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深澤side
💜「照まだかなぁ……」
💜「てかさむっ」
💜「もうしっかり冬だな」
俺は今飲み会に一緒に行くことになった照を待っている。
💜「照…。」
俺はこれからどうすればいいのか分からない。
照のことも忘れられないし、照にはもう好きな人が出来ている。
俺だけが進めていないんじゃないか。
こんな片想いはもう辞めたい。
だけど、離れられない。
照がもし好きな人と結婚しても俺は絶対この状態が続いていく。
もう…気持ちだけ伝えて終わろうかなぁ。
そんな勇気は俺には無いけどね。
そうこう考えているうちに照が来た。
💛「ごめん、お待たせ!!」
💜「だいじょーぶ」
💛「寒かったよね?」
💜「…まあ 笑」
💛「ヒーターつけるね」
💜「前みたいに手繋がないんだ 笑」
💛「……あはは、」
💜「…?」
え、今の微妙な反応何…?
あ、…好きな人がいるからってこと? 笑
💜「……。」
ヒーターで温まったせいか睡魔が襲ってきた。
そのまま俺は眠りについた。
💛「ふっか、着いたよ」
💜「え、寝てた!?」
💛「寝てた 笑」
💜「やべぇ…」
💛「ほら、行こ」
💛「今日はいっぱい飲んでいいからね〜」
💜「え、まじ!?」
💛「うん 笑」
💛「まあみんな疲れてるだろうしね」
💜「よっしゃ!!!」
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深澤side in飲み屋
💜「よっ!」
💙「お、来た」
🤍「いつも遅い 笑」
💜「ごめん〜」
💛「みんな揃ってんじゃん」
🩷「とっくに揃ってる!!!」
❤️「みんな飲むの我慢してたんだよ 笑」
💜「えぇ〜ごめん!」
💚「いいから、乾杯しよ!!」
💜「俺ら頼んでないし!! 笑」
💚「そうだった…」
💜「はい、俺らのきたから乾杯しよ!!」
🩷「乾杯〜〜!!!」
⛄️「乾杯!!」
🍻
🧡「なんか言葉無かったん 笑」
🩷「今すぐ飲みたかった…」
💜「はぁ…最高すぎる…」
💙「お前ペース早すぎだろ 笑」
🖤「ふっかさん酔う前に帰りたいわ」
🤍「僕も」
❤️「みんなそうだよ 笑」
💛「今日は許したからふっかやばいと思う」
💜「俺…そんなやばい…?」
🩷「やべぇよ」
🩷「バケモンだよ」
💜「おぉい!!」
30分後
💜「んぅ……」
💚「ふっか〜?」
💜「阿部ちゃあ…」
💜「らいしゅき……」
🩷「おい、あべはおれのなんだぞ…」
❤️「佐久間も少し酔ってる? 笑」
💙「ふっか今日クソ大人しくね? 笑 」
🖤「いつもよりはめっっちゃ静か…何があったんだよ」
💛「疲れてんじゃない?」
俺はこの時酔って呂律が回らなくなっていた。
いつもよりは相当大人しかったらしい。
💜「あべちゃあ……」
💚「…ふっか、佐久間に怒られる 笑」
俺は阿部ちゃんの膝に頭を置いて膝枕状態だった。(※座敷です)
それを見た佐久間は相当怒ったらしく…
🩷「っ……」
🩷「もぉ、ならおれはひかるのとこ行くからな!!」
💜「えっ……」
🩷「ひかる!!」
💛「え、なんだよこっち来んなよ無理」
すると、佐久間は照の横に座り照に抱きついた。
💛「佐久間どいて」
💜「…おい、……」
🩷「なんだよ、おれはどかねえ!!」
💜「そこはおりぇのばしょなんらよ」
💜「おりぇはあべちゃあかりゃどえたから…」
🩷「なんていってんのかぜんぜんわかんねえよ」
🧡「ふっかさん喋れてないで 笑 」
💚「佐久間ほら、おいで」
🩷「……あべちゃんがいってもいや!!」
佐久間はそう言って照を更に強く抱きしめた。
それに俺は凄く頭にきて、佐久間を照から引き剥がした。
🩷「んなっ…いてえ…」
💜「ひかる、…」
俺は照に物凄い力で抱きついた。
🧡「アツアツやな〜〜!! 笑」
🤍「え、これ大丈夫?」
💙「(ふっかそれ好きってバレないの?)」
佐久間と同じように、嫌がられるだろうと思った。
💛「…なに、そんなに俺が良かったの?笑」
💛「ふっかも俺のこと大好きじゃん 笑」
嫌がらないでそう言ってくれた。
頭を撫でながら。
俺に優しく微笑みながら。
その姿が眩しくて、王子様に見えて…
💜「…ひかる、らいすき……」
そう言ったあと、俺は…
照に口付けをした。
⛄️「 !!?!?」
💛「え、待って、ふっか、なに…?」
💜「んえ……?」
💙「おい、… 笑」
🖤「ふっかさん…!?」
俺は、今までの行動を思い返してとてつもなく恥ずかしくなった。
💜「う、あ……//」
照はもちろん、メンバーみんなも目を見開いて驚いていた。
俺はこの場にいられなくなって店を出た。
💜「……ごめん!!」
💛「ふっか!!!」
照が俺の名前を呼ぶ声が聞こえたけど、振り向きもせずに俺は走った。
とにかく走った。
💜「どうしよう、どうしよう…」
💜「もう後戻りできない、こんな形で俺の気持ちを知られたくない…」
💜「もう、やめたい…」
💛「ふっか……!!」
💜「ぇ……」
💛「ふっか足速すぎ……」
俺は照の声がしてつい足を止めてしまった。
💜「……なんで…」
💛「なんで、って」
💛「……あれ…さっきの、なに?」
💜「あ……」
💜「酔って頭おかしくなっちゃっただけだから…気にしないで」
💛「嘘」
💛「前も言ったじゃん、ふっかが嘘ついても俺わかるから」
💜「……。」
もう全部白状するしかないの?
