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Side Akihiro
マサさんと清水さんの説教?が終わり更衣室に戻る。にしてもどうしよう。あの言い方だと祐希はもう答えを出している。振られるのは時間の問題。どうやって謝ろう。
ガチャ
「お疲れ様です」
げ、祐希。無言で着替える。
沈黙を先に破ったのは祐希だった。
「今日、山さんち行っていいですか?夕方から雨らしいんで」
そういうことか。少しだけホッとした。
「いいよ」
「ありがとうございます」
ーー
帰宅して祐希を待ちながら夕飯の支度をしていると、雨が降り始めた。天気予報ってすごいな。瞬く間にザーザー降りになった。
ピンポーン
急いで扉を開ける。
「どーぞ」
「おじゃまします」
「ご飯すぐできるから、ちょっと待ってて」
「ごちそうさまでした」
「ごちそうさま」
「先風呂入る?それとも…」
「いえ、その前に話があります」
嫌な予感がした。