめだ、そんなに締め付けたらッ…出るっ、出る出る!!」
「ぁああ”ぁあぁ”ッ!!」
クソッと唸ったドズルは、グリグリと腰を擦り付けながら一切大きく膨らませたそこからビュルルと精を吐き出した。
弱い最奥の壁に熱い精液を掛けられ、ぼんじゅうるは目を見開き、ドズルの背中に回したその手で爪を立て叫んだ。
部屋中に、男の理性を壊すエロい声を響かせて、ピクピクと身体を痙攣させシーツに沈むぼんじゅうる。
ドズルもあまりの気持ちよさに「あ、あ」と堪えきれない喘ぎを漏らしながら、本能のままに腰をゆるゆると動かす。
奥へ奥へと性を擦り付け孕ませるように…。
「はぁ、はぁ、どずさぁん…触って…」
消毒して、とプルプルと震え先端から透明な液を垂らす陰茎をクイクイと腰を動かしながらつき出す。ゴクリと喉を鳴らしたドズルは、ゆっくりと腰を引き自身を取り出すと身体を少し下へとずらし、震える恋人のソコへ顔を寄せた。
「泣いても、止めませんからね?いいんですね?」
「いいよ、今日は、いい、激しくしてッ」
ポロポロと涙を流しながら早くと腰をくねらせるぼんじゅうる。
普段は嫌がって舐めさせてくれないそこへ、ドズルは喜んで喰いついた。
「あらあら、もう終わりそうッスか?」
ドサリと近くのソファーにリュックを置くMEN、いつ来たのかお揃いのキーホルダーが付いた合鍵をカチャリとテーブルに置いて、優しい顔でぼんじゅうるへと近付いてきた。
「あっ、あ、あ、あ…めん?…めん??」
「はいよ〜、ぼんさん…あなたの、めんが来ましたよっと…」
ゆっくりと上着を脱ぎながら、ベッドへ乗り上げてきた男を、ドズルに腰を打ち付けられ揺れる視界でしっかりと見たぼんじゅうるは、みるみる瞳を潤ませ、ボロボロと泣き出した。
「えっ!?ええ!?」
「あちゃー、やっと泣き止んだと思ったのに…もー、めん、ぼんさん泣かせないでよ」
「いや、いやいや、これ、不可抗力でしょ!ぼ、ぼんさ〜ん?どうしたんすか?俺何かしました?」
はぁはぁと腰を緩やかに動かしながら、ドズルはふふふっと笑う。
涙の理由は分かっているため、MENを揶揄ってしまう。
「めん…ひくっ、…ふっ、グスッ…めぇん」
「はい、ぼんさん…俺、来るの遅かった?なるべく最短ルートで来たんすけど…」
「違う…ッ、来てくれてありがとう…ごめん、ね?仕事終わりに…きついのに…俺のせいで…」
「何言ってんスか…で?ドズルさん?何があったか聞いても?」
ドズルは、ちょっと待って…とぼんじゅうるの腰を力強く掴み直し、勢いよく引き寄せた。
バヂュ!!と大きな破裂音の後、あーーっと堪えきれない声を零し中で果てる。最後の一滴まで出し切る為にゆるゆると腰を動かし、目の前で涎を垂らして痙攣するぼんじゅうるの後孔から、スキンの被っていない愛液を絡ませたそれを出すと、「はぁ!?」とMENが声を上げた。
「ちょっ!!ドズルさん!え、生でしてんすか!?」
「はぁ…はぁ、そうだよ…ね、ぼんさん、気持ちいいね?」
「あ、ぁああ、やぁ、抜いちゃ…ヤダっ…ん、ぁ」
ドプッとひくつく後孔から、出されたそれが溢れていく。
ぼんじゅうるは熱に犯され、もっとと譫言のように呟き、ドズルへと腕を絡ませる。
「いや、いやいやいや、ぼんさん、その、あれ以来…いつも絶対ゴムしろって言うじゃねーっすか!なんで?え?ずるっ!!」
「…ぼんさんが、今日は生がいいって言ったんだよ…まじクソ最高に気持ちいいよ…。」
熱に犯されているのは、ぼんじゅうるだけでは無いようで、ドズルは数回自身のそこを扱くと硬さを取り戻し、初めと変わらないサイズの陰茎を、再度ぼんじゅうるの後孔へと宛てがう。
「ちょつ、と!ドズルさん、まてまてまて、次!俺!」
「無理…あと1回待ってて」
「待っててって…何回してんすか?2回目?」
チラリと横目で見られ、すぐに喘ぐぼんじゅうるへと視線を戻す。
「これで5回目…」
「ちょーーい!まてまて!抜け!変われ!」