でも…やっぱり怖い。
💛「…なんで、俺に…キスしたの?」
💜「…それは……。」
💜「その、えっと…」
💛「……。」
💛「言いづらいならまた今度で大丈夫。まだ酔いが回ってると思うし…」
💛「戻りづらいと思うから俺が家まで送るよ、歩きだけど 笑」
相変わらずこんな時でも照は優しい。
好きでもないやつからキスなんてされて嬉しいやつなんて居ない。
むしろ気持ち悪いって思うはず。
それに俺の気持ちも薄々感じてるよな…?
なのに照は俺に気を使ってくれる。
…俺は、照に何が返せてる?
いつもいつも、照に甘えてばかりだ。
もう、今日くらいは…。
💜「……酔いなんてもうとっくに覚めてる」
💜「照」
💛「ん?」
💜「俺の話…聞いてくれる?」
💛「うん。」
💜「あのさ、俺…」
💛「…うん。」
照は優しい顔をして相槌をしながら俺の話を聞いてくれた。
どんだけ優しいんだよ。
俺は涙が出そうになった。
でも、その気持ちを押し殺して続けた。
💜「照の恋愛のためって距離を置いた俺が言えることじゃないのはわかってるんだけど…」
💛「うん」
💜「俺…照が思ってるよりずっと、ずっっと前から照のことが…好きだった。もう友達として見れなくなってた。」
💜「今も、変わらず大好き。」
💜「……でも…照の答えはわかってるから、言わなくても大丈夫。」
ああ、だめだ。
最後の最後でネガティブな言葉が出てしまう。
こんなことを言いたいわけじゃないのに。
ちゃんと明るく…。
💛「……ふっか」
💜「…なに?返事なら大丈……」
💛「俺も、ふっかのことが好き」
💜「…友達としてでしょ?」
💛「ちがうよ。ふっかと同じ気持ちだよ。」
💜「嘘つき…」
💛「嘘じゃない。俺がこんな時に嘘つかないってわかってるでしょ」
そんなのわかってるよ。
でも…俺と照が同じ気持ちだったなんて信じられないんだよ。
💜「でも、好きな人いるって言ってたじゃん」
💛「それはふっかのこと。」
💛「遊園地も行ったしドラマの女優さんにもふっかのこと話してた。」
💜「俺なの…?」
💛「うん、ふっか鈍感すぎて全く気付かなかった 笑」
💜「だって…照が俺の事好きとか…ありえないことだったんだもん…。」
💛「もう、信じてくれた?」
💜「…まあ、ちょっとだけ。 笑」
💛「ちょっと?」
💛「ちょっと、かぁ……」
そう言ったあと、照は俺に長い口付けをした。
💜「ん……っ!!」
💛「は…… 笑」
💛「これで、ちゃんとわかった?」
💜「ゎ…わかったから!! ///」
💛「かわいい」
💜「言わないでいい!!」
💛「……ふっか、だいすき」
💜「俺も、大好…愛してる。」
💛「笑、俺も。愛してるよ。」
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🎂2024.5.5🎂
ふっかさん誕生日おめでとう😭💜
これまでもこれからも世界で1番大好き
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久しぶりのノベルだったんですけど…。
どうでしたかね!!
私の作品って『…』多くないですか? 笑
気のせいかな?
なんか尋常じゃないくらい多いと思うんですが…笑
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︎୨୧ 深澤sideを読んで頂きありがとうございました︎ ୨୧
コメント
4件
今まで読んだいわふかの物語の中で一番好きでした😭😭喋る言葉とかすごく自然で、読みやすかったです!
いわふか担の私には堪らなくいいストーリーでした👏👏👏👏 これからも沢山、書いて下さい♪