この作品はいかがでしたか?
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はよ見ろ阿保さん
コンテスト作品です
青白
僕には付き合って3年の彼氏がいる
無愛想で真面目でクール。
そんな彼だけど、ぼくを振り向かせるために頑張ってくれたことは今でも微笑ましい
今では主婦と社員としてひとつ屋根の下暮らしている。
初めの頃は毎日一緒に食事をしていたけど今では別々になることが増えてきた。
会社自体ブラックでもないし残業だって少なかったのに最近は土日にも仕事があるほど忙しくなっていた。
今までそんなことなかったから浮気、キャバクラなど不安を煽るような思考が出できてしまう。そんなことを考えていると頬に雫が零れる。いや零れてくるの間違えか。そのまま意識を手放した。
目が覚めるとソファで寝たはずが自室のベットにいる。時刻は午前2時を回る前。横には仕事帰りのままの姿の彼が寝ていた。多分疲れ切っている中僕をここまで運んでくれたのだろう。
そっと君の頬に触れる。
月明かり薄暗い中また彼に1つ思う
やっぱり好きだな
頬を伝う雫に気付かぬふりをする
白「好きならちゃんと起きてこの涙拭ってよ」
小声で言っても静かな夜には大きく聞こえる
彼は目を開く様子はなかった
もう僕達はダメなんだ
気づくと顔は涙でぐしゃぐしゃで、目元は赤く染っている。そんな中ふと目に付いた、彼のポケットから見える箱。
恐る恐る手を忍ばせる
青「んぁ、って何してんの?」
白「えっあま、まろちゃん」
箱に手が触れるとまろちゃんは雷が走ったように飛び起きる
青「初兎、この箱の中身見た?」
白「ううん、見てない」
青「ああ、よかった」
小さく安堵するから察しがつく。
多分浮気相手に渡すのだろう。
もうこれで終わりか
白「まろちゃんちょっと話し良い?」
青「えっ、待って俺から先いい?」
白「まあええよ」
自分からするよりされた方がマシだろう
青「初兎、俺と結婚してください」
白「えっ…」
この瞬間時が止まった感じがした。
さっきまろちゃんのポケットから覗かせていた箱は浮気相手でもなく僕へのものだった
青「初兎大丈夫か?」
白「うん、大丈夫。もちろんよろしくお願いします」
青「はぁ良かった」
別れ話かと思っていたらほんとに真逆で涙が溢れる。今日は何回泣くんだろう
青「初兎。どうしたん?」
白「僕な、本当は別れ話されるんじゃないかと思ってたん。だって最近帰りも遅いし、土日も仕事やし、全然一緒に居られへんかったからもうだめなんやと思って」
青「ほんとにごめんな。俺がもっとちゃんとしとれば…」
まろちゃんは多分指輪のこと隠しとうしたかったんやろう。無愛想で通じない彼特有のことだ。だけどそんなことですら愛したいと思ってしまったんだ、
白「ねぇ、まろちゃん。僕寂しかったんよ、だから今からシよ?」
青「すぐトぶなよ」
こんなダメダメな僕らの物語もこれで終わり
これからは甘々な夜が始まる。
白「優しくね」
青「じゃあ煽んなよ」
__𝐹𝑖𝑛.
阿呆へ
まず仲良くしてくれてありがとう
阿呆が書く作品が神作品すぎていつも楽しみにしてる
これからも神作品よろしくお願いします
そして仲良くしてね
そして読んでくれた皆様ありがとうございます
良かったらフォロワー250人目指しているのでフォローお願いします
コメント
4件
控えめに言って最高
コンテスト参加ありがと いっつも私の作品見てくれてありがとう! 今回さむのみてめっちゃ好きだった!! 勘違いってちょっと複雑的な感じで好き!!