午前5時04分の朝
小柄な黒色の彼女と寝癖で少し髪の跳ねた私は窓から屋根へ向かった。 朝は陽が出ていないからちょっと寒い。 そう思いながらも、隣の彼女と昨日あった事や、今日の予定について話す。 朝ごはんの話で何を食べようか迷っていると彼女が「買い出しに行きなさい」と私の左手をぽん、と叩いた。 私は渋々返事をした。
彼女と話していると時間があっという間に過ぎていく。田舎の定番、高い山から少し光が差し込んでくる。彼女にそろそろではないかと言い 2人で山の方を見つめる。
数秒後には山の上から太陽が顔を出した。畑は元気に空を見上げ、鳥は歌を歌い出し、新しい今日が始まった。 私と彼女は数分間太陽の光に癒され、お腹の時計に合わせて部屋の中へ戻る。朝の日課を終えた。
これから私たちの一日が始まる。