ズブズブと挿し込み、そのまま勢いよく激しく前後運動を開始する。
「あ、あん…あ”、やばいっ…そこっ、ドズさぁん、そこそこっあ、あああ!!」
「ぼんさん…ぼんさん…ッ」
2人はギシギシとベットを軋ませ、愛を深め合う。
MENは、乱れ男を誘うように腰をくねらせるぼんじゅうるを見ながら、ため息を付いて、自身の痛くなるそこを早急に下着から出した。
「ったく、早く、変わってくださいよ…」
「めぇん、めん、お願い…ッ、ちゅう、…ちゅうしてぇ…ッ」
「っ…ぼんさん」
シコシコと恋人を前にして自身で慰める男に、ぼんじゅうるは腕をのばし、こっちに来てと誘惑する。
その甘い蜜にまんまと引っかかり、引き寄せられたMENは濡れた唇に吸い付いた。
分厚く熱いMENの舌先が、ぼんじゅうるの口内へ入り込み、上顎を嬲る。ゴボゴボと唾液が溢れ、行き場のない量は互いにゴクゴクと飲み込む事しか出来なかった。
「ぼんさん、ん、ん…」
「めぇん…もっと…ちゅう…んんぁんっ、ん”!?」
ドズルが下からいい所を突き上げたのだろう、MENの口の中でぼんじゅうるは唸り声をあげる。
息ができなくて、後ろに入り込んだドズルの陰茎をキュンキュン締め付けてしまう、と「ぐぅ…ちょ、めん!口離せ!」とギロリと唇を尚も奪うMENをドズルは睨んだ。
「はぁ、…はぁ、嫌ッスね…ん」
「あ…んンンン”!!」
「ぐっ、そ!締まる…それ、やばいからっ…くそくそ!イク!ぼんさん、出る、出します、奥に…出すっ!!!」
ぼんじゅうるの尻肉を数回強く押し潰しながら、ドズルは開閉を繰り返し搾り取る最奥の扉へと勢いよく射精した。
ビクビクと二人して身体を震わせ、数分息を荒らげたままクラッシュした脳みそを放置する。
「っあーー、気持ちいい…」
「あ、あ…あ、ぁあ」
ゆるゆると再度動き出す腰、ダメだ止まらない…とバカになった思考と惚けるアホ面で、欲望のまま腰を動かす。が、MENがドズルの身体を背後から羽交い締めにして引き剥がした。
いきなりずるりと抜け落ちたそこは、ぱっくりと穴が空いていて、遅れてすごい量の精液が零れて落ちる。次第にヒクヒクと緩やかに後孔は閉じていき赤く熟している。
「あっ、ん!!」
ぼんじゅうるは乱暴に抜け落ちたそれにも嬌声を上げ、腰を振りもっとと壊れた様に男を誘う。
「ドズルさーーん!おーい!しっかりしてくださいよ!」
「あーーーッ…もっと…出したい…もっ…と、ぼんさん…ッ」
ドズルも壊れたようにもっと出したい…もっと、と反り立つそこを何も無い空にカクカクと動かしながら、ぼんさん…と愛しい人の名を呼ぶ。
「ダメだこりゃ、イッちまってるわ…めっずらしい〜」
いつもは後輩組がよくなるソレ。ぼんじゅうるからの熱に犯され飛びまくり野生化し、それを頬を叩いて現実に戻してくれるドズル。なのに今回はそんな人が我先にと理性を手放し本能のまま腰を振っている。
「そんなに、久々の生…やべぇすか?…て聞いてない……おーーい、ドズルさーん、もどってこーい!」
いつも、自分がされてる様にぺちぺちとドズルの頬を軽く叩き現実へ戻す。じわじわと戻ってきた瞳の光。
「あーー…あ、あ……や、ばい…ごめん、めん、助かった…ッ」
「どーも、で?生やばい?」
「くっっっそ、やばい…」
ゼーハー息をあげるドズルを横目に、それはそれは…とMENは舌なめずりをしながらぼんじゅうるの震える両足を掴み、持ち上げた。
「んふふっ…めん、めぇん?……待ってたぁ…頂戴ッ…」
ぼんじゅうるは涙を流しながらMENに今から貰えるであろう熱を考え、喜び、微笑んだ。
そして、あの男に触られた尻肉を掴み、MENに見せびらかす様に広げ、クパァアッと誘惑する。
瞬時に飲み会の席で男に何をされたのか理解したMENは、なら…とぼんじゅうるの体をひっくり返し背後から覆い被さった。
「ぼんさん……ッ…他は?どこ触られたんスか?」
「お尻…と頬…ッ、腰も…」
