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knmc体調不良,兄弟パロ
ご本人様とは関係ありません。
流血表現。キャラ崩壊。
長男(中三).mc
次男(中一).kg
三男(小六).fw
四男(小四).ki
knmc嫌われ
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knmc side
『 おはよ, 』
誰も居ないと分かっている,リビングに挨拶をする。返して欲しい訳じゃない。ただ,自分はこの家の子だと自分で理解したかった。ただそれだけ。
カチャカチャ
『 これ,食べてくれたんだ 』
弟達の食べた食器を洗いながら呟いた。唯一 弟達が食べてくれる料理のカレーライス。亡くなってしまった母が唯一僕にだけ教えてくれた母と僕だけの秘密。こんなちっぽけな秘密でもいいと思えた。
トコトコ
誰かが起きてきた。この時間なら隼人か,晴か。
目を向けると,
「 何見てんの,キモいんだけど ,…あとその顔,
隼人にぃと晴が来る前までに直しとけ 」
湊だった。
顔はカレーライスを食べてくれた嬉しさでにやけてしまっていたのかもしれない。しっかりするようるよう頬を叩く。降りてきてから顔を洗ったが,まだ眠気は覚めない,そのせいなのか表情筋がゆるんでいた。
『 ごめッ , 』
「 黙って, その声聞きたくない。 」
『…』
慣れてしまったことが辛い。けどこれでいい。
話してくれるだけでいい方。,声が聞こえるそれで幸せなんだ。
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晴と隼人が降りてきた。
3人とも朝ごはんはゼリー。朝ご飯も作ったけどね…あと,することは. 弁当も作った。後は洗濯,アイロン,晴の連絡の確認,掃除,買い物,夜ご飯の仕込み,ゴミ出し, 僕にでてる課題。
勉強なんて弟達と比べたら大したことでは無い。
ガチャ
扉の開く音がした。
『 行ってらっしゃい 』
急いで玄関へ行き,3人を笑顔で見送る,
嫌そうな顔をされたような気もするが,僕のしたいことをできただけで良かった。
『 夜ご飯… 』
カレーはさすがに飽きるよね,と思い冷蔵庫と相談する。じゃがいも,豚肉,人参…肉じゃがを作るか
…
ザクッザクッ
皮をむいた人参をリズム良く切っていく。
『 いたッ … 』
指から赤の雫が落ちる。そのまま続けて料理を実行しようとする。いや,もし血が入ってしまったら,食べてくれなくなるかもしれない,そう思いズボンに備え付けてある包帯を取り出す。
シュルシュル
手馴れた手つきで包帯を巻く。
そろそろ登校時間か,時計を見ながら夜ご飯の材料を冷蔵庫へ入れる。
通学バッグを手に持ち,忘れ物がないか確認しながら靴を履く。つま先を床に叩きつけコンコンと音を鳴らせる。もう弟達は学校に着いただろうかそう思いながらいつもより何故か少し重い足を動かし玄関を出た。
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「 おはようございます .ᐟ 」
『 委員長じゃないですか 』
『隼人って… .ᐣ』
「 隼人君なら,先程登校してきましたよ 」
『 ありがとうございます , それじゃあ 』
過保護気味だとは自分がよくわかっているけど心配で仕方がない。いつか消えてしまうかもの尊い命。僕が,”守らなきゃ”。
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「よぅ 剣持ぃ .ᐟ」
『モブ君 ,おはよ ニコ 』
「お前寝不足.ᐣ 顔色悪いけど .ᐣ」
『んな事ないよ,いつもどうり』
「そっかぁ ~ 」
何故か心配されながらも,授業が始まる、。
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部活も終わり,完全下校時刻が近づく。
参考書を見ながら交差点を待つ。小学生達の声が聞こえて来て我に返る。再び歩きだし家へ入る。
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『 ただいま 』
返ってこないとわかっていながら返事をする。
せめてもの代わり,みんなの母親の代わりになるために僕はみんなを守らなきゃ。
