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小峯玲&天近くるみ
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注意書き
この作品は主(金平糖)の妄想純度100%でお送りします。
本人様方には無関係のため、この話を外部に持ち出すことはおやめ下さい。
BLやnmmnに耐性のない方は閲覧をおやめ下さい
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「ねぇお姉さん、俺とデートしない?」
待ち合わせ中突然知らない男に話しかけられたくるみは吸っていた煙草の灰を落としながらナンパ男の姿を頭の先からつま先まで観察するように目だけを動かす。
個性豊かなこの街では見たことの無いパッとしないビジュアル
話し方も見た目も声も、まるでモブのように個性がない。
普段魔女の酒場で深夜に現れる色んなイロモノを相手にしているくるみにとって、この男は驚く程に面白みがないのだ
「ふーん、今のところ君には僕が惹かれる要素がないけど…アピールは?」
壁に体重を預けたまま新しい煙草に火をつけるくるみに、自尊心を傷つけられた男は怒ったように距離を詰める。
近づいたことで分かる酒の匂い、こんな酷い酔い方をするなら飲まなければいいのに。
「女が調子乗ってんじゃねぇぞ。俺が声掛けてやってんのに」
酒でなのか激昂でなのか、顔を赤く染めた男がくるみの胸ぐらをつかみそうになったところで男の様子を伺っていたくるみが一言口を開いた。
「れーくん」
その一言と同時に手が伸びてきて胸ぐらを掴みかけていた男の腕を強く掴む。
その手には骨を折ろうとするほどに強い力が入っていた。
「くるみさんも避ける素振りぐらい見せてよ」
「れーくんが来てるの見えてたからいいかなって」
微動だにしない美人を守る顔の強い男の登場に思わず男が怯んだ。
小峯はいつも通りの格好だが、小峯を知らない男からしてみればスーツにサングラス、長いウェーブのかかった黒髪とうっすらと施された綺麗なメイクという綺麗だが圧のある、およそカタギではない男の登場なのだ。
一瞬で酔いと血の気が引いた男が逃げようにも、自分の腕を掴む手にはすらっとした体では想定できないほどの力が入っていて振りほどくことができない。
「くるみさんこの人は?」
「ナンパ」
「あー。お兄さん今すぐ消えるのと殺されるのどっちがいい?」
その一言に男は小さく「ひっ」と悲鳴を漏らして逃げていった。
男の腕を掴んでいた手をパッパと払った小峯は懐から煙草を取り出し慣れた動作で火をつける。
くるみの待ち合わせ相手は小峯で、小峯はくるみの荷物持ち。服と新しい酒を買おうと待ち合わせしていたところでこの仕打ちというわけだ。
「あー、ミンちゃん紹介しても良かったな」
「ドリーくん?なんでw」
「いや、可愛い子ってミンちゃん紹介していかついタトゥーの警察来たら面白いかなって」
「面白いけどさw迷惑でしょうよ」
ケラケラと笑いながら動かず新しい煙草を咥えるくるみの横で、小峯は流れるままに火をつける。
数本煙草をチャージしてから2人は長めのショッピングデートに繰り出すのであった。
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