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『あー、初めて会った日から今日で二週間だね。』
キッド「あぁ、そうだな」
『新しい学校にも大分慣れてきたし!今日も頑張るぞー!!』
キッド「良い意気込みだな、さて、額縁を今日もシンメトリーにした事だし、早く学校に行くぞ」
『も〜、やっと終わったんだね、額縁。何時間待たせたら気が済む訳?2時間だよ?!2時間!!』
キッド「ふ、随分待たせたな、だがそのおかげで額縁が今日も素晴らしいシンメトリーになれたんだぞ!!」
『あーはいはい、パティもリズも先に行っちゃったんだから、早く行くよー』
マカ「あ!ルカ!おはよ」
『マカ!おはよー』
『ソウルも、おはよう!』
ソウル「あぁ、おはよーさん」
ブラックスター「おぉ!ちーす!ルカ!今日もこのビックな俺様を見ろ!!」
『あーはいはい、おはよーブラックスター。』
椿「おはようございます、ルカさん。」
『おはよー!椿ちゃん』
リズ「あ、やっと来たな。ルカおはよー」
パティ「おはよー!ルカちゃん!♪」
『おはよー!リズ、パティ!』
『あははっ、ソウルとブラックスター面白い!!』
ブラックスター「だろー?俺様はビックな男だから、笑いのセンスもビックなんだぜ!!」
ソウル「そりゃそーだぜ、ルカ、俺達二人が揃えば最強よ」
『ははっ、そーだね!』
キッド「………」
パティ「ねぇねぇお姉ちゃん、キッド君学校来てからずっと不機嫌だねー」
リズ「ありゃ嫉妬ってやつだよ」
パティ「んん?お姉ちゃん、嫉妬ってなぁに?」
リズ「ルカは色んなヤツと沢山楽しそうに話すだろ?だからまぁ、キッドはルカが自分以外と楽しそうに話すのは許せないって事だろ」
パティ「あぁ!じゃあ焼きもちって事だねぇ!お姉ちゃん」
リズ「まぁそういう事だ、てか知ってんなら聞くなよな〜…」
パティ「えへへへへぇ♪」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーキッド視点
…何故だ、何でルカが他の奴らと楽しそうに話しているのを見ると、こんなに胸が締め付けられるんだ…
俺の体はどうなってるんだ…何でこんなに胸が苦しいんだ…。
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キッド「ルカ、」
『ん?どうしたの?』
キッド「今日も一緒に帰らないか?」
『全然いいよ!』
キッド「あぁ、ありがとな」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー帰り道
『キッドさ、今日どうしたの?ずっと浮かない顔だったじゃん。体調悪いの?』
キッド「いや、そう言う訳じゃないんだけどな、ちょっと今日は調子が悪かったのかもしれない」
『大丈夫?何かあったらいつでも言ってね!』
キッド「あぁ、助かるよ、ありがとなルカ。」
『うん!』
私は家に帰り着くと、自分の部屋に戻った。
『…とは言ったものの、本当に大丈夫かな、キッド』
心配したのも束の間、キッドは次の日はいつも通り登校した。