「………まだありますよね?」
「…布越しだけど…ここも」
と腰に添えられたMENの手を掴み前へと誘導する。プルプルと震えながら勃ち上がっているぼんじゅうるのソコへ触れた瞬間、MENはビキッとこめかみに青筋を立てた。
「はぁ?!」
そのまま、ぼんじゅうるに掴まれた手は止まることがなく、指先を掴み直され、後ろの…ひくつく後孔へと添えられた。
「ッ……………!!!」
「めん、だから、お願い…たくさん…出して…触っ………てぇ!!あ!あ!ぁあ!!」
最後まで言い切る前に、狂気的に熱く、硬いMENの肉棒がしっとりと濡れた尻肉と尻肉の間に飲み込まれていく。ぐぽぐぽと数回前後に腰を動かし、慣らしたあと、ギリギリまで抜きーー⋯
ぐじゅっ!!!
「っあぁあアぁああアァ”!!!」
結腸内へまで、一気に挿し込んだ。
ギシギシ…ギシギシ…と軋むベット。
ぺたりと力を失った上半身、喘ぎ、乱れ、汗で濡れたぼんじゅうるの髪を梳かすドズルは、「ほら、お口…ぼんさん…」と自身の勃ち上がった陰茎を掴んだまま口を離し喘ぐ恋人に優しく促す。
自身の唾液でドズルの恥毛がテラテラと厭らしく光っていて、それを鼻の先に、ぼんじゅうるは背後からガツガツと腰を打ち付けているMENを見た。
「め、ん、めぇん、も、ぅ、…俺、出ないっ…これ以上ッ出ない…」
「フーーっ…フーーーーッ!!」
お願い、めん、聞いて…と掠れる声で呼びかけるも、蠢き締め付けるソコに早くも理性を手放した男は、牙を尖らせ赤く染まるまで叩きつけた尻肉を大きな両の手で掴み、広げる。
更に奥に入りたいのだろう、結腸の壁へ亀頭をグリグリと擦り付け行き場を失ったそれは上へとずれ、ぼんじゅうるの薄い腹にボコりと山を作った。
ドズルは前屈みになり、その山を腹の上からグリグリと押し付けた。
「あ!やぁ!!ぁあ、あ”!」
ぼんじゅうるは、身体を弓なりに反らし天井を見上げ、力なく勃つそこから、もうほぼ透明な液体を弱々しくピュッ…と吐き出した。
MENの入り込んだ陰茎が、倍に膨らみ…肉壁を押し広げる。これ以上入らないとぼんじゅうるは首を振るが、再度、結腸を突き上げてきたそれは人間ではありえない量の精液をびゅるるるるっと吐き出したのだ。
「ああ”あ!やぁあ!!」
「っあぁ、あ〜〜ッ!気持ちいい…ぼんさんっ、あ、まだ、出る、出す…ッ出す!」
1度止まったと思ったら、びゅる、と再度熱が放出され始める。
それは、先程とは違いドロドロとした塊に近いもので、尚且つかなり熱い。火傷する程の熱さに、ぼんじゅうるは叫び、萎えた先端からちょろちょろと黄色い水を流す。
「めん、ぼんさん漏らしちゃった…」
「あーーッ、気持ちいい、気持ちいいッ…ぼんさん、…まだ、出すっ、出します…。」
「やぁ、め、ん!もう、入らないっから、んァあ、あ、あ、あ!!」
「中…に、中に、出す、奥、にっ、イク…イクイクッ!ぼんさんッ孕んで…お願い…孕んでッ……孕めっ…!!」
次は、MENの番だった。
理性を失った獣は…ヘラりと頬を上げ、腰を離さないと強く握り、真っ白なぼんじゅうるの肌に痣を作る。
グングンと押し付けられた腰が、ビクッと動くと、MENの尻に縦筋が深く入りまた射精したことが分かる。
それでも止まらず、出しながらもパンパンと腰を前後に動かし「孕め孕め」と何度も呟く。
ドズルが、やばいスイッチ入ったかも…と姿勢を正し「めん…」と呼びかけるが、ぼんじゅうる以外の声が聞こえていないのか、理性を手放した顔をゆっくりと喘ぐぼんじゅうるの肩口へと寄せて、グワッと口を大きく開け、伸びた牙を沈めた。
ズブッ…
「っ!イッ…やぁ、あーーー!!」
ジュルジュルと何かを吸われ、ぼんじゅうるは目を見開き大粒の涙を流した。
その間も、MENの腰は止まらず、ぐぽぐぽと水音が響いていて、ドズルはやれやれとぼんじゅうるの肩に喰い付いた頬をぺちぺちと叩いた、が、グルグルと喉を鳴らし威嚇されるだけで、さて、こうなったら仕方ない…とせめて利き手じゃない方で…と握り拳を作った。