僕たちの母親は今天国に居る,僕と大喧嘩をして
家を出て行ってしまい通り魔に刺されて他界した
そのせいか兄弟達は僕を嫌っている。嫌っていてもいいから__近くに居さしてね…。
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『 ん, 美味しくできた 』
今日はいつもより格段に上手くできたと思う。
みんなに食べて欲しい。
『 出来たて,食べて欲しかったなぁ… 』
そう思いながらもタッパーに出来たての肉じゃがを詰める。
『 お風呂に入って~ 』
そう言いながら風呂場へ向かう
風呂から上がり,歯磨きをしたりして寝る準備をする。
『 後は,宿題か 』
部屋に上がり,自分の部屋にある机いっぱいに教科書やらを 広げる。数ページある範囲をノートにまとめ,宿題と今日の授業の復習,次の予習をする。
『 ふわぁ 』
あくびを合図に時計を見て,深夜12時だと確認する,
『 そろそろ寝るか 』
閉じようとする目を開き,ベットへ飛び込む。
そしてそのまま夢の中へ引き込まれた。
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kg side
ガチャという音を立て冷蔵庫を開ける。
『 肉じゃがか、 』
そこら辺にあった箸を手に取り,1口分を口に運ぶ,
『 ぅま …』
これは,店に出せるぞ,そう確信しながらも
自分で夜ご飯を作る。作ると行ってもカップラーメンぐらいの簡易的なものだ。
『 今日もダメだった. 』
『 ごめん、刀也兄さん… 』
数年前母親が他界し、父は遠い海外で過ごしている。さらに企業を立ち上げ,私達でも知るような有名な企業で,社長として過ごしている。
そんな父は刀也兄さんを恨んでいたんだろう,
激愛していた母親が亡くなったから。少し前の事だ,私に父から電話がかかって来た。その内容は,
刀也兄さんを嫌え,一切構うな,そう言われた。出来ないと言ったが,父は社長,権力が強すぎる。抗おうとしたら私まで嫌われてしまう。そう感じたんだ。
だから私は嫌いな”フリ”をしないといけない。
『 まぁ , 湊と晴はフリじゃないけど… 』
この前,刀也兄さんがストレスなどで熱を出したことがあった。看病してあげたかった。ただでさえ体が弱いんだから。もっと私に頼って下さいよ。
”いつか消えてしまう前に。”
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kid side
僕は生まれながら体が弱かった。何年も入院し、やっとの事で,普通の生活を送れている。入院生活は家族がお見舞いに来てくれていて,とても楽しかった。特に来ていたのは湊兄ちゃんと,母さん .ᐟ
とっても楽しかったの .ᐟ けど,急に母さんが来なくなって,湊兄ちゃんに聞いたら,刀也兄ちゃんと喧嘩して死んじゃったってさ、衝撃だったんだ。
じゃあ僕は刀也を兄と認めない。人殺し。そう思った。湊兄ちゃんもそう思ってると思う。だって,
母さんはとっても優しかった。怒ったところなんて見たことがない,けど,刀也が
泣かせた, 怒らせた 許さない,
僕達の母さんをよくも殺したな,
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fw side
人殺し。そう,あいつは人殺し,母さんを泣かせて怒らせて殺した。俺らの家族じゃない。父さんも出ていった。持っていたものが次々と無くなる。残っているのは晴と隼人兄さん,家 ,
もう何も奪わないで,奪う前にでていってよ。
そう思いながら冷凍食品をレンジで温める。
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俺は兄弟は大好き。隼人兄さんと晴は大好きけど、
あいつは嫌い,だって家族じゃないから。裏切り者
そう心の中で唱えるうちに,レンジが音を立てた。
『 おいしそ , 』
そう思いながらもうひとつ温めた食品を見て2階へ声を上げる。
『 晴~ .ᐟ ご飯できたぞ~ .ᐟ 』
「 は~い .ᐟ 」
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切るところを見失った…
強欲ですが…
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡100