どーも、
今回もいってきます。 健全じゃない方も頑張ってるんですけど長くなってしまって書き終わらないのでこちら側を更新していきます。
お誕生日系のほんわかです
陽斗(はると)左
仁 (じん)右
今日の陽斗はいつもより気分がいい。橙色の眼をキラつかせながら恋人である仁がどのようなプレゼントを贈ってくれるのか楽しみで仕方がない。
そう。今日は陽斗の誕生日である
「じーん!」
「陽斗だ。誕生日おめでとう」
「ありがとう!」
仁が俺の誕生日を覚えていてくれているのがとても嬉しい。 まずい、仁が俺の事を祝ってくれているんだと思うと口角が下がらない。もどれー!
「あ、そうだ」と何か思い出したように顔を上げた。
「プレゼント、あるんだった」
プレゼントまで貰えるなんて、俺は幸せ者だな。やんごとなき 「眼鏡、割れてるよ」
「うわ、ほんとだ」
いつの間にか割れてしまっていたので常備してある予備の眼鏡を身に付ける。仁と付き合ってから眼鏡が割れることが多い。 可愛いのが悪いんだよ。
「常備してあるものなんだね。思わぬところから出てきて驚いたよ」
「驚いてなさそーなんだけど…」
「そう?」
こんな会話でさえ嬉しい。出会った当初は話しすら聞いて貰えなかったんだから。いやー、ここまで丸くなるとはねー…
「あ、プレゼント!くれるんだったよね?」
「あー、そうだね。どーぞ、使ってもらえると嬉しいなぁ…なんて」
使って貰えると嬉しいって言うことは日常的に使うものなのだろうか。包装の奥に何があるのかがとても気になる。
「開けていい?」
「うん」
包装用紙が破れないように丁寧にテープを剥がすと、俺のイニシャルが入ったハンカチが入っていた。
「ハンカチ!俺のイニシャル入り!」
やばい。さらに口角が…
「嬉しそうで何より」
「めっちゃ大切に使う!ボロボロになるまで使い倒す!」
「いや、それはさすがに…ハンカチなんていくらでも替えはあるんだから…」
仁から貰ったものだからこそなんだよ…
流石に引かれるとは思ってなかったので少し悲しい。本心を言ったまでだ。
「ふは、マヌケな顔」
少々生意気なところもあるがそういう所が色々イイのでまぁ気にしない。
「誕生日おめでとう…」
「うん!」
Happy birthday🎉
コメント
3件
仁くん可愛い〜…ハンカチ僕もくれ((殴られてもほしい