テラーノベル
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らん🌸「お、おかしいよな?」
すち🍵「…うん。この世界に魔力がない生き物なんていないからね」
「生まれたとこの赤子でも魔力があるくらいなのに…」
らん🌸「なんで魔力がないんだ…?鑑定できてねーんじゃないのか?」
すち🍵「いや、それはないね。確実に魔力は減ってるし」
らん🌸「…なんでだ…」
すち🍵「…これは1つの仮説にすぎないけど、みこちゃんはこの世界の人間じゃないのかも知れないね」
らん🌸「それってどういうことだ…?」
すち🍵「何らかの理由で召喚されたか、所謂…転生ってやつをしてきたのか」
らん🌸「転生ってほぼ都市伝説じゃ…」
すち🍵「うん。…まぁ、過ごしてから考えたらいいよ!」
「ね、みこちゃん!」
みこと👑「? うん!」
らん🌸「そんな能天気な…。てか、王に見つかったらどうすんの?絶対連れてかれるよ?」
すち🍵「そこは俺がなんとかするよ。あんなクソガキにこーんな可愛いみこちゃんを連れてかれたくないからね!」
らん🌸「…王のこと〈クソガキ〉なんて呼べる人間、この王都ですちだけだと思うわ…」
すち🍵「長い付き合いだからね〜」
らん🌸「長い付き合いだからって言えるもんなのか?」
よし、じゃあ、どうしよう?
まずはご飯かな?
……って、異世界人って何食べるんだ…?
というか、ほんとにみこちゃんは異世人なのか…?
すち🍵「ねぇ、みこちゃん?」
みこと👑「どうしたの?」
すち🍵「みこちゃんが住んでたとこって、何があった?」
みこと👑「えーっとぉ、くるまと、おっきい建物!あとね〜おうち!」
すち🍵「くるま…」
聞いたことはあるけど…やっぱりこの世界には存在しないものだな。
昔、文献で読んだような。
らん🌸「…くるま?なんだそりゃ」
みこと👑「え〜!らんくん、くるま知らないの〜?ブーンってのって走るんだよ!」
らん🌸「あ〜馬車みたいなもんか!」
みこと👑「ばしゃ?おみずばしゃばしゃするの?」
らん🌸「違うよ」笑
すち🍵「みこちゃん、どんな食べ物が好き?」
みこと👑「ん〜と、俺はおにぎりが好き!」
おにぎりか!それならこっちの世界でも食べてるじゃん!共通点もあるんだな〜…。
すち🍵「おっけー!作るね!」
みこと👑「すちくんが作るの?」
らん🌸「そうだぞ!すちはこうみえて料理がすげー上手なんだ!」
すち🍵「こうみえては余計じゃない…?」
すち🍵「じゃ〜ん!かんせーい!」
みこと👑「お、おいしそ〜!!✨」
らん🌸「これ、普通の塩むすびじゃないよな?」
すち🍵「そうそう!これ、梅干しとか鮭の塩焼きをほぐしたやつとかも入れてみたんだ〜!食べてみて!」
らん🌸「じゃ、みことから食べてみな!一番乗りだ!」
みこと👑「い、いいの?らんくんとかすちくんからじゃなくて…」
すち🍵「もちろん!食べて食べて!」
みこと👑「いただきます…」
ぱくっ
みこと👑「おいしい…!!✨」
すち🍵「良かった!じゃ、俺もいただきまーす!」
ぱくっ
うん、我ながら上手く出来た!
コンコンッ
ん?
らん🌸「俺が行くわ。すちとみことは食べてて」
すち🍵「…うん」
みこと👑「はーい!」
厄介な人じゃなかったらいいんだけど。
らん🌸<はーい…って__⁉︎
⁇<やっほー!!お邪魔しまーす!
らん🌸<ちょ、ちょっとまって!
タッタッタッ
⁇「すっちー久しぶり〜!」
すち🍵「……_ちゃん!」
コメント
4件
最後の訪問者は恐らく,,,,こさめちゃんだと予想します!
あら、読み終えました!第2話、すごくほっこりしましたね〜🍀 みこちゃんが「おにぎりが好き」って言ったところで、すちくんがすぐに作ってあげる優しさにじんわり。異世界でも同じ食べ物があるってだけで、心がつながる気がして温かくなりました。らんちゃんのツッコミも絶妙で、3人の空気感が自然で好きです。 最後の訪問者は誰だろう?次が気になる〜!