すぅ、と息を吸って、ブオンと振りかざした拳は、
ゴッ!!と鈍い音と共に、ぼんじゅうるの肩からMENの顔を引き剥がした。
「ッ……………でぇえええ!!!」
「痛いのは、ぼんさんだよ、ばか」
殴られた頬を手で覆いながら、MENは意識を戻す。ハッと組み着いた恋人を見下ろして「やべっ!すみません!」とぺろぺろと傷口を舐める。
「あ、…め、ん、お腹…熱い……から、出して…中の…熱い…」
焦点のあっていないぼんじゅうるはカクカクと身体を震わせながら、震える手でお腹を撫でた。
苦い顔をしながら、ゆっくりと糸を引く陰茎を抜くと少しだけ白い液体が零れ落ちた。
「…獣人って…凄いよね…」
覗き込むように結合部分を見て、あんなに出したのに出てこないね、とドズルは呟き、ほら早く掻き出しなとMENの頭を小突く。
「………ッ」
「………..めーん?…….さては、嫌なんでしょ?」
「…ドズルさん、すみません…あの、」
代わりに…出してください…と唸るMENに、ドズルは「だめ、こんなになるまでぼんさんに噛み付いた罰」と首を振った。
「くっ、そ…たれ…。」
MENは、泣きそうな顔でぼんじゅうるを仰向けにすると、膨れたお腹を手で抑え、反対の指を後孔へと沈めた。
「あ、ごめん、ね?めんッ…。」
ぼんじゅうるは、MENの…獣人の作りを理解している。
メスを孕ませる事に特化した発情期は、自身が出した精を零さないように最新の注意を払い神経質になるのだ。それを今、MENは自身で掻き出さなければいけない……それは獣人の本能に抗う、とてつもない精神的苦痛が伴う行為だ。
「めん…本当に…今日、呼んで、ごめんね…」
ぼんじゅうるは喘ぎ声の合間に、眉を寄せて謝る。
何故ならば、その、MENにとって厄介な日を、数日後に控えているからだ…。
3週間おきに来る豚の獣人の発情期……その日が近づくにつれて本能が刺激されていくMENは、数日前から日常生活の調整をし始める。
そして、その調整期間に…今、入っているのだ。
1度、その日とタイミングが被ってしまい行為を致した日には、それはそれは他の恋人から奪うように身体を強くかき抱かれ、なかなか離してもらえなかった。普段は分け与える熱も、他のオスを威嚇し、ぼんじゅうるが気絶するまで腰を振ってしまい、さらには最奥に出した熱の処理も牙を剥き出しにして強く拒否したのだ。他のメンバーが少しでも近付くと、折れるのでは無いかと思う程の力でぼんじゅうるを抱きしめる為、止めにも入れず…。声も届かず…。見守ることしか出来なかった。
MENの場合、発情期期間は3日程続く為…、その期間、ぼんじゅうるは何とか隙を見て自身で中に出されたそれを掻き出しては抱かれ、掻き出しては抱かれ…と満足した後処理も出来ず…お陰で、発情期が終わりMENが正気に戻った頃には…、ぼんじゅうるは盛大に腹を下し、体調を崩し、高熱でうなされ…1歩間違えれば病院へと向かわなければいけない自体になった。ので、メンバー同士でMENの発情期の日程を共有される事となった。
そして、中出し禁止令が発動したのだ…。
「いいっす……週末が、やべぇ日なんで…今夜は、何とか…」
「それでも、キツいよね…ごめん…俺のせいで…」
ぼんじゅうるはMENの頬を包込み唇を寄せる。ちゅっというリップ音の後、MENは、「…いきますよ」と顔をくしゃりと崩し、手に力を入れた。
「んっあ…ぁあっ!!めん!めぇん!!ぁ!あ!!」
「ぼんさんっ…ごめん…ぼんさんっ!!!」
獣人の本能が、孕ませてあげられない出来損ないのオスで申し訳ないと叫んでいる。
下へと押さえつけたお腹の膨らみは、入れ込んだ指先で広げられた後孔から勢いよく溢れ出る。ベットは目も当てられない程色々な体液で色を変え、シーツは形を大きく崩し半分床に落ちている。
