テラーノベル
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遠足に出かけた子ども組を見守る影が3つ…
「も”ぉぉぉ!面倒いって!!」
「仕方ないだろ。」
「あぁ…本当に大丈夫か子供達だけで…」
影の正体は今回の監視員に抜擢された、エンジン・ブロ・デルタであった。
「なんかあったら助けに入る許可もらったんだからそんなに心配すんなよ。な?デルタ」
「姐さんの見舞いに来ただけなのになんでこんなこと…」
「まぁまぁ落ち着きなさって」
ピキピキとこめかみに血管を浮かび上がらせるデルタを窘めつつブロはあのときブンドゥスが言っていたことが引っかかっていた。
【あの二人は何者だ?】
「まるでルドを餌におびき寄せてるみたいじゃないか…」
「ご自由にどーぞって書いてある罠に飛びつく馬鹿は早々いないだろ。そんな間抜けがこの世にいてたまる…あ」
デルタの視線の先にはパニッシャーをぶつけた(故意ではない)フウ青年の姿が
「いたわ。間抜け」
「ほんとだ。」
「ラム、着替えておいで」
「?」
「今日、何かあるの?ボスそんなに身なりを気にするなんて…」
「ん〜?そろそろ上品なお客がチャイムを鳴らす気がしてるんだ」
その時、掃除屋の警備をしている人器者からの悲鳴が人繋縄から響いた。
【うわあああ!!!!】
「え、何!?」
【セミュ!!セミュ!!】
「あんたがそんな叫ぶなんて警備に何か異常でも…【ききき来た!ついにヤツらが来てしまったですぅ!!】
通信をオンにしていたラムレザルの鼓膜は限界を迎えていたのは誰も知る由もなかった。
【満を持してヤツらはとうとう我らに目を付けてしまった…!!斑獣専門の我ら掃除屋とは対極の存在…”人間” を取り締まる下界の秩序の守り人!!罪人への断罪者!!!】
「(なるほどね…)」
ラムレザルはスっと目を細めザンカを連れ自室に引き返し仕事着に着替えた。
「(アルファが言った通りだったな…あいつ仕事すっぽかしてきてたみたいだが…)」
その後場所は変わり応接室
掃除屋のボス、コルバスと一応No.2として参加しているラムレザル。
そして目の前には…
「最近はえらい事天気が荒れとりましたね。なんや6年ぶりのトラッシュストームが来とったとか」
「晴れなど知らぬこの下界の空でもそう頻繁に廃棄物が舞うのは見たくないものです。だが、我々人間は対策する事しか出来ない。大いなる何かの意思であれば抗うことも許されないのですよ。」
にこやかに言うコルバスにラムレザルはこの話し合いが泥沼化しないことを願うのであった。
コメント
1件
ああ〜、この流れ、めっちゃ好きだわ。 遠足で子ども組を見守るエンジン・ブロ・デルタの絶妙な温度差がもう面白すぎる。特にデルタの「いたわ。間抜け」がバチッと決まってて草。ブンドゥスの「餌に釣られるバカはいない…あ」からのフウ君でちゃんと回収する構成、構成力高すぎる。 一方掃除屋の方は一気に空気変わったな。ラムレザルがスッと目を細めて着替えるとこ、マジで様になってるし、コルバスのにこやかな圧が怖ェ…。下界の秩序の守り人、なんかヤバい予感しかしない。続き待ってる🔥
HiMEHAL໒꒱🎀
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#おりきゃら注意