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魔法学校に着いてからシンくんが突如走って来た
「なぁネマぁ!聞いてくれよ!」
「俺師匠が来たじゃねぇか?」
「え?うん。」
「その師匠がさぁ、少し当たり強くてさ…」
「魔法が上手くなるのはいいけど厳しすぎるんだよ! どうしたらいいんだよ!?」
「えぇ..?そんな事言われても分からないよ…」
「頼むよ何とかしてくれっ!」
「辞めることは出来ないの?」
「いやぁ…言いずらくね…?」
「まぁ..そうだね….」
「僕の師匠に頼んでみようかな」
「えっ!?お前に師匠居んの!?」
「うん。優しいよ。」
「シールドしか使えないのに!?」
「シールドだって工夫すれば強いよ!木だって倒せたよ!」
「マジかよ」
「シンくんは何を特訓してたの?」
「俺は火魔法が得意だからぶっぱなしてただけ」
「威力がそこそこ上がったからな!」
「やべ!授業始まるから急げ!」
「それでは授業を始めます。」
「今日は魔法で対戦をしてもらう。」
「ルールはこうだ。」
ルール :
フィールド10kmの森で1年生だけの対戦する
フィールド外には行けないため場所に注意。
魔法は自由に使って良。戦闘不能、又は降参をすると、負け。相手を殺害するのは違反。
1対1ではなく生徒全員がフィールド場に散らばるため注意。
残り生徒が10人になれば授業は終了。
「以下だ。魔法を駆使して生き残るんだ。」
「ネマ、お前大丈夫か?」
「大丈夫…じゃないかも…」
(殺傷能力が高い魔法だけしか覚えてない…)
「まぁお互い頑張ろうな。」
「う..うん…」
「それでは開始だ!!」
「あ、一人になっ…」
「え?ネマ?」
「え..?シンくん..?」
「えっとーどうする?」
「先生ー!チームを組むのはありですかー?」
「ルールにないからありとしよう。」
「え?マジですか?」
「あぁ。」
(ガバガバすぎるだろ..!)
「な..ならネマと一緒に行動するか。」
「そ..そうだね…」
「チームだと防御魔法って案外相性いいしな。」
「あー…伝えるのを忘れていたが魔物も出るからな気をつけろよ 。」
「先生…忘れすぎだ…」
「あっ」
「あっ」
相手と目が合った。
やはり相手もチームを組んでいる。
「ファイヤボール!」
「ウィンドル!」
ファイヤボールが打ち消された。
いや、風と一緒に火が向かってくる!
「シールド!!」
ボォン…
「あまり迂闊に動くとダメだよ!」
「あぁ!?ならどうしろってっ!」
「まずは相手が何を使ってくるか、だよ!」
「ジース、俺はシールド野郎をやる。」
「分かった、なら俺は火だな!」
「行くぞ…テレクション!」
「うおっ!?場所が変わったぞ!?」
「おい!火!タイマンだ!」
「あ、あれ?シンくん?」
「シールド野郎、タイマンだ。」
「ネマ!?…なるほどな。場所移動魔法か。」
(ネマ一人は流石にまずいぞ…)
「早いとこ決着つけてやるよ!」
「それはこっちのセリフだな!」
「ファイヤスピア!」
「うおっと、槍みたいな火だね!」
「だけど風は火より強いんだよ!」
「トルネード!!」
「ファイヤウォール!」
ボフッ!!
「ん!?あいつどこいった!?」
「相性が合わないから逃げたか?」
「残念!逃げてなく!上だな!」
シンは空高い場所にいる。
火と風による上昇気流で上に上がったのだ。
しかし少し強すぎて飛びすぎた。
「ファ…ファイヤ…メテオォォ!!」
「トルネードォ!!」
「まずい!相殺が!出来ない!火より風の方が強いに決まって..るだろぉ!!」
ドォン!!
ジース戦闘不能、敗退します。
「おっしゃぁ!」
「早くネマの所に…どこに居るか分からねぇわ…」
「シンくんが消えた!?」
「場所移動したんだよ なっ!」
急に空高い場所に来た。
「うっ!?うわぁっ!! 」
「シールド!!イテッ.. 」
「チッダメか。」
身長からして…5~6歳ぐらい離れてる…
学年が同じでも歳が違うことがあるからとてもまずい状況…
「レジスト!」
「うぐっ!」
地面から氷山のようなものが突き出てきた。
(避けれようがない..広範囲魔法…)
(この強さでシールドは防ぎきれない…)
「レジスト!」
(このままだと一方的なだけ!)
(シールドを固く出来ないのかな…)
「ラストだ!レジスト!」
「シールド!!」
「は..?なんで…なんで俺の攻撃が防げるんだ!!おかしい!!おかしい!!」
(で..できた…シールドを圧縮して強度を固めた…けど守る範囲がたったの数cmしかない…リスクが高すぎる!)
「ありえな”ぁ”い”!!ロックレジストォ!! 」
「さらに上の魔法だ..!防げるのかな..?シールド!!」
ドォォン…
(反動がすごい…離れてるのに痺れる…)
「とっととくたばれぇ!!」
「無詠唱!?でも流石に威力は落ちるはず!」
「圧縮せずに…シールド!!」
「からの…突き上げるシールド!」
「ステルド!!」
「ぶぼっ!!」
「ぐああああああ!!」
「相手はもう混乱状態!このままで行ける!」
「ステルド!」
「かかったな。」
「…!?」
(下じゃなく横から攻撃..!?)
(避けれな…)
ズドォン!!
「ハッハッハァ!もろに喰らったなぁ!?
俺が混乱してるとでもぉ!?」
(意識が飛びそう…)
「かかったのは…そっちだ…」
「ハッ?」
「上から..!?なんだあr!?」
ズドォォォン!!
(コイツ..!コイツゥゥ!!わざと技をもろに喰らったのか!?)
(技を喰らう代わりに上に謎の物を設置して落としやがった!)
(クソッ!クソッ..た..れ….!)
ダン戦闘不能、敗退します。
「次のこと…考えてなかった…意識がっ.. 」
ネマ戦闘不能、敗退します。
その後、意識が戻った。対戦はもう終わっていたらしい。
シンくんは10人の中に入っていたらしい。
僕は学年4位の人と戦っていたらしく
観戦してた人は盛り上がってたらしい。
ちょっぴり人気者になってしまった。
イジられることも無くなりこれから、魔法学校生活が始まることが出来る。
「おーいネマー!お前すげぇな学年4位だっけ?3位?の人とほぼ互角だったらしいな! 」
「シンくんは10人の中に入ったからもっと凄いよ…」
「まぁな!」
「さっさと帰って師匠を変えてくれっ!」
「あぁ..そういえばそうだったね。」
「帰ろっか。」
「そういえばシンくん、少し前の話になるけど、なんでポイズンスネイクが居る所に居たの?」
「あぁ、それか、まぁ、な。うん。 」
「?」
「薬草採取してたんだよ。」
「薬草なんてどこにでも生えてるけど..?」
「珍しい薬草なんだよ!」
「…言いたくないならいいよ..?」
「…おん…」