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急に何か書きたくなった
超絶短い
「好きだよ」
「あゝ」
恋人同士の甘いやり取り。私が応えたのは貴方へではない
何十年も前…同じセリフを言った彼の人と目の前にいる男が重なる。
彼の人に向ける筈だった思いを貴方に吐き出しているだけなの。
今はもう見ることのない真っ赤な瞳、光り輝く真っ白な髪、
「ん”…//❤︎”んっ」
唇と唇が重なって…透明の糸を垂らしながら離れる
目の前の貴方のことをどうでも良いなんて思ってる訳じゃないの。
ちゃんと憎んでるから…
でも私は貴方を求めて無いから。
貴方の好きにさせてあげる代わりに、
彼の人との幻想に浸ってる私を赦してね