ドズルは、ぼんじゅうるを覗き込み「ぼんさん…少し落ち着いた?」とあの男から触られた頬を撫でた。
「はっぁ、はぁ…、う、ん…ッ…でも、ん、まだ…」
とチラチラと頭の片隅に居座るあの下品な笑顔の男を首を振って忘れようとする。が、なかなか消えてくれない。
その理由は分かっていた。
「おんりー……、おらふくん…まだ?寂しい…ッ」
「あー、ぼんさん、泣かないで…今来てくれてますから…ね?一旦、お風呂行きましょうか…」
ぺしょぺしょと泣き出すぼんじゅうるを、ドズルは優しく撫でて、後処理の終わってこれまたぺしょぺしょのMENにお風呂場へと運ぶよう指示を出す。
自分は残ってここの片付けするよ、と2人を部屋から送り出しぐちゃぐちゃのシーツ類を手繰り寄せた。
大きくて逞しい腕に抱き上げられ、ゆっくりと浴槽へと身体を沈められる。ほぅ、足先から暖かな熱が体全体を包み込みため息が出た。
MENは「熱くないっすか?」とぼんじゅうるの心配をしながら自身の身体をわしゃわしゃと洗っている。
「大丈夫…気持ちいいよ…」
「…ぼんさん、助けてやれなくて…すみませんでした」
「なんで、めんが謝るのさ…誰も悪くないよ…俺が強く言えなかったからいけないの」
「…………いや、謝らせてください。本当は、今日、元々仕事、入ってなかったんです…」
「え?」
「…ドズルさんも居るから大丈夫だろう、て思ってたのと…その、そろそろアレも来るからって無理やり仕事詰め込んだんです…すみません」
しょんぼりと耳が垂れて、尻尾まで元気をなくし垂れ下がっている。
ぼんじゅうるは、俺こそごめんねとMENに謝り返した。
「俺もさ…分かってたの…今日、めん、誘ったら…絶対苦しませるって」
湯船から出した指先をニギニギと動かし、ぼんじゅうるは、中々枯れない涙をぽとりと落とした。
「…でもね、今日は、ダメだった……すっごく気持ち悪くて…いつもならここまでならないのに…何でだろうって…」
考えてさ…と小さくなる声で話し続ける。獣人のMENなら難なく聞き取ってくれる程の声量。
「…皆居ないから、だなって、なったの。いつもなら誰かしら近くにいるのに…皆居ない…」
ドズさんが席離れるまでは何にもなかったのに、あの人までいなくなって、周りが静かになって、落ち着かなくて…と顔をパシャリと両手で覆い嗚咽を零す。
「歳とったからかな…それとも、みんなから沢山愛してもらってるからかな…突然、自分の近くから何も無くなって…凄く怖くなったの。」
「ぼんさん…」
「めんどくさいよね…、ごめんね。こんなに自分が弱くなってたなんて気付かなかった…。めん、苦しいって分かってたのに、我慢できなかった…あの時、ドズさんに、皆呼ぶって言われた時ッ、断らなかった…むしろ、嬉しくてッ…喜んじゃっ、た…ごめ、んね、最低な俺で本当…ごめん」
皆を失うのが怖い…寂しい、と泣き叫ぶ。
湯船にゆっくりと入り込んできたMENが、ぼんさんと呟き背後から優しく体を包み込んでくれた。
「皆が、離れて行かない為に…どうしたらいいのか沢山考えたんだ…」
「はい…」
そんな未来絶対来ないけどな、とMENはフッと笑いながら恋人の可愛い話しを聞き入る。いま、この場にいない他の恋人達へざまぁと思いながら。
「身体だけでも、綺麗でいなきゃって…思ったの。心はこんなに狡くて卑怯だから、せめて、身体だけは皆だけの物でいようって…なのに…」
汚されちゃった…とグズグズと更に泣き出す恋人。
この年上の恋人は、なんでこんなに可愛くて意地らしいんだ?とMENは奥歯を噛み締めた。
「…めん、……嫌いになった?」
「ぜっんぜん?何でですか?」
「え、だって、自分の欲、優先にして…めん苦しいのに来させちゃった」
「それ言うなら…あーー。あんまり思い出させたくないんスけど…俺が暴走したあの日、も、俺は自分の欲を優先した結果…ぼんさんぶっ倒れさせたじゃないッスか?」
で?俺の事嫌いになりました?と噛み跡や愛された印が沢山ついた項へ唇を寄せる。
