👻🔪×💡
🔞少なめです
付き合ってる設定、猫化注意
多少口調迷子です
💡猫化『』
👻🔪 「」
その他→fm&[ ]
💡side____
今は朝の7時半。30分くらいそのままベッドでごろごろしていたが、そろそろ起きてやるか〜 くらいの気持ちでベッドから起き上がり、洗面所へ向かった。
視力が悪い且つ寝起きの俺にとっては、なんとなくの色しか見えないようなぼやけた鏡。
今日はやけに寝癖がすごいな…と思いながら自分の頭に手を置いてみれば、自身からは感じたことの無い触り心地に少し不信感を覚え、すぐに顔を洗って眼鏡をかけた。
再度鏡を見れば、髪と同色の猫耳が生えた俺。
俺は状況が分からなくなって、一先ずロウに電話をかけた。
👻🔪side____
朝聞こえてきたのはアラームや鳥のさえずりなんかじゃない、一通の着信音だった。
「…ん゛、俺寝てたんだけど、なに…?」
『ちょ、やばい、今からロウの家行っていい?』
「なんでだよ…俺ん家なんもないし、ましてやこんな朝から…」
『とりあえず家行くから…!』
「はいはい…」
朝から騒がしい奴だな…とは思ったけど、来るなら来るで多少準備はしとかないと。
朝5時とかに寝たから俺まだ眠いんだけど。
30分経ったくらいでインターホンが鳴った。
「ライ?鍵空いてるよー」
『お邪魔します…』
ライは普段じゃ中々しないだろってくらい深々とフードを被ってた。
「なんか飲む?」
『んー、ちょっとこっち向いてくんない…?』
「どしたの」
『(フードを外す)』
「…は、?え、可愛い。」
『可愛いってなんだよ…!』
「いやだって可愛いし。」
『…こんなんで家行かなくて良かったかも、』
「いいよいつでも来なよ。」(頭を撫でる)
『ん…』
俺はかなりの猫派。しかも恋人が猫になってるって、それはそれは俺得でしかない。
軽く頭を撫でると、喉からゴロゴロ鳴っているのが少し聞こえて、ちゃんと猫だと確信した。
よく自分に興味がなさそうな人に猫は寄ってくると言うが、この際ライはどうだろう。
あいつなら興味の有無は問わず全然甘えてきそうだし、俺は俺で興味ありまくりだし。
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猫耳にしっぽまで生えてたから猫好きのロウの家に来たってのも、正直一理ある。
でも何よりパニクって状況が飲み込めなかった。
それにしても、ロウ俺に興味無さすぎじゃない…?
ロウって猫大好きなんじゃなかったのか…?!
甘えるなんてどうやるか分からないし…!
いつもどうやって可愛がってもらってたっけ…
「ライ?」
『ん、あぁ、なに?』
「どうしたの?」
『え、なんで?』
「耳が立ってて外側向いてたから」
『…そんなんでわかんの…?』
「うん、なんか不安なのかと思って。」
『まぁ、不安って言ったら不安か、』
「…構って貰えなかったから?」
『やば、全部お見通しかよ』
「あぁ当たってんの?」
「猫って自分に興味無さそうな人に寄ってくるとか言うじゃん。だから来るかなって。」
猫耳あると感情全部お見通しだ…
もうこの際思いっきり甘えてやる…
『ロウ、よしよしして、』
「可愛い、いつもそんなこと言わないのに」
『いつもは可愛くない…?』
「ライはいつでも可愛い」
『…ばか』
「よわ笑」(よしよし)
『あ〜!もう好き!大好き!』(抱きつく)
「うお、どうしたの急に、笑」
俺は前振りもなく急に、ソファへ座っている彼に向かって飛びついた。
戸惑いながらも抱き返してくれて、ずっとよしよししててくれる。思わずこの快楽に味を占めてしまいそうなくらい。
「まじでどうした?」
「甘えたくなっちゃったか︎^_^」
『うっさい…』
『ロウは黙って俺だけ見てればいーの…』
「へー、本当に黙るけどいいんだな?」
『…いい、』
「冗談抜きで黙るからね」
👻🔪side____
俺はまじで黙ってやった。
ここで喋ったら…なんかプライドが許さん。
急に抱きついてきてそのままの伊波、背中をさすってやったり頭を撫でてやったりしながらも俺は何も喋らずぼーっとしてる。
1分もしないうちに伊波の頭が俺の方を向いて、思わず顔を覗き込んでみればめちゃくちゃ拗ねた顔で涙目だった。 何かのお手本のように頬を膨らまして、俺の肩に涙を零してた。
「何して欲しいか言ってみ、なんでもする。」
『…別にいい』
「どうせ構って欲しいんだろ。」
「俺猫には詳しいから分かる。」
『俺だから分かった訳じゃないんだ』
めちゃくちゃ地雷踏んだ。
恋人のことくらい分からなきゃだよな。
「…ごめん」
『は、なんでロウが泣きかけてんの、』
『うわ、抱きしめてくんな、!』
「俺が泣いてるとでも思った?」
『あ〜だるいだるい!』
『声も顔も近いんだよ…! 』
「とか言って顔真っ赤じゃん」
「そんなに俺の事が好きか︎^_^」
『あーはいそうですよ!好きだけど何か!』
「んは、俺も大好きだよ」
ライ喋らなくなっちゃった。
猫だからか、こいつめっちゃ暖かい。
まじで寝れる。
喋らないしどっか行かないし寝てやろうかな。
好評であれば続き書きます。
コメント
2件
好きすぎて暴れました、、もし宜しければ続き書いて頂きたいなー、と、🙇🏻♀️
リクエスト答えて下さってありがとうございます😭🙏 もう最高でした!! ぜひ続きお願いします🙇♀️