「…なら、ないよ…なる訳ないでしょ…」
「ね?そういう事!」
はははっとMENが笑うと湯船がちゃぷちゃぷ波打つ。
どうしようと恐怖していた気持ちが、ゆっくりと解かれるのがわかる。
「ねぇ、ぼんさん…もっと素直になりましょーよ。俺達…恋人っすよ?」
頼りねぇーかな?と肩に顎を載せられアグアグと動かされる。
「頼りすぎちゃってない?俺…年上なのに」
「ないない、逆、逆!頼り無さすぎ!それに、年は関係ねぇーすよ!」
ドズルが言っていた言葉と重なり、そうか、この気持ちは性別も歳も関係ないのか…と、肩に置かれたMENの頬にすりっと頬を寄せ目を瞑った。
「ぼんさん、眠い?」
「ん、少し…でも、おんりーとおらふくんに会いたい…皆と一緒に寝たい…」
「……今日のぼんさん、最高に可愛くて録音録画したいんスけど…いい?」
「ばーか、ダメに決まってるだろ!」
温もった身体と疲労でポヤポヤとする瞼、をぼんじゅうるは擦りながらMENの手を握りリビングへと誘導してもらう。
ガチャリと、扉を開けてMENが「ほら」と指さした先に……
「やっほー!ぼんさん!来たで!」
「っ!!お、おらふくん!!」
待ち侘びた恋人の1人がそこにいた。
ぼんじゅうるの眠気で下がっていた瞼は、愛しそうにニコニコと微笑む恋人を前にカッ!と覚醒する。
ソファーから身を出してヒラヒラと手を振るおらふくん目掛け、走り出すと、勢いよく抱きついた。
ぐえっと笑いながら声を出したおらふくんは、よしよしとドライヤーで熱を持った髪を細い指先で優しく梳かしてくれる。
トロンと瞳が落ちて、「おらふくん…」と弱々しい声を出した。
「ぼんさん、可哀想に……嫌なこと、されたんよね?」
「……ん、でも、大丈夫…。」
「ホンマに?なら、僕、必要ない感じ?」
「そんなことないよ…来てくれてありがとう…」
ドズルが良かったですねぼんさん、と微笑み「なら、僕もお風呂借りますね」と浴室へと姿を消した。
ある程度、ドズルから話を聞いたおらふくんは「ぼんさん、よしよし…」と何度も頭を撫でてくれて…更に心が軽くなる。
「俺もいるんだけど?」
「え!」
キッチンの入口で腕を組んだまま壁に寄りかかっていたのは、もう1人の待ち人で…
「おんりー!!わぁ、嬉しい…!」
「っ…」
普段素直に気持ちを出さないぼんじゅうるから、嬉しいと叫ばれ、尚且つ飛びつかれ、抱き寄せられ……
そんな事をされたら、初め忘れられた自分の事を盾に愚痴でも言ってやろうと構えていたおんりーは、体制を崩し、「なら良かった…」と照れたように唇を尖らせ呟くことしか出来なかった。
「皆…ありがとう……っ」
「…ぼんさん!?」
おんりーの顔を見た瞬間ポロポロと涙が溢れてきて、ぼんじゅうるはえぐえぐと声を零し「嬉しい…」ともう一度呟いた。
「ホンマや…今日のぼんさん、いつも以上にかわええ」
「本当に泣きまくったんですね…目元赤い…はぁ、てか、めん、なんでソコ赤いの?」
おいで、とおんりーに手を引かれソファーに腰を下ろす。
両隣におらふくんとおんりーが腰をかけて、MENが前の席へと身体を休めるのを見たあとに、隣のおんりーがMENの赤く腫れた頬を見て、はて?と首を傾げた。
「あーー、うん、暴走しかけてね…ドズルさんに殴られました」
「ぶはっ!え!何やってん!?やばっ!」
ヒーッと笑うおらふくんと、MENの一言の裏まで読み取ったおんりーは「はぁ?」と唸る。
「めん…?」
「何さ」
「何か隠してるでしょ、俺達が来るまでの間、何してたの?まぁ、何となく分かるけどさ、それにしてもそこまでには普通ならんでしょーよ。」
「………」
「え、マジでなんかあったん?」
MENがバツの悪そうに眉間に皺を寄せモゴモゴと口を動かす。
おんりーの真剣な顔とMENをおらふくんは交互に見ながらマジ?と焦る。
ぼんじゅうるはン?と、首を傾げ見守ることしか出来ない。
(なんのことだろ?)
「…あ〜、っ、わかったわかった」
降参!言います!と両手を上げて、口を開けた。
「ぼんさんと熱々生セックスしました〜」
ぼんじゅうるは、少し間を置いて、はぁ!?と立ち上がろうとしたが両サイドからそれ以上の声が上がり、かき消された。
「はぁああぁあ!?!?」
「なんやそれ!こっちが情報収集しとる間にっ!な、何て狡いことしとるん!?」
ワーワー言い合う3人、恥ずかしくてこっちだって声を上げたいのに、
その会話の中に気になる単語が出て、意識が傾く。
「情報…収集?だ、誰の?」
「…え?そんなの決まってるじゃないですか、あの男ですよ」
「え?」
「……あの電話の後…俺とおらふくんで飲み会現場に行ったんですよ…」
あー、だからここに来るまでに時間がかかったのか…と納得して、は?と更に首を傾げた。
「早上がりしたって言ってたんで、なら、まだ、やってるかな?て、………現場知ってたんで、お邪魔しました…」
ぼんじゅうるは、現場にいた顔馴染み達を思い出し、ぁあごめんなさいと顔を覆い、項垂れる。
「おんりー、こういう時の行動力エゲツないやん?現場付くなり”どいつ?”って入口付近に居たきおきおさんに詰め寄ったんよ…」
ケタケタと笑いながら話すおらふくんのその目は笑っていない。
冷や汗が出る。
そうだった、すっかり幸せモードになって忘れてた…、この子達はこういう子だった。
「おらふくんとふたりで詰めたら、ゲロりました。んで、そこから更に個人で調べて、…ほら」
と眼鏡を指先で押し上げて、ドズルへと送られたLINEのトーク画面を見せてくる。そこには名前から出身地から身長や体重、利き手はどっちか、どこの所属で生年月日はいつか、最近体の関係がある人物の名前まで…事細かにびっしりと…書かれていて、既に既読も付き、
ドズルからの『ありがとう』の一言まで添えられている。
(何のありがとう?怖いんだけど…)
「ぼんさん…怖かったですね…でも、もう大丈夫です」
俺達が、こいつ、折りますからね…とニコリと微笑むおんりー。
反対のおらふくんもニコニコと笑っていて、目の前のMENは、さも当然のように欠伸をしながら頭の後ろで腕を組み口笛を吹かしてる。
「ドズルさんの、GOサイン待ちです…。」
とおんりーが呟き、ちゅっと唇にキスをしてくれて、ぼんじゅうるは流石に殺さないよね?と困ったように見つめた、が、お風呂上がりの髪をタオルで拭きながら現れたドズルの一言で「終わったな、アイツ」とあんなに酷い事をされた相手に少しばかりの同情を向けてしまった。
「え?僕の一言待ちなの?そんなの待たなくていいのに……」
『 G O 』
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コメント
13件
寝る前に少しだけ…と思ったら威力つよつよで、脳が覚醒しました!!!!!!!! 素敵な小説大感謝!💕

いいですよね、みんなで乙女な🍆さんに清めおせっせをする展開 あのキ…mobさんはきっと🦍さんたちが粛清したのですよね この後🍌⛄️たちが🍆さんをお清めするのかな